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1945年(昭和20年)9月2日に日本が降伏文書に調印し日本軍が武装解除されると、海外・外地各地(内地である沖縄・奄美・樺太・千島を含む)からの復員が開始された。しかし満州国駐留の関東軍や樺太・千島方面の第5方面軍などに配属されていた学徒兵は、ソビエト連邦の対日参戦によるシベリア抑留を受け、復員ができずに死亡する者も出た。
また学徒兵は前述のように学歴を活かし陸軍幹部候補生や海軍予備学生などを志願し下士官以上の階級となった者が多く、日本軍が行った捕虜の虐待や処刑などの残虐行為について現場責任者として告発される例が生じた。BC級戦犯裁判で死刑が宣告され、帰還後に日本であるいは降伏した現地で命を落とす学徒兵もあった。