TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

でも肝心の、そういう事を聞くタイミングが来ない。


あの時キスしたのを最後に、阿部ちゃんはまた元の距離感に戻ってしまった。

そりゃ俺がまだ嫌だと思ってるんだろうから、言わない俺が悪い。いや悪いとかないけど。


何度も言うけど、あの時の変なアドレナリンのおかげで自分からキスしていいよなんて言えた。

普段はとても無理だ。


誰か食事の席とかでそういう話題に持ってってくれないかなとか考えて、こういう時にまで誰かの手を借りないといけないのかと悲しくなる。


人間、なかなか変われないもんだ。


💙「はぁ…」

❤️「来たよ翔太」

💙「天才かよ」


呼んでないのに涼太が来た。


💙「阿部ちゃんとしたい」

❤️「さては本人に聞けないんだ」

💙「よくおわかりで」


どうしよーーーと寝転がる俺にコンビニの新作クッキーの袋をひらひらさせ、起き上がったところへ手渡してくれた。


❤️「それあげる。今度みんな呼んでホームパーティーでもしようか、翔太は人に頼っていいんだよ」

💙「それが情けないわ。でも助かる」


涼太からもらったクッキーを食べていたら、早速グループメールにホームパーティーのお誘いが来た。

💚💙 脱プラトニックラブ

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

262

コメント

15

ユーザー

どうしよーーーーに、なんかものすごい可愛さのポテンシャル💙あった最高。 約束のめめあべだけど、短編集に入れ込んでもいいかな?

ユーザー

え? らんこーのやつですか?←タヒね

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚