真実の恋

私はこちらの真辺真一郎の旦那様に洗いざらい話した。

でも久実さん？…宏樹に付いてこれるか？…社長継いだら交流する取引先、

親父？…いい加減しないとまだ先だ。

高司？…

ﾌﾟﾙﾙﾙﾌﾟﾙﾙﾙ、

はい？宏樹？…

兄さんの接待来てるから頼みたい。俺は夕方までマンションに戻らないと。久実が話したい事あるとか。

宏樹さんからですか？…

出たい笑っ

駄目だ！💦

兄さん？義姉さんか？女の声が聞こえた。

そうだ。桐子が…

宏樹さん～

あれ？義姉さん？…

誰かお客様か？笑っ

プチ。親父？俺は会社に戻る。

私を帰してください？…

此処に居なさい宏樹を夕方まで連れてくるから…

でも…薬持ってきてない…

ん？まだ病むのか？

頷いた。

お兄さんが背広を着て出ていった。

幸さんってお手伝いさんが

くつろいでください。旦那？今日は病院の検診でしたね。

そろそろ出掛けます。

怜子さん～💦

はい？…幸さん何か？

こちらのお嬢さんがいますから。たまにお散歩とかお話し相手をお願いします。

分かりました。

お名前は？

私笑っ久実です。

私怜子と申します。

お仕事ありますけど…

私散歩したいと思います。

一人で大丈夫ですか？…

芝生ですよね。

あちらに池に鯉が泳いでますので笑っ

こちらが餌。

行きたい。

お気をつけてください。

はい笑っ

わあ…綺麗なお花咲いてる。

スーと

広いのね…

ﾁｬﾎﾟｯ

鯉が跳ねた。

餌をやった。

ﾌﾞﾛﾛ。

怜子さん来たのか？

皐月さん笑っ

声が聴こえた。

観たいなぁ。

今は池にいますから。

誰だろ？…

ﾌｩ…

苦しい…

ガタッ、

車椅子ごとひっくり返った私、

ヒクヒクヒクヒク！

怜子さん……

薬…

久実様…？

なんだ？…

薄目開けて痙攣した私、

救急車～皐月さん救急車呼んでください！

眼を開いたまま、

皐月さん…久実息が…息がしてません…けど…

何？…

これなら俺達居たら殺したのと同じだろ！

救急車が来たが怜子さんが

すみません…

あなた一人ですか？…見に来たらお嬢様が倒れてました。

昼頃近くに

運転手が

アハハ。ケーキですか？旦那様、

皆で食べたい。久実さん～

怜子さん～久実さんは？

すみません…救急車で運ばれました。

池の傍で倒れたのか、痙攣が収まったら。息してませんでした…

ケーキの箱を落とした…幸さんが

旦那様～💦どこの病院なのよ！。

運転手が連れて行った。

先ほど運ばれました。若い女性は？

安暗室ですよ心拍停止状態で運ばれた方ですよね？、脚も向くんで。不自由でしたよ。

…久実さん…

幸さん…息子達呼べ～💦

真辺様の宏樹様と高司様を…

はい！親父出せ！

久実さんが亡くなった。え？…

宏樹～💦病院に行く！

兄さん？どうした？…

久実が出ないだよな？

…涙浮かべすまん。宏樹。久実さんは自宅に連れ出したら、池の傍で倒れてたっていう…

はぁ？…何故だ！