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絶対辰哉
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付き合ってから三週間。
隠すことにも慣れてきた。
でも。
翔太の中では、ずっと引っかかっていることがあった。
────────
💙side
仕事終わり。
メンバーが楽屋で荷物をまとめている。
笑い声が飛び交う、いつもの空気。
翔太はペットボトルを握ったまま、何度も宮舘を見る。
❤️「……?」
目が合う。
翔太は小さく頷いた。
“今日”
宮舘もその意味を理解したように、静かに頷き返した。
もう隠さない。
二人で決めたことだった。
翔太は立ち上がる。
💙「みんな」
手を止めるメンバー。
💜「ん?」
🧡「どした?」
💙「ちょっとだけ時間いい?」
いつもと違う声色。
楽屋が静かになった。
────────
❤️side
翔太が緊張しているのが分かる。
机の下で、そっと翔太の手の甲を軽く叩く。
大丈夫。
その一回だけで十分だった。
翔太は深呼吸をして口を開く。
💙「前にさ」
💙「俺が辞めようとしてた話したじゃん」
💚「うん」
💛「あったね」
💙「あの時」
💙「ずっと支えてくれた人がいて」
翔太は少し笑う。
その笑顔は、どこか照れくさそうだった。
💙「その人と」
💙「付き合うことになりました」
一瞬。
誰も反応しなかった。
🤍「……え?」
🧡「……え?」
💜「……は?」
💛「誰?」
翔太は宮舘を見る。
宮舘も立ち上がった。
❤️「俺です」
また静寂。
三秒。
四秒。
五秒。
そして。
💜「……はぁぁぁぁぁ!?」
🧡「うそやろ!?」
🤍「えぇぇぇぇぇぇ!!」
💛「マジで?」
💚「…」
阿部だけが静かに笑っていた。
💙「え」
💗「え?」
全員が阿部を見る。
💚「実は知ってた」
💜「なんで!?」
💚「偶然」
💗「俺も知ってた」
💜「佐久間も!?」
🧡「ちょっと待って!」
🧡「俺らだけ知らんかったん!?」
💛「情報量多い」
ラウールは口を押さえたまま笑っている。
────────
💜side
深澤は二人を交互に見る。
翔太。
宮舘。
何度見ても現実味がない。
💜「……いつから?」
❤️「少し前」
💙「ちゃんと付き合い始めたのは最近」
💜「マジかぁ……」
頭を抱える。
でも。
不思議と嫌な気持ちはしなかった。
思い返せば。
昔から二人はいつも一緒だった。
気付かなかっただけで。
最初から特別だったのかもしれない。
💜「おめでとう」
その一言をきっかけに。
🧡「おめでとう!」
💛「幸せになって」
💗「ふぅー!」
💚「よかったね」
🤍「すごく似合ってる」
次々に祝福の言葉が飛ぶ。
翔太は照れくさそうに笑う。
宮舘も珍しく照れていた。
すると。
深澤がニヤッと笑う。
💜「でもさ」
💜「これから楽屋でイチャイチャしたら罰金な」
💙「しねぇよ!」
❤️「しないよ」
また声がぴったり重なる。
楽屋中が爆笑した。
🧡「もうそれや!」
💗「息ぴったりすぎ!」
💛「今ので確信した」
💚「もう隠す必要ないね」
翔太は恥ずかしそうに頭をかく。
その横で宮舘が小さく笑う。
二人だけの秘密だった恋は。
この日から。
みんなに見守られる恋へと変わった。
コメント
2件
いやいや、しろよ イチャイチャしろよ
わあ、ついに公表したんですね…!翔太がみんなの前で話すときの緊張、宮舘がそっと手の甲を叩く優しさ、その一瞬で二人の絆が伝わってきて胸が熱くなりました。阿部さんが実は知ってて「おめでとう」って微笑むところも、深澤さんの「罰金な」で笑いに変えるところも、全員の祝福がじんわりあたたかくて。秘密からみんなに見守られる恋へ──この変化が本当に素敵でした。読後感が優しいです。素晴らしいエピソードをありがとうございます🌷