テラーノベル
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病み系…?
チクチク言葉あり
『らっだぁってすごいな!!』
「そんな事ないよ、笑」
『らっだぁって頭良いし、能力の使い方も上手いし、戦えるし、強いし…最強じゃん!w』
「はは、ありがとね…笑」
やめて…俺は弱いから…強くなんてないからさ…
『出来損ないが…』
『なんでいるの…?』
『お前は別に期待されてないよ。』
『弱虫が強者気どんなよ。』
『生まれなければ良かったのに。』
「ぁ、あぁッ……泣」
…何も出来なくてごめんなさい。弱いくせに強者気どってごめんなさい。
生まれてきてごめんなさい。
rd「ッ…!!ハァッハァッハァッ」
涙が出てくる。
rd「ッ…う″ぁ″ッ…ごめんなさぃ…」
またこの夢。何回見ただろう…
…夢じゃなくて現実なのが辛い…
またあんな事にならないようにちゃんと…ちゃんと強者を演じなきゃ。
rd「お父様…行ってまいります。」
父「…あぁ。 これ以上家系に泥を塗るなよ」
rd「ッ…はい…」
…こんな家嫌になっちゃう。
ガラガラガラ…
rd「…おはよ!、ニコッ」
「おぉ!おはよ〜」
rd「なんの話してんの?笑」
「え?wらっだぁの家系ってすげぇよなって言う話。俺もらっだぁみたいなお偉いさんのとこに生まれたかった〜!」
rd「ッへぇ〜?笑」
別に良いものじゃ無いよ。…代われるなら代わりたい…
「らっだぁのとこなんて不自由なさそうだもんなw最強と謳われた青鬼族だしなw」
「それな?wズルいわぁ〜w」
rd「はは、笑」
なってみろよ。裏を知らないくせにズルいとか言うなよ…
「てか、今日さ能力使ってなんかするらしいよ?」
rd「へぇ〜」
能力か…
「まぁらっだぁが1番だろうなw」
「そりゃそうだろwだってあの青鬼の家系だぜ?逆に1番じゃなかったららっだぁに勝ったやつチート使ってるわw」
rd「そう、だね、笑」
もうやだ〜…青鬼だからなに?俺は弱いんだよ…心も、戦いにおいても。みーんな家系の事しか見てない…本当にダルい。
「…」
rd「…?」
誰だ…?
「おーいらっだぁ?行くぞ?」
rd「えっ何処に?」
「山に行くんだって。なんも聞いてなかった?w」
rd「ちょっとボーッとしちゃってたわ、笑」
「マジかwまぁ行こうぜw」
rd「…うん、笑」
先「お前らー2人1組のチーム作れ〜」
「らっだぁ!やろうぜ!」
rd「ぁ、うん…笑」
先「らっだぁは人気すぎるからアイツとな〜」
rd「えっ…?どいつ…?」
てかなんでだよ。人気すぎるって…どうせそいつらは権力目当てなのにさぁ…
先「コイツ。」
「…」
rd「え…」
さっき目合った人だ…
先「お前らバディな。らっだぁ、コイツは金豚きょー。仲良くしてやってくれ。」
rd「…はい。」
誰!?金豚きょー…だっけ?
先「じゃ、よろしくな〜」
kyo「…お前さ、無理してるやろ。」
rd「え…?」
kyo「友達かは知らんけどいつもつるんでるやつの前でさ笑うやん?」
rd「…まぁ。」
kyo「あれ、愛想笑いやろ?」
rd「…だったらなに?」
kyo「図星か…なんもない。ただ可哀想やなって思っただけ。」
rd「…早く行くよ。」
kyo「ん」
ルールは簡単!山の中に2人1組のチームが入って中の魔物を倒す。
魔物を倒したら右耳を切り取り、最終の耳の数で勝敗が決まる。
あとどんな魔物の耳かにも点が変わります。
耳の奪い合いは無し。
笛が鳴ったら終わり。
スタート!!
kyo「足引っ張んなよ」
rd「…そっちこそ。」
rd「ッ…ハァ、ハァッ…」
kyo「へこたれんなやッ」
rd「へこたれてないッッ」
今この山のボスと言っても過言では無い魔物、ドラゴンと戦っている
kyo「お前はそんなもんなんかッ!青鬼の家系やろッ!! 」
rd「ッ!うるさいッッ『青鬼』ッッ」
グワッと沢山の青鬼が出てくる
kyo「はッ!?」
rd「ッどけ。」
kyo「ッ…」
rd「〈 喰らえ 〉」
その言葉を合図に青鬼がドラゴンに喰らいつく。
「グワァァァッッ!!!」
暴れるせいで中々食べきれない
rd「ッ〈 捕えろ 〉」
ドラゴンを食べていたが途中でやめ、ドラゴンを捕獲する体制をとる。
ドラゴンが体制を整えようとした瞬間に青鬼は地面にめり込むようにドラゴンを叩きつける。
rd「ッハァッハァッ(汗」
kyo「おま、」
rd「ッ!《 喰らい尽くせ 》!!」
青鬼はさっきの攻撃で弱ったドラゴンにかぶりつく。
そして、口を大きく開け、丸呑みする。
rd「ッ…」
kyo「ッ大丈夫か?」
rd「フーッ、フーッ」
頭から角が生えてくる
kyo「は…?」
rd「きょーさッ、逃げてッ…」
『出来損ない』
rd「ッ⁉︎ぁッ…泣」
kyo「らっだぁッ…!?」
rd「ッ…」
なんだっけ…これ……あぁ、能力の暴走…
ごめんね、きょーさん…
目の前が真っ暗になる
kyo side
rd「ッ…」
kyo「おい…?」
いきなり黙るから、ちょっと心配になって声をかける。ホントにちょっっとだけな?
なんか頭から生えてるし…泣いとったし…
rd「…」
kyo「らっだぁ…?」
rd「…ニヤッ」
…続き書いてくれたら嬉しいナ!!
思いつかないのよ…
これからもこんなんが増えてくかもしれないからよろしくね…
コメント
6件
え、続きを書けだと????????????どうなってもいいんだな、本当に????じゃあ書きたいから書くで????良いんだな????後悔すんのはなりっちだからな????短編集の方でいつかあげとくわじゃあ。
え、めっちゃ神作品ですね?!?! つ、続きが気になる…読みたい…書きたい… でも多分私の語彙力だとこの作品に泥を塗ることになりそうなので誰か…書いて…w いなりずしさんの作品とっても好きなので、いつも楽しみに読ませてもらってます! これからも頑張ってください〜応援してます!!!