『ふぅ…』
なんとか今日の部活も生き抜いた!もう暗いし、さっさと帰ろう。
私は荷じたくを進めて部員の皆さんにあいさつした。
『菅原さん。お疲れ様です。』
「おつかれー。今日も頑張ってたね。と、言うことで!一緒に帰りましょう!」
『え、良いんですか?疲れていますよね。』
「いいのいいのー!こんな夜道に女の子一人で歩かせちゃだめだべ!」
『ありがとうございます!菅原さんって優しいですよね。』
「……」
「西川ってさ、インスタとかやってる?」
『? 一応やってますよ。』
そう答えると急に手を引っ張られ外に出た。
「交換、しない?」
『良いんですか!します。』
「やった!」
私たちは歩きながらインスタを交換した。
「俺、結構DMしちゃうかも笑 相手してね。」
『もちろんです!』
『私家ここら辺なのでさようならです。ほんとにありがとうございました!』
「んー!いいよ!またあしたね!」
お互い手を振りあって、私たちはお別れし、家に入った。
(ほんとにいい人だなー、)
(てか明日も部活あるんかい!)
私はちょっぴり絶望しながらも部屋着に着替えてスマホを手に取った。
(! 菅原さんからDMだ!)
【今日は一緒に帰れて良かった!】
すぐ返事をする。
〖私もです。〗
〖あと私菅原さんに聞きたいことがあって、〗
わ、すぐ既読着いた。
【なになに!】
〖菅原さんってたまに語尾に「べ」がついてますよね。〗
【あー、癖みたいなもん?笑】
【変かなー?笑】
〖いや、いいなーって思って。なんかかわいいです。〗
【あらうれしー!】
【また明日も会おうね!おやすみ。】
〖はい。おやすみだべ!!〗
【笑】
【使い方違うー笑】
私はお風呂に浸かって考え事をしていた。
(今思い出した。そういや日向と影山さんどーなってんだろ。)
私の小さい頭でいっぱい考えるとのぼせちゃうから、明日菅原さんに聞くことで結論とした。
(楽しみー、)
<続く>
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!