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新月の夜、全員が青い着物に着替え家に集まる。
基本は3部屋、L字に配置されているのが望ましく、百物語の最中は蝋燭を吹き消しに行く以外身動きしてはならない。
3部屋の明かりを消した後、1番奥の部屋だけ100個分の蝋燭を灯し、文机の上に鏡を置く。
蝋燭を灯した部屋から1番遠い部屋に移動し、順番に怪談を語る。
話し終えた人から蝋燭のある部屋へ行き、蝋燭を吹き消し、文机の鏡に自分の顔を映す。
上記の作業をこなし復帰するまでの間に次の人が話し出しても、規則上問題視されない。
99話まで語り終えたら何もせず、じっと夜明けを待つ。
朝日が上るのを待ち最後の蝋燭を吹き消し終了。
ただし、
必ず99話で止めること
最期の蝋燭は朝まで絶対吹き消さないこと
風のない場所で行うこと
途中でやめないこと
朝までに終えること
以上が百物語の規則。破れば怪異が起こる。
「それじゃあ、始めるよ」