テラーノベル
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くちゅ‥。ぢゅる‥、ちゅー‥‥‥。
「やっ、///も、ムリ‥///舐め‥ん‥でぇ」
「あっ、こら!逃げんなよ、ちゃんと座ってて!」
強い刺激に耐えられずソファから逃れようと身体をくねらせる。だが、その身体を抑え込むように、小川さんが乗り上げ‥。俺の両腕もガッシリと掴まれる。
「も‥ふっ、ええ‥って、何分‥舐め‥るん?」
「お前のココの感度が分かるまで♪」
憎たらしい程の笑顔でそう言うと、また口に含み、刺激を与える。
部屋に着いた途端、”上着脱いで“と命令され、この前の続きを強要される。
もちろん、呼ばれた理由は重々分かっていたが‥少しでも拒否をすると、決まって口にするのは”祐希さんを‥“なのだから‥もう諦めるしかない。
お仕置き‥
お仕置きさえ終われば、俺も解放される。
少しの我慢。そう思うのだが‥
「ん゛っ、やぁぁぁ゛、もぅ゛‥むり‥やめ‥」
執拗に何度も胸の敏感な部分を舐められ、涙目になりながら懇願する。
「ちゅ‥まだ始めたばっかりじゃん!お前、弱いな、ココ!そんなんじゃ本番務まらないから‥今日は徹底的に責めないと!」
俺を攻める小川さんが、容赦のない言葉を吐き出し‥また再び胸への愛撫を再開する。
口に含み音を立てて吸われたり、舌先を動かしては敏感な先を舐め回し‥おまけに時折歯を立てて噛み付かれるから、痛さと快感を同時に感じ‥
我慢していた涙が流れる。
「泣き虫だな‥藍は。‥‥‥‥てか、お前!?」
誰のせいだと思っているのか‥。不満そうに小川さんを見つめると‥何故か向こうもしかめっ面をしている。
えっ?なんで?
「ちょっ、なに?」
「なに?じゃねぇよ!お前、昨日祐希さんとヤッたろ?」
「なっ///」
大声で指摘され思わず赤面してしまう。そして、自身の身体を見渡した。跡が残ってるんやろか。しかし、見た目では身体に跡などなく、ホッと胸を撫で下ろす。
祐希さんは噛み癖がある。放っておくと、身体中に噛み跡がついてしまうから、昨日はやめて欲しいと頼んだのを思い出した。
ちゃんと守ってくれたんや‥と妙にくすぐったい気持ちになる。
「‥何思い出してるのか知らないけど、気色悪い顔すんなっ、」
俺の顔を見て、不機嫌そうに呟かれる。
「ひどっ!そんな言い方せんでも‥」
「今日、俺に会うって知ってたろ?それなのに昨日やりやがって。節操ってもんを知らんのか?お前は!」
「節操‥?」
「あ゛あ゛っ、もういい!ったく、俺はお仕置きの為に智さんとやってないって言うのに‥」
お前ときたら‥とブツブツ呟かれ、小川さんの小言は止まらない。
「そん‥なん、知らんし‥昨日だって、祐希さんから‥求められたら‥するやん!」
「‥ふーん、求められた?お前もしたかったんだろ?一緒じゃん!」
「ゔっ、‥‥‥‥」
ジロリと睨まれ、返す言葉もない。確かに、祐希さんに求められてなくてもきっと俺から誘っていただろう。
出来る日は限られているんだから。
しかし、その時1つの疑問が思い浮かぶ。
「小川‥さん、なんで分かったん?昨日‥祐希さんとしてきたって‥///」
身体には痕跡はなかったはずだ。
「あ?そんなのすぐ分かるよ。初っ端から感度良すぎだし、何より刺激するたびに腰上げてモジモジしてたじゃん?智さんも同じような行動するから‥昨日たくさん挿れられたんじゃないかなって、」
淀みなくスラスラと喋る小川さんとは正反対にその言葉を聞き、益々顔が赤くなるのを感じる。
無意識に腰を動かしてたんやろか‥そう思うと居ても立ってもいられない。恥ずい‥
「なに?顔赤くして‥。煽ってんの?」
「はっ?んなわけないやん///」
「ふふん、俺が弄ってる時めっちゃ腰動かしてたよな?気付かなかった?気持ちよさそうな顔してたし‥このまま一発ヤる?」
「‥‥小川さん、お仕置きのための練習なの忘れてるん?」
「お前はバカか?忘れるわけないだろ、笑」
「それならここでヤるんは、浮気になるやん!そうしたら、小川さんもお仕置きされんで!」
俺の言葉はもっともだと思う。いくら、恋人の智さんが了承していたとしても、俺は祐希さんに話していない。
まぁ、話す気もないが。話してしまったら、祐希さんの事だ。”俺が代わりに抱かれる“と言い出すだろう。
それだけは絶対に阻止しなきゃ。
「あのさ‥お前はいいよ?祐希さんとヤッてるし。でも俺は?お仕置きの為に我慢して何日ヤッてないと思うわけ?」
「そ‥んなん‥知らん‥」
「お前だけ感じて、終わるだけじゃん?そんで、その性欲を祐希さんで満たしてんだろ?不公平だと思わない?」
「思わん!!」
ここだけは譲れない。キッパリと言い放つ。そもそもが、このお仕置きは小川さん達の問題なのだから。
欲求不満になったとしても、そこまで協力する義務はないはず。
「へー‥そんな事言うんだ?」
俺の言葉を聞いて、突然小川さんの表情が変わる。獰猛な‥獲物を狙う瞳。
そして、
あっと思った時には遅かった。
「ひゃっ、!?!?」
急に小川さんに押し倒され、ソファに寝転んだ時‥
鎖骨辺りにピリッとした痛みを感じた。
そして、そのまま強く吸われる。
「やぁ!?、痛‥い、やめ‥」
これ以上ないぐらいに強く吸われ、思わず小川さんの頭を押し退ける。
しかし、押された形になったのに不敵に笑う顔に、一気に不安感が押し寄せる。
「‥めっちゃついたな、跡が、 」
「跡?」
「キスマだよ‥強く吸ったからなかなか消えないと思うよ?‥これで暫くは祐希さんともヤれないでしょ?フフン♪」
「はぁ!?ちょ、ちょっと、」
慌てて確認する。確かに、くっきりとついている。しかも、1つじゃない。赤い跡が幾つも。
「し‥信じられん!?なんでつけたん?小川さんのアホ!!」
「藍が協力しないからだろ?つまり、お前が悪い!」
身も蓋もない言い方。欲求不満なのを俺のせいにされても困るのに‥。
しかし、困った。こんなに跡をつけられたら、祐希さんには見せられない。どうしよう。
「藍‥困ってる?」
「‥小川さんのせいでね‥」
「まぁ、そんな不貞腐れんなって。暫く祐希さんと出来ないだけだろ?」
それが大問題なのに。そう思い睨むが‥全く気にもしていない。それどころか、ニヤニヤ笑いながら近づいてくる‥
「俺が解決してあげよっか?」
「‥えっ?」
「さっき愛撫してたから、藍すげぇ感じてたじゃん?下着も濡れて汚れてるだろ?」
「えっ///!?」
まさかと思い慌てて確認する。
やばい‥確かに、湿っている。
「なぁ?このまま帰れないし、かといって替えの下着もないから‥脱ぐだろ?洗濯してあげるから、このままヤろ?♡」
「はぁ!?!?、絶対嫌や!!」
全力で拒否する。それなのに‥
「なんで?」
「なんでって‥当たり前やん、なんでするん?」
「俺もお前も欲求不満なわけだろ?2人とも同じならヤルのが効率的じゃね?」
「いや、全然!」
「‥このまま帰ったって暫くは祐希さんとエッチ出来ないんだぜ?オレもだけど。我慢出来んの?快楽に弱い藍ちゃんが?♡」
嬉しそうな顔でおでこをツンツンと突かれ、したり顔で見つめられる。
はなからこれを狙っていたんだろうか‥。
たちが悪い。
「さぁ?どうする?藍ちゃん♡」
ジリジリと詰め寄られ、どさくさに紛れて下半身の敏感な部分を握られる。
そして、
バレてしまう。
屹立していることが‥
そんな俺に気づき、悪戯な笑みを見せる小川さん。その目には欲望の色が映し出される‥
コメント
7件
今度は小川くんが暴走モード!多分小川くんがしたいだけですよね(笑)どうする?藍くん! 次回も楽しみにしてます!
藍くんーおバカさん( TДT) そりゃ小川さんに3回もバカって言われるよぅ。 もしかして…小川さん…これは智さんのお仕置きではなく、ゆうきさんと藍くんへのお仕置きでは?
藍くん、祐希さんにお仕置される覚悟しなきゃだね?🥰