第1話書きます
タイトル:「沈黙の温度」
TOP→🔝 ジヨン→🐲
第1話「沈黙の温度」
雨が降る夜、ソウルの街は静かに濡れていた。
スタジオの窓際に立つジヨンは、深く息をついた。煙草に火をつけようとして、すぐやめる。
🔝「…また、吸おうとしてた。」
背後から低く、落ち着いた声がした。
振り返らなくても、誰か分かる。
🐲「タプヒョン。いつ来たの?」
🔝「いつでも。お前がこうやって独りになる時に限ってな。」
T.O.Pはゆっくりとジヨンに近づく。
彼の声は冷たくも温かい、氷の中に灯る火のようだ。
🔝「なあ、ジヨン。ちゃんと寝てるか?」
🐲「寝られるわけないよ。曲、完成しないし…夢も変にリアルで。」
🔝「夢、ってどんな?」
🐲「……お前が、俺を抱いてる。」
少しの間、沈黙が落ちた。
T.O.Pはジヨンの顎を指先で軽く持ち上げる。
🔝「夢じゃなくて、現実にしてもいい?」
🐲「……本気で言ってる?」
ジヨンの目は揺れていた。彼の中にある自信と脆さが、交互に覗く。
でも、T.O.Pの瞳はぶれない。
🔝「お前のすべてを、俺だけが見ていいなら。」
その夜、静かに降る雨の音の中で、二人は初めて心と身体を重ねた。
ジヨンの指先がT.O.Pの背中に触れたとき、その震えは恐れではなく、許しだった。
「朝焼けの中で」
カーテンの隙間から差し込む朝の光。
ジヨンは静かに目を覚まし、隣に眠るT.O.Pの横顔を見つめた。
「ヒョン、寝顔…ちょっとずるいよ。」
小さく笑いながら、彼の手にそっと触れる。
いつか壊れるかもしれないこの関係。でも、今だけは。
「愛してるって、言わなくてもいいから。こうして、傍にいて。」
T.O.Pのまぶたがわずかに動く。
目を開けた彼は、何も言わず、ジヨンを胸元に抱き寄せた。
静かな部屋に、二人の鼓動だけが響いていた。
どーですかー?😢
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テラーノベルとかでBIGBANGのbl調べたらTOPさん受けが多いけど私的にはTOPさん攻めが好きなんですよね😸💗
続き2話で書きます
じゃあね
コメント
3件
やっと、やっとTopさん攻めの作品に出会えた!! やっぱりTopさんは攻めですよね!?テラーとかほとんどの作品がTopさん受けなので、嬉しいです! もう本当に最高です! フォロー失礼します! コメント喧しくてすみません!