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『二章 勇ましき愚者共のファイターズ』
【裁判再開】
秘「………少し、聞きたいことがあるんだ。勝吾」
猪「俺?」
秘「21時に食堂で由鶴と会ったのか?」
猪「あぁ、だよな?由鶴」
天「そうだな、大体21時ぐらいに」
秘「その時フォークを持てないほどに手を痛めてたんだよな?」
猪「夜遅くまでホワイトボードを書いてたせいでな」
秘「…あまり信じたくないんだが………その怪我、美麗と戦った跡じゃないか?」
猪「……は?なんでだよ…」
秘「ホワイトボードを書き続けただけで、軽いフォークを持てないほど手が痛くなるか?」
荒「確かに!」
羽「…おかしいよね」
猪「そりゃあ……だって……」
秘「それと……もう一つ気になっていたことがあるんだ」
秘「現場に残された希望の字…間違ったんだ」
猪「…!」
秘「………俺と瑞稀が初めて勝吾のホワイトボードを見に行った時、勝吾は希望の字を間違っていたな」
猪「……………」
兎「…本当に、猪爪さんが犯人なんですか?」
音「まぁ、この調子じゃね。あーあ…もっと面白くなると思ってたのに」
猫「そうと決まったならさっさと投票するでござる!」
猪「ま、待てよ!なんで…!」
飯「…」
猪「俺は美麗を殺してない!本当なんだ!」
蛇「ですがここまで証拠は集まってますし」
羽「…申し訳ないけど」
猪「なんで…なんでこんなことに…」
音「じゃあレッツゴー投票タイム」
モノクマ「はいはーい、では投票タイムスタート!」
【投票終了】
モノクマ「猪爪勝吾さんに10票で、裁判終了!」
【裁判閉廷】