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若井「 ふふぅん ….. 笑 」
ソファに座ってテレビを見ていると 、 少し口角を上げ
機嫌が良さそうにして部屋に入ってきた 。
同じソファに座って 、 ちらちらと横を見る 。
……………………….ぁ 。
滉斗 、 髪の毛切った ……….、?
気づいてほしそうに ちらちらと横を見る仕草は
なんとも言えない可愛さ 。
その途端 、私の悪い 、 意地悪な脳が働き出す 。
月城「 滉斗ー 、 今日の夜ご飯何が良い ? 」
若井「 ぇ 、 夜ごはん ? あー何でもいいよ 」
月城「 えー それが一番困るやつ 笑 」
月城「 んぇ ~ 、 どーしよー 」
………
若井「 ねぇ …… 、 それより大事なことないの ? 」
月城「 え? 大事なこと ? なにそれ 」
若井「 なんか 、 変わったとこない ? おれ 、 」
月城「 えぇ 、滉斗が? 変わったと、こ …………..なくない? 」
瞬間 、 滉斗の顔がしゅん、と曇りだす 。
若井「 はあ …….. っ 」
明らかに わざと 、気づいてほしくて
大きなため息を吐く 。
若井「 ほんとに? ホントにわかんないの ? 」
月城「 ぅ 、 うん 。 …. ごめん 」
若井「 はぁ ….. もういぃ 、部屋いく 」
月城「 ぁ 、ちょ 、 待って っ !! 」
若井「 なに 」
月城「 髪 、だよね 。滉斗が変わったとこ 」
月城「 似合ってる 。 かっこいい 」
若井「 …….? 」
若井「 ~~~っ 、 なんで ….? 」
若井「 気づかなかったんじゃないの ….. 」
月城「 ううん 。 部屋入ってきたときから気づいてた 」
若井「 ……….. ふん 」
若井「 そんな 意地悪しちゃうこには お仕置きが必要だね 」
月城「 それ 、 滉斗がしたいだけでしょ 」
若井「 ふへ 、 バレた 。 」
若井「 じゃ 、 行くよ。 ついてきて」
end.
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