あ て ん し ょ ん -×-
今回のお話は2話同じ話で、2話ごとに書く内容もカプも違ってくるので、毎回あてんしょんにカプ名を表記するので、よく見て苦手な人は逃げてください!!言いましたよ!!
と、言っても全部玲王受けなんで「玲王受けばっちこい!!!むしろ大好き!!」って方は楽しんでいってください!
○玲王受け
○潔玲
○凪玲
○潔愛され
○潔玲前提の凪玲
○ 口調迷子
○ネタバレ、キャラ崩壊注意
○潔視点
○時間軸は凪玲王和解後
それでもばっちこい!って方はどうぞ↓↓↓
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「いーさぎっ!!」
「どわっ!!!蜂楽…!いきなり抱きつくなって!体勢崩すだろ?」
「ごめんごめん!つい潔に会えたのが嬉しくって!」
蜂楽は若干申し訳なさそうに照れながら、あざと可愛く見えるように軽く謝る。これは普通に見れば相当いい思いをしているに違いないと思う。
でも俺は違う。
なぜなら俺は俺に好意を持つ人の心の声が聞こえてしまうから
さっきの蜂楽がぶつかってきた時だって
(あ!潔はっけーん!!!……。ちぎりんと國神は……いないね!!じゃ!蜂楽!いっきまーす!!)
「いーさぎっ!!」
「どわっ!!!蜂楽…!いきなり抱きつくなって!体勢崩すだろ?」
(あー!!!潔超いい匂いする〜!これすっごい好き…やばい、勃ちそ〜、、、でも潔にまだ俺の気持ち悟られちゃダメなんだよね〜ちぎりんたちに抜け駆け禁止って言われちゃったからな〜)
そう。
あざとかわいいと言われる蜂楽の思考の中がこんな風に聞こえてくるため、苦笑いで返すことしか出来ないんだ…
この間だって
持久走練習時
「潔、大丈夫か?ほらこれ飲めよ」
千切はぜぇはぁと肩で息をしながら芝生の上で寝転ぶ潔に水筒を渡し、潔の様子を伺いながら自分も水分補給をする。
(蜂楽いねぇじゃん。あいつ何してんだ?今潔フリーなら俺が決めちゃってもいいんじゃね?俺の得意の速さで速攻ゴール決めてやる!!!)
「あ、ありがとな…千切」
「そんなことでお礼しなくていいって、俺たち仲間だろ?」
(あー、やっば……潔顔真っ赤にしてぜぇはぁしてんの喘ぎ声っぽくて勃ちそ… )
爽やかに笑う千切の気持ち悪いおっさん思考に俺は安定の苦笑い。
と、まぁこんな感じでなかなかになんとも大変な日々を送っている。
しかも”青い監獄”に来てからこんな感じまで全員の声が聞こえるようになってしまった。今までは聞こえなかった声に戸惑いながらも、夢であるサッカーを追い求める為にひたすら耐えて耐えて暮らしている。
「潔っ!!食堂でご飯食べに行こ!」
「おう、今日カレーだもんな!楽しみ」
毎日毎日嫌なほど聞いている蜂楽の心の声はもう、聞いていたくないくらい悲惨なことになっているので、無理矢理シャットアウトして食堂へと足を動かす。
「レオ〜、食べるの面倒臭いからあーんして〜」
「仕方ねぇな…ほら凪、あーん」
「あーん」
食堂のど真ん中でイチャイチャしていたのは、スパダリメンヘラ御曹司こと御影玲王と、甘えん坊白ゴリラこと凪誠士郎だった。
「わーっ、すごいね潔〜!!」
「は、はは…だな…」
今蜂楽の心の中は荒れに荒れまくり、
「俺も凪っちの波に乗っちゃう?」とか「潔からのあーんもいいけど、俺があーんするのも…」、「でもでもあーんしながら腰に手を回して……」
と、なんとも如何わしいことを可愛い顔しながら考えているので、俺の頭の中では蜂楽のその執念に対する恐怖しかない。 その空気に耐えきれず、蜂楽がうんうんと唸っている間にバカップルに近づいていく。
「なぁ玲王、隣いいか?」
俺はバカップルの(できる限り)マシな方である片方に声をかけると、俺の声に反応して綺麗な紫髪を揺らしながら振り返る、だが何故か驚いたような顔をされた。
「潔??どうしたんだ?お前がこっちに来るなんて珍しいな、俺は別にいいけどお前蜂楽と隣じゃなくていいのか?」
? あれ……玲王の心の声が、聞こえない…。
「あ、ああ……うん。全然大丈夫…」
「えぇ〜。俺レオと二人がいいな〜」
(クソ潔邪魔すんじゃねぇよ、レオとの久々の2人きりの時間邪魔してくるなんてこいつ何様なの?はぁ……昔こいつのこと好きだったの本当に謎…目でも腐ってたかな。いや、ワンチャン洗脳されてたかも…?ま、どっちにしろ今では潔なんて、他人の吐いたゲロ食べるのと同じくらい嫌だからな〜)
玲王に対してあんなに甘々な声でねだっていたにも関わらず、心の中では俺への暴言でいっぱいで、その甘々な声からは予想できないほど冷たい声色で心の声を漏らす。
「凪…、、悪いけど今日は潔も入れてやろうぜ?なんか困ってるみたいだし」
「え、潔困ってんの??困ってないよね?」
玲王は遠慮がちに「一緒に食べてやろうぜ」と言ってくれるにも関わらず、隣からはドス黒いオーラで「ここから離れろ 」、「お前はレオに近づくな」、「お前のせいで邪魔されたから早く消えろよ」とでも言いたげな視線が心の声と一緒にズキズキと刺さってくる。
「いやぁ……その…」
「何?はっきりしないの俺嫌いなんだけど、早くしてくれる?」
凪はもう苛立ちを隠そうともせず、潔に対する不機嫌オーラを出しまくる。
「凪……そ、その…凪の隣でいいからいっていいか?」
「……。まぁレオの隣じゃなければいいよ。すっごい嫌だけど」
凪は渋々といった様子で自身の隣に座らせてくれた。俺が凪の隣に座ったのにも関わらず凪は玲王にまた甘えようとし、玲王は俺の様子を伺っていたからちょっと困っているようだった。
「凪、ちょっと待て。あーんは少しおわずけな」
「えー、お腹すいたぁ、玲王〜。あーんしてよ」
「わかったわかった、ほらこれで食え」
凪が玲王のあーんをしてくれるのを期待していたのに反して、玲王は凪の口に何も乗っかっていないスプーンを突っ込む。
「……なにこれ。何も乗ってないんだけど」
「何言ってんだ凪、当たり前だろ?スプーンなきゃ食べれないからな!これで自分で食べられるよな?」
「……、やだ」
「やだって……じゃあ潔に食わせてもらうか?」
「なんで潔がでてくんの?潔に食べさせてもらうなんてもっとやだ」
俺もやだよ!!!なんて言えるはずもなくただ2人の様子をカレーを食べながらチラチラと見るだけだ。
「もっとやだ!?え!?なんで!?お前潔のこと好きだったじゃん!」
「は?何それ、玲王。今日はエイプリルフールじゃないよ?」
「え、いやでも…前に俺、凪に恋愛相談されて…」
「玲王大丈夫?熱でもある?医務室連れていこうか?」
いやいやなに本人を前にして暴露してんだよ!!!とも思ったが聞こえないふりで回避していく脳内の中でふと思う。
でも変だよなぁ…、俺に元好意を抱いていたヤツの心の声も聞こえるなんて……まぁ思考がわかってやりやすいからいいのか?いやでも凪に関しては聞こえたくないことも聞こえてくるんだよな。
俺の心の声が聞こえてくるのは、俺に好意を抱いてるやつ、例で言うと蜂楽とか凛は全ての思考が俺に筒抜けだけど、凪のような前までは好意を抱いていたやつは俺に対して思ったこと、感じたことの心の声だけが聞こえてくる。 だけど凪に関しては俺への当たりと玲王へのその、べっとりと甘ったるい愛の言葉が聞こえてくるため、凛とか千切なんかよりタチが悪い。
「凪、俺聞いたんだからな。2次セレクションの時、1人でご飯食べれてて移動も一人でできてたって。 」
「えー?玲王の聞き間違えじゃない?」
「そんなわけないはずだぞ?なんたって馬狼と千切が教えてくれたんだからな」
「……へー(あいつらガチ許さない、はぁ…てか絶対潔も俺の事売ってるだろ…ガチでうっっざ、なんでこうも邪魔してくるかな、本当に鬱陶しい。てか潔早く消えろよ、俺とレオの邪魔して何が楽しいんだよ、このクソ████████████████)」
凪の心の中が俺への罵詈雑言によって、俺の能力では聞き取れないほどの暴言で溢れておりゾッと背筋が凍る。一刻も早くここから立ち去って玲王に接触をしようと試みた時、玲王がニヤニヤと笑いながら俺を見つめていたことに気づいた。
「それで潔、悩みがあんだろ?聞いてやろうか?うちの凪が!」
『はぁ!?!?』
玲王がにやにやしながら俺に問うてきたものに俺は嫌々ながらも凪と声がハモる。
「いやいや、何言ってんのレオ。なんで俺が潔なんかのお悩み相談聞かなきゃいけないの?」
「なんでって、お前潔のこと気になってんだろ?俺に気にせず楽しんでこい!!」
ほーらー!と言いながら俺に凪を押し付けてくる。その凪は冷たいどくす黒いオーラを放ちながら明らかに不満をダダ漏れにする。
「お、おいちょっと待ってくれ玲王!」
「ん?なんだ潔、もしかしてお前うちの凪といるのが嫌とか言うわけねぇよな?!」
そうなんだけど違うんだよ!!!!と言いたいのをぐっとこらえて、凪の圧に潰されそうになりながらもプルプルと言葉を発していく。
「俺、お前に悩み聞いて欲しくてきたんだけど…」
「……。はぁ?それこそなんでだよ」
「いや、その……玲王にしか頼めねぇんだよ」
俺が苦し紛れに言うと玲王は凪をちらっと見たあとはぁ…とため息をついて食堂から出ていこうと足を進める。
「あっ!!ちょっ!待てよ!」
俺は急いでカレーを食べ終えレオの後について行く。そのころ白ゴリラはいつの間にか蜂楽と千切の餌食にされて追いかけられない状況だった。
「で?相談ってなんだよ。金か?どうせ金だろ?でも悪ぃな潔、金は無理だからな。お前に支援してやるほどお人好しでもねぇから」
「ちっっっげぇよ!!!!」
俺は玲王について行くと、モニタールームに2人で入った先には玲王が不機嫌そうに俺の顔を覗き込んでくる。
「じゃあなんだよ。俺にしかできねぇことってそれくらいしかねぇだろ」
「……、その。驚いて叫んだりすんなよ…?」
「? まぁ内容によるけど。できる限りは叫ばねぇようにする」
「実は……」
「はぁぁぁぁ!?!?!?!?!?」
「おい!叫ぶなって!!!!!!!!」
「で??唯一心の声が聞こえねぇ俺に、心の聞こえるヤツらの壁になって欲しいって?」
コクコクと頷くと玲王は心底嫌そうな顔をしながらべっと舌を出して「嫌だね」と言う。
「なんでだよ!!!」
「なんでもクソもねぇだろ。大体俺がそれをやったとして、なんのメリットがあって千切達に嫌われなくちゃなんねぇんだよ」
せっかく出来た友達なのになんでお前なんかのために……と、ブツブツと文句を垂れ流す玲王の言葉はグサグサと刺さっていく。確かに玲王にとってなんのメリットもない、こんな馬鹿みたいなことやりたくないに決まってる。しかもやる相手が相手だ。俺だったらヤダ
「てか絵心にそれ話して改善してもらえばよくね?」
「話したよ、話したら『あー、はいはい。大体わかったからそっちで何とかしといて。お前がたぶらかしたのが悪いんだから自分で責任とってこい。』…だとよ」
「あー……まぁ言いそうだよな。」
「なぁ?だからお願いだよ!!!」
「ヤダね」
「そこをなんとか!!!」
「はぁ……お前わかってねぇな…こういう時はなんか対価よこすもんだろ?俺がお前の願いを聞き入れるメリットのあるもんを俺によこせ。俺はお前みたいにお人好しじゃねぇんだよ」
「そ、そうだよな……(交渉に対価が必要って教えてくれただけお人好しじゃね?)」
「わかったら出てけ。お前は俺がそそるような対価はねぇんだから大人しく……」
「お前が望むもの何でもくれてやる。」
玲王が言いかけた瞬間、俺は咄嗟に意味不明なことを言ってしまった。
「だからそのなんでもってなんだよ」
「えっと……その…」
玲王ははぁ……と溜息混じりに俺の頬をぐいっとつねる。
「うぐっ」
「いいか潔世一…これは貸しだ。お前のこと八つ当たりで攻撃しちまったこともあるし、ここは俺がまけてやる。対価は《凪が惚れ込んだお前の魅了の仕方》だ」
「ありはひょ……(ありがと)あひょへ、はなひへ(あと手、離して)」
「ほらよ、離してやるよ。あ、でもまだ外出んな。誰か扉の前にいる」
「! わひゃった」
玲王はパッと手を離して扉の外にいるだれかが誰なのか探るように、慎重に俺の耳元に小声で作戦を告げる。
「いいか、手っ取り早く俺とお前が恋人って設定で周りを諦めさせるぞ。」
「マジで…、?何すんの?」
「とりあえず今日はぼけーっと過ごしてろ。なんか上の空みたいな感じでボケーッとな」
「告白されて浮かれてる感じってことか?」
「そうだ、わかったら出てけ」
俺は恋人(偽)がさっさと出てけと急かすので、ちゃっちゃと出ていこうと扉の前に行くと扉が開き、目の前には白ゴリラこと、玲王セコムの凪がいた。
「…おいクソ潔、玲王となにしてたんだよ」
「えっ…と…」
「ん?おっ!凪じゃん、どうした?カレー1人で食えたか?あ、そうだ凪。 俺と一緒に皆の活躍記録見るか?褒めてやるよ」
「……見る。」
凪がぶりっ子して玲王に丸め込まれるところを見て、ふぅ…と安堵の息を漏らすと玲王が「今のうちに早く行け」と、凪が見てないうちに口パクで俺にわかるように言う。そして俺は玲王に従いさっさとモニタールームから出ていった。
「おはよ、潔……いや、ダーリン♡」
「どわっ!!!!れ、玲王!?」
「お前の恋人『のふりをわざわざしてあげてる超絶優しくて器用な』御影玲王様だぞ〜?忘れたとは言わせねぇからな〜」
おい、小さい声で何言ってんだコノヤロウ。
てかなんでドイツ棟にいるんだよ、今朝の6時半だぞ!?
「おい、ちゃんと起きろよ。可愛い恋人がモーニングコールしに来てやったんだから」
玲王はプンプンと可愛く怒っているように見えるが実際は「何してんだ、早く目覚まして演じろカス」なんて言いそうな目をしている。
「玲王…そ、そのみんなが見てる///」
俺はようやく状況を理解して玲王にノっていく。氷織やら黒名やらが訝しげに見つめていたことに気づき咄嗟に顔を赤らめながら言うと、玲王はニヤリと悪い笑みを浮かべてノってくる。
「なんだ潔〜、恥ずかしいのか?これから俺ともっと恥ずかしいことしてくのに…♡」
「玲王。俺のこと苗字で呼ぶなって言っただろ…?俺たち将来結婚したら苗字一緒なんだから名前で呼べよ…」
俺がぷいっとぶりっ子しながらオネダリすると玲王はピキっと一瞬顔が引き攣るもすぐに切り返し、照れたように微笑む。
「仕方ねぇな……、世、一…♡」
「嗚呼、大好きだぜ玲王♡」
「俺も大好きだぜ、世一♡朝ごはん食べに行こう?あーんしてやる♡」
「マジで?やった♡」
俺は玲王の後に続きながら気まずい視線を受け流し、食堂へ向かうために部屋から出ていく。
それから暫くして部屋から離れたところで玲王が手を差し伸べてきて手を繋ぐようにアピールし、手を繋ぐと玲王が口を開く。
「おい、なんだよアレ。下の名前で呼べってイカれてんのか?」
「別にいかれてねぇよ。恋人だったら下の名前だろ?」
「そうだけど…」
「てか玲王、凪のこと好きじゃねぇの?今更で悪いんだけど」
「はぁ?なんで凪が出てくんだよ」
「いや、だってお前らただならぬ雰囲気出てたじゃん」
「? なんだそれ、よくわかんねぇけど俺達は付き合ってねぇし、ただのパートナーで友達だ」
「ならいいんだけどさ……」
食堂に入ると俺たちは真っ先に隣同士に座り、お互いに腕を絡めあって顔をこてんと頭と頭がくっつくようにして、ゼロ距離で暫くお互いを愛しそうに見つめたあと、朝食を取りに行き、席に戻るとあーんして食べさせられているという、なんとも目に痛い光景を繰り広げていた。
「世一♡美味しいか〜?」
「美味いよ、だからほら、玲王もあーん♡」
「えッ」
「ほーらー」
「『クソッ、後で覚えとけよ…』あ、あーん♡」
コイツも凪もだけど、どっちも二重人格ってくらい人格操れて逆に怖い、とビクビクしながらも玲王にあーん♡を楽しそうにしているふうに装っていると、ついに見かねた1人に続き続々と声をかけてくる。
「玲王と潔って珍しいペアだな!何であーんしてんだ?」
「ねぇ潔〜、なんで俺とあーんしてくれないのに玲王っちとしてるの〜?」
「おい紫ちょんまげ、何してんだ。さっさと食ってここから出ていけ 」
そう、3人の獣だ。
「千切に蜂楽に凛…!みんな早起きだな〜!偉いぞ〜!!」
「ねぇ玲王、話してないでアーンしてくれよ。飯が冷めちまうだろ?」
「わかった、わかった。ほらあーん♡」
「あー…」
玲王がアピールをしながら3人にマウントを取ろうとした瞬間、玲王が俺にあーんしようとしていたスプーンをがぷっと奪い取る奴が現れた。
「うん、相変わらずレオがあーんしてくれたご飯は美味しいね。」
「な、凪…」
凪の登場に今まで隠してきた動揺は、見るに堪えないほど溢れ出てくる玲王の焦る顔を見て『これ、やべーかも…』なんて上の空で考える。
「ねぇ、なんで今日俺のこと置いていったの?朝ごはんのあーんもしてくれないし…今日のレオちょっといつもと違うよ」
「な、凪……それは、その…」
玲王はもう泣きそうになりながら、凪からの視線と千切たち含めたエゴイスト共の妬みや嫉妬の視線を受けてもなお、凪に必死に説明しようと口を開こうとするも上手く開かないらしく、部分部分しか聞こえない。
「……レオ。これだけ聞いていい?」
「な、凪…?どうしたんだよ…?そんな怖い顔して…」
「ねぇ、レオ。レオはこいつと付き合ってんの?」
「っ…!?」
次回!!!- ̗̀📣
『凪玲じゃないよ!!多分?潔玲なんだって!!』をお楽しみに〜!!