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あの瞬間に戻れるのだとしたら。

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あの瞬間に戻れるのだとしたら。

7 - 第7話 彼もまた、繰り返す

♥

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2022年04月22日

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『あのね、僕──』













兄さんのことが、好きなんだ。













だから、付き合って欲しい──













俺は今、実の弟に告白されている。


……といっても、俺にとっては二度目の光景だ。


今度こそ、失敗しない……


俺の気持ちに素直になれ……













「……はこたろー」


『っ………なに?』













「俺もはこたろーが好きだよ。」













自分でも分かる。


顔が真っ赤に染まっていくのを。


夕日に照らされる訳でもなく


自分が染め上げていくのを。













『っそれは……!兄弟として、でしょ…?』


「違うよ。LOVEの方で、お前が好き。」


『そんなわけない…兄さんのことだ』


『どうせ気を遣ってくれてるだけ……』


「気を遣って勘違いさせた方が辛いだろ?お互い。」


『っ…なんで…?断ってくれたら、吹っ切れたのに……』


「好きになっちゃったんだし、仕方無いじゃんw」


『っ……ぅ、にいさぁん……』


「もーw 泣かないの!綺麗な顔が台無しだよ?」


『兄さんの…そういうとこ、ほんとズルい……っ』


「んへへw さっ、帰ろ!日が暮れちゃうしね!」


『…ん。』













いつもの帰り道。


隣で歩くはこたろーが夕日に照らされて


いつもの美しい顔が、より輝いて見える。


思わず、じっと見つめてしまう。


見慣れてる筈なのにな













『…兄さん?僕の顔に何か付いてる?』


「んーん?可愛い目と鼻と口が付いてるよ」


『なっ…冗談よしなよ、w』


「だぁから冗談じゃないって!」













今のところ、とても順調だ。


他愛ない会話を交わしながら、慣れた道を進む。















『……で、さ。返事は…?』


「ん?あぁ、告白のこと?」


『オブラートに包んだのが台無しじゃんかよ…///』


「ごめんてw 俺としては…付き合いたい、かな」


『それ、ほんと……?』


「お兄ちゃんが嘘ついたことあるかい?」


『それはそれは数え切れないほど……』


「え待って泣くよ?」


『事実を述べただけです。』


「えっ……」


『…でも』


『こういう真剣な話で嘘吐かないのは』


『誰よりも間近で見てきた僕が一番知ってる。』


「もうちょい早く言って欲しかったな」


『雰囲気壊しやがって…じゃあ、改めて。こほん…』


『兄さん、僕と──』













キキーッ!













「…っ!?危ないッッ!!」













『……ぇ、?』













ドンッ













──────────────────────────













′′兄さん′′は今、宙(そら)に跳ね飛ばされた。


なんでこうなったの?


あまりに一瞬の出来事で理解が追い付かない。


はっと我に返った時には、もう遅かった。













周りから色々な音が聞こえる。


近くにいる人の叫び声


横たわった人に呼び掛ける声


誰かに電話をする声


傍観者のざわめき


救急車のサイレン


僕はただ一人、立ち尽くしていた──


目からは止まった筈の涙が、また溢れだしていた。













気が付くと、僕は病院にいた。


どうやってここまで来たのかはよく覚えていない。













キイィ……













目の前の扉が開く。


中から医者らしき人物が、真剣な顔で出てきた。


[……しるこさんの、ご家族の方でしょうか。]


突然の質問に少し驚きつつも


はい、と答えた。


[大変、申し上げにくいのですが……]


[……ご臨終です。]













「──は……?」













[死因は事故死です。激しく体を打ち付けられていました。]


[目撃者によると、トラックに跳ねられたそうですが…]


「へ…トラック、って」













まさか、僕を庇って──













「ふざけんなよ……兄さん……」













神様


こんな結末にならないように


もし、あの瞬間に戻れるのだとしたら


やり直させてくれよ……













──1回目──













──────────────────────────


どうも


作者の藍羅です。


中々に謎過ぎる展開☆


今回は珍しく


書いている時間が深夜じゃありません!


いやぁ


うん。


書くことがないので締めます←諦めんな


また次回お会いしましょう


おつあいら~

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