絶望の底で

よし、凛ちゃん嫌われかこう‼︎

て事で書きます。苦手な人見ないでね~

オリキャラ(いじめっ子):夢界(ゆめか)、苦夢(くゆめ)出て来ます。

他のキャラがめっちゃクズになります。推しの方々ごめんなさい。

暴力、嘔吐、血、リ ス カ 表現あります。

Prologue, 嫌われている俺

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ﾄﾞｺﾞｯﾊﾞｷｯﾎﾞｺｯ。殴られる音。もう、聞き慣れた。痛い。のに、もう抵抗する気も出ない。

「お前ｯ目障りなんだよｯ‼︎」「早く消えろよｯ！」「欠陥品が‼︎」

いつになったら解放されるんだろうか。いつになったら助けてくれるんだろうか。期待すればするほど、希望を持てば持つほど、突き放された時の絶望感は大きいと分かっている。分かっているのに、、、期待、希望してしまう。

いつか、誰かが本当の事を知って助けてくれるんじゃないか、

いつか、また兄ちゃんと仲直り出来るんじゃないか、

いつか、彼奴らが居なくなってくれるんじゃないか、

いつか、普通の日常がまた戻ってくるんじゃないか、

分かってるｯ期待したって、“無駄”なんて、分かってるｯ その希望は“夢”に近いと、全部わかっている。

でも、希望を持たなきゃやっていけない。期待しなきゃやっていけない。

小さな希望を胸に持ち、誰かに小さな期待をし、俺は今日も息をする。