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山口が虐められるお話

山口が虐められるお話

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1

第1話  嫌な予感がする

♥

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2022年02月11日

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皆さんこんちには!

このストーリーでは、

山口がクラスメイトの一部の人に虐められます


・暴力表現あり ・自傷行為あり

・山口が後からキャラ崩壊します


無理な方はリターンして下さい🙇🏻‍♀️

それではどうぞ

 




ファイナルセット 21-19 

セットカウント 3-2


烏野高校  

春の高校バレー全国大会 出場


最初は夢だと思った

最後あのラリーは一瞬で何が起きたか分からなかった


たった1校の春高への出場をかけて

皆で戦った


自分も勝利に貢献出来たと思っていた





あの日から学校では大騒ぎだった

烏野があの『白鳥沢』に勝利し春高へ出場する事が決まったことに


自分はクラスメイトに『男子バレー部優勝したんでしょ!?』と言ってきたのでそれはもう嬉しかった。隣に居たツッキーも『うるさい。』と言いながらも嬉しそうだ。そりゃあ、あの白鳥沢に勝ったんだから。その時、奥のほうの席から

『何勝ち誇ったような顔してんだよ』

『何もしてねーくせに』

『あー、まじムカつく』

と言う言葉が聞こえた。ツッキーは『別に気にしなくて良いデショ』と言ってくれたんだけど、完全無視って訳には出来なかった


その日から毎日色々な事を言われた

『調子のんな』とか、『月島が居ないと何も出来ねぇくせに』とかって自分はすぐに終わると思って聞き過ごしていたんだけど中々終わらなくて流石の僕も気分は下がっていく

そしたらツッキーは『こっち来て。』って言うと、日向たちのクラスに向かった。自分への心遣いかな?でも、大丈夫。気持ちだけ受け取っておくね

『ツッキー気にしないで』そしたらツッキーは『ホントに?』と言ってきた

『うん。大丈夫!』この後、ちゃんと頼っていたらなって後悔する事になる






あれから1週間ぐらい経って週明け初日の登校でただ事では無いことに気づく


『おはよ。』

そう言っていつも通りの教室に入る

すると目の前にはクラスメイトの女子が泣いていた。その女子をA子と呼ぼう

A子は学校内で美人と有名だった

自分もA子とは話すぐらいの仲でそれ以上の仲ではなかった


『山口君ヒドイ…』


『え?僕何かしたのかな?』

僕は必死に頭をフル回転させて心当たりを考えた


するとA子が

『最近わたしに着いてくるのは山口君なの?』


『へっ?』

僕の声?と思う程の変な声が出てしまった。そりゃぁ、『ストーカーしてる』と言われたらびっくりするに決まってるじゃないか


『いやいや、僕やってないよ?』

慌てて自分の潔白を証明しようとするが、あまりの衝撃で頭がよく回らない


『だって私の写真と、山口君が写ってる写真があるんだもん』


『へ?』また変な声が出てしまった

『写真見せて?』と言って写真を見た

そしたら自分が写っている写真が確かにあったのだ。え、でもこれ結構前の写真だよなと思っている時 ガラッ。 とドアの開く音がした


『山口。何してるの?』


ツッキーだ。ぶっちゃけ最悪のタイミングだ。


『ねぇ。聞いてる?』と目から圧をかけられ僕がA子のストーカーをしていると疑われていることを伝えた。するとツッキーは『写真見せて。』と言ったので写真を見せた。そして僕が写っている写真を見つけると少し呆れたような顔をした後『ねぇ、キミ達。山口が写って居るだけでそれがA子の後を付けていたとは限らないデショ。それにこの写真の山口どう見ても服装がおかしいよね。』と言った。確かに、と思った

写真に写っている僕の服装は薄い長袖だった。今は雪が降る真冬。A子もここ2、3日被害にあっていると言ったので、明らかに季節外れな服装だと言うことが分かった。その後僕の潔白は証明されてA子からも『本当にごめんなさい。毎日怖くてどうにかしてた』と泣きながら話してくるので 可哀想だな。と思いながら『大丈夫。気にしてないよ』と言った。『じゃあ、A子をストーカーしてる奴は誰なんだ?』とクラス内でざわついたが、担任の先生が来たことで話題は終了。A子のストーカーもそれっきりらしい。


その時、後ろから『チッ』と舌打ちされたが、僕の耳には届かなかった



ーーーーーーーーーーーーーーーーー

放課後、僕のスマホにLINEの通知音が聞こえた。 部活が休みになった事かな?と思いながらLINEを開くと



今日、6時半倉庫に来い。



とあった。誰が送ったのか分からないけど、多分同級生だろう。部活もその時間には終わってるし、急な用事かもしれないから行くか。




部活も終わり、片付けをしている時にツッキーが『今日も帰れる?』と言ってきた。小学生からの付き合いだし、家の方向も同じなのでだいたい一緒に帰ってる。(普通に友達として)


『ごめん。今日は無理そうなんだ。この後用事があって。』ツッキーは『あっそ』と言って先に帰った



そして、約束の6時半僕は急いで着替えて倉庫に向かった。ここら辺は電気がついてなくて暗かったが、複数人の人影が見えた。あ、こっちを向いた。と思うと



『『『『よぉ。待ってたぞ』』』』



声でやっと誰か理解ができたが、僕は嫌な予感しかしなかった。予感だけど、大抵、嫌な予感程当たるんだよね





続き♡200

よろしくお願いします🙏💦



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