この小説は一切ご本人様に関係ありません。
科学
zm×em
⚠壁尻⚠
わんく
e「ぇ、…え~~…っと…??」
困惑しながらも、必死に今の状況を自分なりに整理しようと脳を活性化させる。現状況は見渡す限り辺り一面は真っ白で、どういう原理か分からないが一つの壁に私の腰が挟まれている…。いや、は?意味分かんないんですけど、何なんですかこの状況!?
e「何ですかこの壁ッ…!!何で抜けないんですかこれ゙…ッッ!!!」
一つの壁に挟まれ上半身と下半身が分離されて…、しかも全然抜けない…。何なんですか私が何したって言うんですか!?力一杯踏ん張ってんのに何で抜けないんですかッ!?本当どういう原理で出来てるんですかこれ゙ッ!!
e「ッてかそもそもココ何処です?!何の仕打ちですかッ!??辺り一面真っ白だし…ッ!!」
感情のままに声を荒げ、何度も周囲を確認する。だがそんな事を繰り返していても状況は変わらず、上半身だけが身を出しており下半身は壁の向こう側にあるようだった。私は一か八かに賭け、壁の向こう側に声を掛ける。
e「あのッ、ちょッと!?壁の向こう側に誰か居ませんかッ!??」
z「…教授?お前…教授なんか!?」
e「っあ、ゾム!?居るんですかッ!??」
聞き覚えのある声に安堵し、軽い溜息を吐く。どうやら彼は壁の向こう側に居るらしい、一か八かに賭けて大正解だった。だが安堵している場合ではない、向こう側に居る彼に私の腰を掴んでそっちから引っ張り出して欲しいと懇願した。すると彼は動揺しながらも私の指示通りに動いてくれた。
z「ひ…引っ張るぞ?」
e「ん…どうぞ…、」
z「…よ゙ッ、…!」
e「ッ、ぃ゙だだだだッッ!??ちょ゙ッ、ストップストップッ!!」
彼が強く引っ張れば引っ張る程腰に鋭い痛みが走る。私の濁声に近い声と共に引っ張る力を弱めた。どうやらガッチリ壁に挟まれているようだ。…じゃあどう脱出すれば良いのでは?たとえ抜けたとしても扉は?監禁だとしてもこの状況にさせる意味が分からない…。
e「ぃ゙ッ…た…、、ぅ゙う…。」
z「平気か?教授、…生きてるか?」
e「生きてますよ゙ッ!!何で抜けないんですかもぅ゙~~…」
z「…駄目やな、ガッチリハマッとる。」
グッ…グッッ…
彼は何度か力を加えて引っ張ろうとするも、結果は変わらないのか彼は腰から手を離してしまった。一面真っ白な部屋を観察すれば、食料も扉も机も…何もない。まるで隔離でもされているような気分だった。
z「扉も何もねぇ…これじゃあ手の施しようが…、」
e「そちらも何も無いんですかッ!?嘘でしょう?!」
z「何の意味があってこんな嘘吐かないとならねぇんだよ…、お前の方も何も無いんか!?」
e「えぇ…何も無いですね…、見渡す限り真っ白な部屋なだけです…。」
そう発言すれば壁越しに沈黙が走る。絶望に近い状況にどうしたものかと頭を抱えていれば、カラン…とガラス製の物が落ちる音がする。不審に思い音がした方に顔を向ければ、丁度人差し指と親指の間に収まる程の小瓶が転がっていた。
z「、ア…?ンだこれ…。」
e「…もしかして、小瓶転がってます?ゾム」
z「おう…いつの間にあったんだコレ…。」
e「奇遇ですね…私も落ちてます…。」
どうやら彼の方にも小瓶が落ちていたらしい、私達はその小瓶に手を伸ばした。
おわり。
壁尻むずい…、この先は想像とかで楽しんで下さい…。
では、次の投稿でお会いしましょう。
コメント
9件
うびゃあああああああああさいこうすぎる〜🫶🫶🫶🫶🫶🫶 科.学四.流のemさんがzmさんのこと呼び捨てにしてるの最高すぎる〜〜🫶🫶🫶
うあーーー………好き………!!!! 科学四流に年中飢えているので供給ありがとうございます!!!!
壁尻最高ԅ( ¯ิ∀ ¯ิԅ)グヘヘヘ