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この作品はnmnm、捏造小説です。
苦手な方回れ右をお願いします。
大丈夫な方はどうぞ
毎日夢を見る。これは将来の夢なのか、それとも俺の前世なのか、それは全くもって分からないが何故か懐かしい。
「パパ!」と俺を呼ぶ
3人の白髪、赤髪、金髪の女の子と
3人の黄色髪、紫髪、赤髪の男の子
その後ろで優し黒い見守っている3人の男性。
身に覚えのない服装、犯罪道具に刀そして家。
ここは何処で俺は誰なのか問いたくても何故か話せない。
彼らは笑いながら俺に語りかけてくる。俺は何故か勝手に口が動いて話している。
「今日は銀行強盗をハシゴする」やら「今日は大型やるかぁ〜」なんてまるでギャングのようだ。
いや、ギャングなのかもしれない。
何度かヘッドフォンをつけた狼恋と声がそっくりな男の子と
褐色でつぼ浦と声がそっくりな男性が「ボス!」と俺に声をかけていた事があったから。
もしかしたらそうなのかもしれない。でも見ている限り犯罪をしている仲間は声が似ている人はいるが見たことはない人達だ。
偶にお面をつけたぺいんと声がそっくりな男の子は言う「俺らはゆぐどらしるだからな!!」なんて。
ギャング名なのかそれともあだ名なのか分からないけどそう言ってまたはしゃいでる。
そしていつも犯罪で警察に見つかったところで夢は覚める。
こんな夢を見始めて2週間がたとうとしていた。
今日も同じ夢なのかもしれない。どんな犯罪なのだろうか、少しだけワクワクしながら、今日はどんな犯罪をするのか見始めた時は起きれば体がだるくてしんどかったが、元ギャング志望だった俺にとっては少し楽しみになってきていた。
「らだお退勤しま〜す。おやすみなさーい」
そう無線に言えば無線の向こうからは
「おやすみぃ〜」「お疲れ〜」
と返答がくる。
それを最後まで聞き取って青井は
本性隣の花壇の中で体を丸める。
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今日は違うみたいだ。何故か幽霊視点。
そして何故か今回だけ彼らの声が聞こえない。
いつもいた体を抜け出し俺、青井は空から彼らを見つめていた。
今日は何たら大型の中でも特に派手なことをするらしい。大きな地図を開き聞こえはしないが男性達が真剣に見ながら話をしている。
みんな意気込んだように準備している
でも中には泣いている子もいた。
なんで泣いてるのか俺には分からない。
でもみんな寂しい顔でその子を慰めて、逆にもらい泣きしている子もいた。
なにかあったのか、2週間も夢として見てきたから少しだけ愛着が湧き心配になってくる。
犯罪が始まったその時世界が、いや、街が真っ暗になった。
こういう犯罪もあるんだ。なんて思いながら犯罪を上から見守る。
今日は何故か警察が来ても起きることはなかった。
犯罪は最終的には負けてしまった。
その後プリズンに送られて黄色髪の子は涙ぐんでいた。
みんなやりきったような顔で笑いあってた。
少しすると彼らは突然プリズンを抜け出して駆けて行った。
まるで全てを置いていったかのようにまるで全てを終わらせたかのように。
みんな笑ってた。泣きながら笑ってた。
それが終わりを表していることは何となく察した
今日で終わりなんだ…
そう思うと話したことも無い彼らに少しだけ胸がいっぱいになる。
そのまま彼らは基地に戻ってきていた。
そして誰か分からないが見覚えのある人が来てなにかをする…いや、写真を撮るようだ。
空が黄金色に染まって何故かドラマチックに見える
何枚も写真を撮っている。
違うパターンも撮るのだろうかいつも俺が入っていた体が服を脱いで後ろを向いた。
その時、ビリッと電撃が体に走った。
色んな言葉が、色んな風景が、色んな人が頭を巡り巡る。
頭が痛い。
でも夢からは冷めない。
「なんで…ッ、どうして…」
ふと彼らを見た。その時、真ん中に立つゴーグルをかけたあいつと、パパと呼ばれたあいつと目が合う。
「っあ…」
体が固まる。思い出した。
「あいつらはは俺のッ…家族…」
これは、
「別世界の…俺…」
頭の中に鮮明に今までの記憶が流れ込む。
あのクマは黒さん。
あの馬の仮面はシスコさん。
あのパイナップルはぐちつぼ。
あの赤い髪のヘッドフォンはローレン。
あの黄色髪のお面はぺいんと。
紫髪のお面はふわっち。
赤髪に猫のカチューシャはあかりん。白髪に猫カチューシャはといとい。
金髪にカチューシャでアンダーボスがきゅぴちゃん。
何も分からず手探りで始まったギャング。
ああ…懐かしい…目尻が熱くなる。
ああ、大好きな家族…、子供達…
意識は奥深くへと沈んでいく。
空は夜をすぎで快晴の青空。
太陽が彼らを照らし眩しい。
嗚呼、
さようなら。
大切な俺の家族達…
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顔に何かがフサァっとかかる。
葉っぱだろうか。
そう思いながら目を開ければ予想どうり仮面を外したおでこに落ち葉が落ちていた。
(ああ、夢から覚めたんだ…)
少し残念な気持ちと沈んだ感覚になった。
どこからかサイレンの音が聞こえる。
現実に戻ってきた。
戻ってきてしまった。
「……あー…仕事…」
さっきまでの家族との暖かい温もりが名残惜しくて少し仕事が嫌になる。
渋々のそっと植木から浮き上がり体を伸ばす。
「うぁー〜あッ」
そう吐き出せば体に落ちていた落ち葉がはらりと落ちてキョロキョロと周りを見回す
「あれ…?誰もいないな…」
客船やオイルリグなどの大型が起きているのか署員は全然見当たらない。
なんならサイレンの音すらしない。
大丈夫か…?と思いながら無線をつける。
「らだお出勤しました〜」
初めにそう告れば
「今船尾に1人いる!!」
「最強部屋に2人こもってるからね!!」
など客船強盗中らしい。
今は終盤あたりだろう。
邪魔してはいけない
そう思いどうしようかとぼーっとする。
その時ふと、快晴の青空が見える。
青井はニヤッと笑って立ち上がって
「まぁ、一旦タトゥーショップか。」
コメント
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大好き!!!!!!!!!!!!!!!!!!