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コメント
8件
わー、もう、超好きです😍💓 肉体的には🖤💚だけど、精神的にはイーブンな感じで、ものすごく理想の二人でした🥹
あーーー可愛い。よき。 ちぇんじ!良かったよね。ドタバタしてて終始みんな可愛い。あの頃のテンション感のままでまた読めて嬉しい。
以前投稿した「ちぇんじ!」の番外編だと思ってお読みください。
🖤「やだぁ、あっ!ああんっ!」
キレイに洗って、準備万端のそこを舐めると、両膝を抱え、お尻丸出しの俺が、目の前でよがっている。自分の身体を抱くのは初めは抵抗があったが、だんだんといける気がして来た。阿部ちゃんのあそこは、痛いくらいに勃っている。血管のギチギチ、ミチミチといった音が聞こえて来そうなくらい。
💚「挿れていい?もう、我慢出来ない」
🖤「んっ、めめ、恥ずかしいよぉ……」
💚「ハハッ。めめ、行きまーーす」
俺はそう言うと、自分の後孔に、これでもかとローションを塗り付け、阿部ちゃんのものをあてがい、侵入しようとした。
🖤「いた、痛い…っ」
流石バージン。
流石にきつい。
開発済みの阿部ちゃんの身体とは違って、俺の後ろはそう簡単にはペニスのサイズを受け入れられないようだ。入り口で強い抵抗感を感じる。まだ先端しか入っていないのに、阿部ちゃんの目には涙が浮かんでいた。
💚「阿部ちゃん、どう?無理そ?」
🖤「んっ、んっ、もぅ、いやだぁ………」
💚「俺の顔でそんなに泣かないでよ……」
流れる涙と汗を拭い、俺は挿入を諦めて、泣き続ける自分の大きな身体をぐっと抱きしめた。
何が起きてるかと言うと。
満月の都市伝説で、阿部ちゃんとしょっぴーが入れ替わった事件から半年。
今度は俺と阿部ちゃんが入れ替わった。
朝目を覚ますと、俺が阿部ちゃんで、阿部ちゃんが俺になっていた。
濃厚に愛し合った翌朝のことだ。
目の前の出来事に俺はただただ驚いていたが、経験者の阿部ちゃんはうんざりしつつも、幾分落ち着いていた。
それからインターネットを駆使して、例の都市伝説掲示板にたどり着き、続報がないかと2人で検索をしたら、それらしい都市伝説を見つけた。
『見た目に騙されず、中身を慈しみ、再び、愛し合うことで、元に戻る』と。
満月の夜だのといった時間的な縛りがないので、ほっと胸を撫で下ろし、それならと早速始めてみたが、ご覧のありさまでなかなかうまくいかない。未経験の俺の身体は簡単には阿部ちゃんを受け入れてはくれなかった。
🖤「めめ、逆は?逆はだめなの?」
仕事へ行く時間が近づき、焦る阿部ちゃんは、真面目な顔でとんでもないことを言った。
💚「え、俺がネコってこと?」
神妙に頷く阿部ちゃんの目に迷いはない。
🖤「俺の身体なら慣れてるから…。でもよくわからないから、めめ、教えてよ」
💚「えっ、身体は慣れてても気持ちが」
言い返そうとすると、俺の身体が、容赦なく俺に向かって覆い被さって来た。
🖤「痛くしないようにするから」
真剣な眼差しに、思わず言葉が詰まる。
こうなったら、阿部ちゃんは言うことを聞かないのだ。バカみたいにクソ真面目だから、もうあと2時間で生放送というこの状況にヤることしか考えていない。鏡で見慣れた俺の目がギラついている。はっきり言ってイヤだけど、従うしかない。
💚「優しく……してネ?」
脚を開き、ローションを渡す。
阿部ちゃんは几帳面に、指示通りに、俺の後ろを解し始めた。大さじ3杯のローションを、と冗談で言ったら本気で手のひらで量を測る真剣ぶりだ。俺は覚悟を決めた。
ぬるぬるとした感触が、後ろから侵入してきた。慣れない圧迫感に、腰が揺れる。が、阿部ちゃんの言うとおり、痛みはなかった。それどころか、時折指先がある場所に触れると、恥ずかしい声が出た。
💚「あっ、ヤダ……感じちゃう」
🖤「めめ?イイの?どこ?」
ぐちゅぐちゅと遠慮なしに中を抉られ、阿部ちゃんの口元が新しいおもちゃを見つけた少年のようにほころんだ。こんな時でさえ、たとえ、俺の顔でだって、本当に可愛らしい阿部ちゃんにうっとりする。
💚「そこ……やんっ、ああっ!」
前から少し、先走りが飛んで、阿部ちゃんの腹を濡らした。阿部ちゃんは俺を抱きしめると、挿れるよ、と優しく囁いた。低い俺の声で耳元でそんなふうに言われると、蕩けそうになる。ああ、俺って良い声してんなと思った。
🖤「めめ、ナカ、気持ちいい…どんどん飲み込んでいくみたい…」
💚「あんっ…俺も…いい」
初めは遠慮がちだった阿部ちゃんの腰の動きも、中の感触に慣れてくると、物足りないように俺をかき混ぜ始めた。その度にこちらは嬌声を上げ、応えてしまう。
💚「もっと!もっと気持ちよくしてぇ……」
🖤「めめ、可愛い。もっと激しくするよ?」
キスを求められながら、舌を舐め合うのもほどほどに激しく強い律動が繰り返された。蕩けるような甘い腰の感触に夢中になり、良い所を何度も何度も抉られて、俺は叫ぶように声を上げる。それを聞きながら、今では俺の片脚を担ぐようにして、阿部ちゃんは俺の中をこれでもかと突いていた。
気持ちよくて、わけがわからなくて、俺が阿部ちゃんとか、阿部ちゃんが俺とか、わかんなくなるくらいに涎と粘液とでぐちゃぐちゃになった頃。俺の意識は暗い淵へとトんでいってしまった……。
次に気がつくと、すっかり意識を失った阿部ちゃんが、微笑みを浮かべ、目の前で眠っていた。
汗で長い前髪が頰にはりつき、可愛らしい口元からは吐息が漏れている。優しく頬を叩くと、うっすらと目を開けた。
🖤「戻ったみたいだよ」
💚「……………ホント?」
うるうると濡れた黒い瞳は、じんわりと涙が溢れ、そのまま頰へと流れた。そこには安堵とも喜びともつかぬ感情が読み取れる。俺は優しく頭を撫でた。
🖤「阿部ちゃん、すごかった」
💚「やだ。恥ずかしい…」
布団を引き寄せ、阿部ちゃんは中に隠れようとした。あまりの可愛さに布団ごと抱きしめる。
🖤「好き。大好き。流石阿部ちゃん」
💚「やめてよ…」
白い塊を揺らしながらしばらく抱いていると、もう一度、今度は俺が抱きたいなって思うけど、時間がない。
🖤「阿部ちゃん、生放送に行く時間だよ」
💚「ん……」
おずおずと布団から出てくる阿部ちゃんに口付ける。
🖤「今夜、もう一度俺に抱かせてね」
💚「もう、バカ……」
阿部ちゃんはまんざらでもなさそうに照れ笑いすると、小走りでバスルームへと向かった。
おわり。