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『二章 勇ましき愚者共のファイターズ』
【裁判終了】
モノクマ「大正解!紅葉美麗さんを殺したのは、猪爪勝吾さんでした!」
裁判は終わった…勝吾が犯人ということで
秘「…」
愛「…」
瑛美は勢いよく勝吾に近づくと、胸ぐらを掴んだ
愛「なんで紅葉を殺したの…!?」
猪「…」
愛「なんで…」
猪「美麗は…俺の動機ビデオを持ってたんだ。…それについて俺を呼び出した」
猪「アイツは俺にお説教をするために呼び出したんだ」
猪「剣の勝負で私が勝ったらズルをやめないさいって…」
音「ズル?」
猪「俺の動機ビデオの内容は…それについてだ。」
猪「ズルをして試合を勝ち進んできたこと、超高校級の才能も…ズルをして得たこと…」
羽「そんな…」
猪「剣の勝負で俺は負けた。だけどそれが嫌で……美麗が背中を見せた瞬間…剣で殺した」
愛「そんな馬鹿げた理由で…!」
猪「俺にとっては馬鹿げた理由じゃないんだ!」
猪「もしズルしてたことを美麗が誰かに言えば…今までの努力が無駄になる!」
猪「…友達を…再起不能にまでしたのに…」
愛「…」
蛇「……」
誰も何も言えない。
俺も…何も言えなかった
モノクマ「そろそろオシオキ始めちゃっていい?オシオキしたくてたまんなくてさ…」
猪「…あぁ、始めてくれ」
モノクマ「よしきた!レッツラオシオキターイム!」
愛「あんたのこと…死んでも許さないから…」
猪「……そんなのわかってる…」
猪「…まだ、生きたかったな」
【ホントウノバスケットボール。】
バスケットボールの試合。
猪爪勝吾の前に50体のモノクマ軍団が立ちはだかる
ボールをゴールに入れようとするが、モノクマ軍団に邪魔をされる
殴られ、刺され………それを繰り返し行われる
そして試合終了のゴングが鳴り、モノクマ軍団は去っていく
バスケットコートには血溜まりの中に倒れる猪爪勝吾がいた
【オシオキ後】
秘「……」
猫「よし!クロが死んだでござるな!すぐさま帰ろう!」
羽「ちょっと!…なんでそんなこと」
音「まぁまぁそこら辺にして…俺も早く帰りたいな」
天「本当に勝手だな」
音「そう?」
荒「ハナビ…」
秘「あぁ、瑞稀」
荒「…コロシアイバスターズ、俺たちだけになっちゃったな」
秘「…だな」
俺は呆然と上を眺めた
【残り 10人】