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推しの隣で、裸のまま。

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推しの隣で、裸のまま。

8 - 第8話 「“貴方を知ってる”その感覚が嘘じゃない気がした」

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2025年08月09日

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その夜、ひとりベッドに戻った私は、窓の外をぼんやり見つめていた。街の灯りは遠くて、なのに心の中はざわざわと近くで何かがうごめいている。


あの手を握った感触。

あれはただの“初めてのドキドキ”なんかじゃなかった。

もっとずっと、深いところに触れた気がする。

「……本当に、どこかで誠也くんに会ったこと、あるんかな。」

声に出してみると、胸の奥が小さく反応した。

その反応が、また苦しくて、愛しくて。


思い切ってスマホを手に取る。

メッセージアプリを開くと、誠也くんからの通知が届いていた。

『さっきまで隣におったのに、もう声聞きたなってる。こんなん初めてや。』

ふっと笑みがこぼれる。

それなのに、なぜか涙がにじんだ。

「私も。……会いたいって、もう思ってる」

そう打ち込んで送信する。

すぐに返ってきた返信には、いつもの誠也くんの関西弁があって安心した。


『次は明日な。あんたと会わんと1日終わらへん気がする。』

読みながら、また胸がきゅっとなる。

この感情が“恋”なのか、それ以上なのか……自分でもわからない。

けれど、確かにひとつだけ思うのは。

私はこの人を、知ってる。

過去のどこかで、ちゃんと。

この気持ちだけは、嘘じゃない。

推しの隣で、裸のまま。

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