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「だから!キスしたらダメって何回も言いましたよね!?」と言いながらキスされたおでこを拭く

「ゆずは嫌がっているが、別にキスされて減るものでもあるのか?」

「大ありです!!びっくりするして、寿命が減ります!!」

「だが、俺はゆずとキスしたい」

「わがままです!」と言ってぷいっと顔を右に向けた

「何がそんなに嫌なんだ?」

「嫌なもんは嫌なの!」

「残念だ…プリンでも買ってあげようかと思っていたのに…」

ぷ、プリン!?でも、共同のキッチンには大量にプリンが余っててみんな迷惑してるし…貧乏Ω寮の人たちには、最近影で言われ始めているあだ名プリンだし…もちろんお金持ちΩは、一条様に張り付くクソΩ

太っちゃうし、これでプリンで釣られるのは辞める!

「今日からダイエットするって決めたんです!!そ、それに!プリンで釣られる男じゃないんで!」

「ふーん、ダイエットか…せっかくお土産持ってきてやったのに」と言ってビニール袋を渡された

「なんですか?これ」

「見ればわかるさ」と言われてビニール袋を開けると野菜が入っていた

これって僕の家で作っている野菜ばかり…

まさか!

「こ、これってまさか僕の家の野菜?」

「あぁ、正解」

「な、なんで僕の家に!」

「なんで僕の家にって、挨拶してきたんだよ、俺は外堀から埋めていくタイプなんだよ」と言ってきた

「僕の家になにかしたんですか!」

「別に、挨拶しただけだ。そしたらゆずにってこれを渡されたんだよ、あぁ、それとゆずは手料理が上手だから作ってもらえって言ってたぞ」

忙しい両親に変わって料理とかしてたし、好きだけど…一条様に手料理を振る舞うって、絶対に嫌だ!

「例え家族がそう言ったって僕は振る舞いません!」と言うと「じゃあ、これ没収」と言ってビニール袋を取られてしまった

僕の家の野菜は美味しいし、めちゃくちゃ食べたい!

「没収は、違うと思います!僕のために野菜くれたんだし!」

「いいや、俺のためだ」と言って、ポケットから紙を取り出して、僕に見せつけた

紙には、ゆずちゃんへ、蓮様に手料理振舞ってね♡2人分入ってるけど、蓮様のための野菜だからゆずちゃんが手料理振る舞わないんだったら食べちゃダメだよ♡ゆずちゃん、蓮様が守ってくれるみたいだからしっかり学んできなさい

母より

と書かれていた

母をここまで落としたのすごいな…確かに母は面食いだけども…メロメロにしちゃうのはすごいな

「んで、ゆずが俺に手料理を食べさすのか?手料理食べさせないのか?もちろん、ゆずだって自分の料理を食べていいんだぞ」

「・・・わ、分かりましたよ…」

天秤をかけた結果料理の方が大切ってことになった

全寮制の学園に行ったら運命の番に溺愛された話♡【一次創作】

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