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コメント
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前は息をするように出てきた怒りの言葉も
貴方への憎しみも
あの子への嫉妬も
もう消え去ってしまって
一生なんて言葉は一瞬しか意味を持たなくて
もういいよ、と言った言葉は
私の中で何年も引きずられて
誰かを羨んでも
自分に返ってくるのは中身のない返信だけ
あの子と友達になりたくても
仲良くなりたくても
あと一歩のところで躓いて
明日なんて来ないでと願っていたはずなのに
いつしか明日が待ち遠しくなったのは
きっと、大切な人ができたから
日焼け止めを塗るのも
色付きリップを塗るのも
コームをポケットに入れるのも
いつも顔をつくっているのも
気遣いをするのも
優しくするのも
よく笑うようになったのも
全部あなたに見てほしいから
可愛いって思ってほしいからなのに
見ているのは私だけで
恋愛ドラマを見たって
現実とかけ離れて笑うことしかできなくて
いくら友達に相談したって
あてになる返答は返ってこない
そうだ
わたしは恋愛なんてしちゃいけない
人をたくさん傷つけて
嘘をついて
喧嘩して
許したフリをして
どうでもよさそうな顔をして
疲れるよ、物凄く
この場所で本音を言っていつも心に決める
もう少し綺麗に生きよう、と
そんなの、貴方は好きじゃないかな
だから小説をやめよう
やめよう
やめよう
やめよう
やめよう
やめよう
やめよう
もう一度新しい人生を歩んで
友達をたくさんつくって
いちばんになって
綺麗に
綺麗に生きよう
そう思っても結局、私に残るのは後悔と
嫉妬と
憎悪と
嫌悪と
怒りだけ
だからたまにはここにきて
こうやって本音を言わせて
そうすることで
わたしはもう少しだけ生きられるから。
