テラーノベル
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デレ期
✂︎——————キリトリ線—————–✂︎
❤️
💙「……んぅ、しゅんた……」
ソファの端っこ、少しだけ照明が落ちた場所で、太ちゃんが俺の服の裾を控えめに引っぱってきた。
普段なら「離れてや!」なんて笑いながら言ってくるはずの彼が、今は子犬のような潤んだ瞳で俺を見上げている。
❤️「どうしたん? 眠いん?」
💙「……ちゃう。そうやなくて……」
太ちゃんは顔を真っ赤にして、視線を泳がせている。
俺は面白くなって、あえて意地悪に
「何? 聞こえない」と耳を寄せた。
💙「あのさ、ぎゅ〜、した……い……」
蚊の鳴くような声。
でも、静かな室内には十分すぎるほど響いた。 俺は思わず吹き出してしまう。
❤️「ははっ……ええよ。おいで」
腕を広げると、太ちゃんは待ってましたと言わんばかりに、俺の胸の中に飛び込んできた。
勢い余って、ソファに二人で倒れ込むような形になる。
❤️「太ちゃん、可愛ええな」
💙「……うるさい。今だけ……」
そう言いながらも、俺の首筋に顔を埋めて、すりすりと甘えてくる。
その柔らかい髪の感触が心地よくて、俺は無意識にその頭を優しく撫でた。
💙「んふっ……落ち着くわ……」
❤️「っ///、そんな素直に言うタイプやっ
け?」
💙「知らん。今日は、舜太が足りひ
んかってん」
そんな言葉を無自覚に吐き出す太ちゃん。
細い腕が俺の腰に回され、さらに強く抱きしめられる。心臓の鼓動が重なって、どっちのものか分からなくなる。
❤️「……やっぱ、好きやわ」
抑えきれなくなった愛しさが言葉になって漏れた。 俺は彼の額に、優しくキスを落とす。
💙「……、好きだけ?」
太ちゃんが腕の中から顔を上げ、少しだけ不満そうに俺を見つめた。
そして、耳元で熱い吐息とともに囁く。
💙「おれは、愛してるで?……好きやなく
て、愛してる……♡」
❤️「っ……!!」
心臓が跳ねた。顔に血が昇るのが自分でもわかる。
普段の「いじり合い」からは想像もできないストレートな愛の告白。
❤️「それは……反則やって……っ///」
💙「ふふ、舜太、顔真っ赤やん。おれの勝
ち?」
❤️「……勝ちだよ。完敗」
その夜は、結局そのまま太ちゃんが眠りにつくまで、俺はずっと彼を離すことができなかった。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
一夜が明けた。
俺は昨夜の余韻を少しだけ引きずりながら、椅子に座っている太ちゃんに話しかけた。
❤️「なぁ太ちゃん」
💙「 何、舜太?。今スマホ見てんねんけ
ど」
冷たい。 いや、これが通常運転なのだが、昨日の「愛してる」を知っている身としては、あまりの温度差に風邪を引きそうだ。
❤️「いや、ちょっと思い出したんやけど」
💙 「何を?」
❤️「昨日、あんなに可愛かったから…。も
う一回、言ってみてや」
💙「何をさ」
俺は太ちゃんの耳元に口を寄せて、ニヤリと笑った。
❤️「『愛してる』って。昨日のみたい
に、 」
その瞬間、太ちゃんの肩がビクッと跳ねた。 スマホを持つ手が止まり、耳の先から首筋まで、一気にリンゴのような赤色に染まっていく。
💙「はぁ……っ!?!? /////」
太ちゃんは椅子をガタッと鳴らして立ち上がり、俺を指差して叫んだ。
💙「何言ってんの!? 絶対嫌や! 誰が言
うか、そんな恥ずかしいこと!! 」
❤️ 「え、昨日あんなに言っとったや ん。『舜太、愛してるで♡』って」
💙「ぁぁぁ! 言わんでいい!! 思い出さ
せんな!!」
太ちゃんは両手で耳を塞いで、顔をぶんぶんと横に振っている。
❤️「ええやん減るもんやないし。俺、録音
しておけばよかったなー」
💙「! 舜太のあほ!! 昨日の自分は偽
物や!!」
❤️「偽物って。あんなに俺にひっつい
て離れへんかったのに」 笑
💙「うるさいっ! 寄るな! 離れろ!!」
太ちゃんは真っ赤な顔のまま、逃げるように部屋の隅へ移動してしまった。
でも、その背中が少しだけ丸まっていて、恥ずかしさに耐えているのが丸分かりだ。
💙「…っ、ほんまに、昨日の俺、どうかし
てるわ……」
❤️「太ちゃんー、こっちおいでや」
💙 「無理! 今日は半径1メートル以内立
ち入 り禁止や!!」
プイッと横を向いてしまったが、鏡越しに目が合うと、すぐにまた視線を逸らして顔を隠す。
❤️「…そんなに怒らんで?。可愛かったか
ら言っただけやで」
💙 「可愛くない! バカ!バカ舜太!!」
言葉は鋭いけれど、その声はどこか上ずっていて。 昨日見せたあの甘い表情を、俺だけが知っているという独占欲が満たされていく。
❤️「まぁいいけどね。またそのうち、デレ
るの待ってるから」
💙 「一生来ぇへんわ!!」
そう叫びながら、太ちゃんはまたスマホに顔を埋めた。 でも、隠しきれていない耳がまだ赤い。
❤️(はぁ、ほんま可愛ええな)
ツンツンしている今も、溶けるように甘かった昨夜も。 どっちの太ちゃんも、結局俺には刺激が強すぎる。
❤️「太ちゃん、お菓子食べる?」
💙「…食べる。……あーん、してくれたら
許したる」
……あれ、やっぱり、まだちょっとだけ
「デレ」が残ってるみたいやな。
❤️「はいはい、あーん」
💙 「……んむ。……もっと、、」
俺たちは結局、こうやっていつも通り、付かず離れずの距離で笑い合っている。
✂︎——————キリトリ線—————–✂︎
先に投稿させて貰いました💦
りくえすとの💗💙
少々お待ちください😖
コメント
8件
ガハッ( ´ཫ` ): . ° 最高すぎて滅ぼされた、 ツンデレだいちゃん可愛すぎる、🫶 ぐ腐腐、(((殴
めちゃくちゃ見てて幸せですね!この太ちゃんほんまに可愛い💙
ハァァァ…… あれ?天国に居る、私、 あ、多分、尊過ぎて天に召されましたわ😇 まぁでも地獄じゃない事に感謝😊😇