TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する


「天馬……好きなの」


どうしようもないくらいに彼への気もちが高ぶってくる。


「そう…」


だけど、天馬はグラスを手にカクテルを飲んでいて、気のない一言を返すだけで……。


「好きなのに……」


またもてあそばれてるんだと思うと、目尻にじわりと涙が浮かんだ。


「もう…なんで泣いてるの?」


不機嫌そうに言いながら、滲んだ私の涙をそっと優しく指で拭う。


「さっき、愛してるって言ったばっかりなのに…。まだ、言い足りないの…?」


どうしてこんなにも、彼に翻弄されちゃってるんだろうと……。それでも愛おしさはつのるだけで、ただ切なくて、溜まっていた涙が頬をつたい落ちる。


と──、


「しょうがないな…」


甘ったるい囁きとともに、つたった涙の跡に唇がふっ…と寄せられた。


びっくりして、キスされた頬に手をあてがうと、


「……すねてみたり、泣いてみたり、どれだけ僕を振り回すの?」


天馬からそう伝えられた。


「私が…振り回してる…?」


彼の言葉に唖然として聞き返す。


「そうだよ…。僕を振り回して、楽しい…?」


上目遣いに私を見て、下唇をきゅっと噛んでいる天馬に、思わず笑みがこぼれる。


「ほら、泣いてたと思えば、今度は笑ってるし。僕を、君が振り回してるとしか思えないから」


ますます面白くなさそうに言う天馬だったけれど、一方の私は込み上げる嬉しさに、こぼれる笑みが隠せなくなってしまう。そんな私を、天馬が怪訝そうな顔つきでじっと見つめた。

超イケメン✧ホストクラブーSPECIALー

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

20

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚