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ライチジャム
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#カンヒュ
ライチジャム
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ライチジャム
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あちらこちらに炎がメラメラと焚きつける
酸素濃度が少なくなり、次第に呼吸が荒れる
日帝「……」
大好きな人たちは一人を除いて先に逝き、誰も救う手を差し伸べてはくれなかった。当然だ
私は最後まで臆病者だったのだから…
政府の奴らの言いなりになりたくさんの人々を傷つけた。そんな最低な奴にはふさわしい最期
アメリカ「最後に言い残すことはあるか?」
そう言い米国は俺の額に銃を突きつける
ひんやりとした感触が背筋を震わす。やはり死ぬのは怖い。何と情けないことだ…私の尊敬していた師匠、先輩、兄たちは自分の意思を曲げず、最後まで勇敢に戦った。それなのに私は恐怖を感じ、後悔をしている…本当に情けない
日帝「……そうだな…最期に…」
喋ると体中に激痛がはしる。体からの出血が酷くなる。ただ痛みがさっきより楽になっていくのを感じる…ここでやっと終わるのか…
それを無視し、会話を続ける
日帝「…さっさと降伏していればこんなことにはならなかったな…」
アメリカ「…今さら…んな事言われても…とっくに手遅れだ」
日帝「確かにな…」
思い返せば私は本当に馬鹿なことをした。天皇に忠誠を誓い、人々を傷つけ…もう取り返しがつかない
日帝「……自由に…生きたかったな…。少しでもいいから…もっと生きていたかった」
アメリカ「…ほんとに……なんで、なんでもっと早く…降伏しなかったんだよ!」
アメリカの顔には悲しみと悔しさがにじみ出ていた。
日帝「なんでだろうな…自分でも不思議だ」
アメリカ「そうかよ…」
日帝「米国…ありがとう。私にとどめを刺してくれて」
アメリカ「!っっ………。なんで…最期に…」
日帝「悪いな…お前の心に一生の傷をつけてしまうな」
アメリカ「…こんなことなら……感情なんて…なくせばよかったな…」
日帝「……」
アメリカ「……あばよ日帝」
日帝「ああ」
銃の発砲音とともに意識がなくなる。次第に痛みが和らぎ感覚がなくなっていった
これが死か…
最期に傷つけた国に謝りたかった…
日本に…パラオに会いたかったな…
我ながら贅沢な悩みだ
…………
日帝「…う、ん?」
眩い光で目を覚ます
辺り一面は白の花々が咲き乱れていた
日帝「私は…確かに死んだはずだ」
あの時きっちりと米国にとどめを刺してもらった。何なら死の感覚も鮮明に覚えている。それならここはあの世か?
あの世にしてはあまりにも現実すぎる
試しに頬をつねってみたらちゃんと痛みがある
それに私のような罪人はこんな綺麗なところではなく血にまみれた地獄の方がお似合いだろう
日帝「……とりあえず探索するか…」
ここにいても仕方ないと思い、辺りを探索する
途中で明らかに人の手で作られたであろう道を発見したためそれに沿って歩みを始めた
日帝「ここは…」
しばらく歩いていると何やら懐かしい建物が姿を現した。
私の家だ。そして今は日本が使ってるであろう
自然と体が建物の方に引き寄せられ、いつの間にかドアを開けていた
ドアを開けるとこの家の住民とバッチリと目が合う。
日本「…父…さん?」
日本は口をポカーンと空けて、こちらを驚いたような目で見つめる
日帝「……大きくなったな…日本」
日本「嘘だ…だって父さんは…亡くなったはずじゃ!」
日帝「私も死んだと思ったんだが…なぜか生きているだ」
日本「………父さん…なんで…何も言わずに家を出たんですか…私はずっと貴方の帰りを待っていたのに…」
日帝「申し訳ない…お前に心配をかけたくなかったんだ」
日本「いっつもそうです。自分のことを犠牲にする性格…少しは私のことも頼ってくださいよ…」
目に涙をためる日本は私にそう訴えかけた
あの頃と比べて背が高くなり、声も変わっていた。あれほど小さくて泣き虫だった日本は今はこんな事を言えるようになっていた
日帝「……」
日本「とりあえず上がってくださいよ。ここはあなたの家でもあるんですから」
日帝「ありがとう…」
日本「とりあえず、お風呂に入ってきてはいかがですか?着ているものも汚れていますし」
日帝「そうだな…お言葉に甘えて」
洗面台に向かうとそこは当時使ったままの状態だった。余程綺麗に掃除されているのだろう。ホコリ一つなかった
少し古びた服を脱ぐと自分の体を見て驚く
米国にやられた傷が綺麗に直っていた
日帝「……本当に…不思議だな」
死んだはずなのに生きており、挙句の果てには傷まで直っていた。いっそ傷はそのままの方が良かった罪の意識を忘れないからだ
……
お風呂から上がると日本は台所で何かを作っていた
私がそれをみていると日本はこちらに気づき、駆け寄ってきた
日本「さっぱりしましたか?服はとりあえず棚にあった着物で代用しましたがやっぱり似合ってますね」
日帝「日本は着物を着ないのか?」
日本「私はあまり着ないですね。動きづらいですから」
日帝「……そうか」
日本は今見たことがない真っ白い服を着ている
確かにとても動きやすそうだ
日本「……父さん、少し話したいことがあるんです。聞いてくれますか?」
日帝「もちろんだ」
私は日本を愛情深く育てたつもりだったが結局のところあまり構ってやれなかった。
こうやって落ち着いて話せるのも過去に一、ニ回しかできなかった
日本「では…話しますね」
話の内容は最近の米国や英国の話だった
今はとても平和に仲良くしているらしい。もちろんその他の国とも仲は良好だそうだ
最初はそんな微笑ましい話が続いた。しかしいきなり日本は真剣な顔になった
日本「…貴方のことが関わると話は別です」
日帝「どういうことだ?」
日本「皆さんは貴方にに異常な程執着しているんですよ」
日帝「は?」
思考が停止した。意味が分からないなぜ敵である私に執着などしているのか…
日本「信じられないと思いますが父さんが亡くなって何年も経っているのに今だに死体を探しているんですよ。もうけして見つけられないのに…」
日帝「私の死体はどうなったんだ?」
日本「それが…今現在見つかっていないんですよ。」
日帝「……よく…わからないな」
日本「とにかく絶対に他の国に会わないでください!特に貴方と関わりがあった国」
日帝「分かった…会わないと誓おう」
日本「ありがとうございます」
正直よくわからないことがいっぱいなため安易に外には出ないほうがいいだろう。
日本「ご飯を作りましたけど食べます?」
日帝「ああ、せっかく日本が作ってくれたしな」
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悪夢は監禁されている夢とか……? ソレヨリモヤッパニッテイカワイイ