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常に人に嫌われないようにしてきた。常に目立たないように傍観者で有り続けた。なのに…全てが突然、訳も分からずに狂った。
「もう嫌だ…疲れた…誰か…私を殺して…」
かすれた風の音にでもかき消されそうなほどの消えそうな声だった。
頭を抱え、毛布にくるまる。
「やばすぎw」
「でてこいよ!!w」
怖い、怖い、苦しい、痛い、もう嫌だ。
カーテンの隙間から少しだけ差す光が痛い。
『僕が…助けてあげようか?』
「ぇ……?」
私は恐る恐る毛布から顔を少しだけ出した。
部屋の中には私意外誰もいない。
「だ、誰…!」
『おいで。』
私は声のする方へ手を伸ばした。
声は私の部屋のドアからした。
私は恐る恐るドアノブをひねった。
「どこ…ここ……」
その先は私が知っている廊下じゃなかった。そこは色々なものが散らばっている、場所だった。
『いらっしゃい。ここはねぇ…そうだね…君が望んだ場所だよ。』
「私が望んだ場所……」
物があるのにじゃまにならない。居心地がいい。
「なんでもある場所……。」
『地面はない。だからそのへんの椅子とか机とかソファアにでもいるといい。動けはするでしょ?歩けないだけで。』
謎の声はそのままどこかへ行ってしまった。
『揃ってない。』
そう言って。
私は帰る方法もわからないからとりあえず散策した。
その途中で見つけた本を読んでいた。
内容はこうだ。
ある少女は本当の自分を隠して生きてきた。しかし、それに耐えられなくなり、生きることを諦めようとした。
その少女に謎の声が語りかけてきた。
『君を助けてあげる。』
少女は知らないところにいた。
謎の声の正体はわからずにいた。
『揃ってからね。』
そういい、声は消えた。
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END
話はこれで終わりだった。はじめ以外は読めなかった。
『いらっしゃい。』
「ここは!?」
『そこの子に聞くといいよ。』
突然男の子が現れてその男の子は私を見た。
「君は?」
「あ……私は…………わからない。」
「え_______?」