Br視点
彼が走って行ってしまった
追いかけることはしなかった
できなかった…とも言えるけど…
……
どうすればいいのだろうか
僕は…まだ…彼と…
迷ってる暇があるなら
アドバイスもらったほうが…いいか
僕はある人に電話をかけてみた
『……もしもし』
sh「ぅ……あぁ、Brか…どうした?珍しいな、お前から電話かけるなんて」
『僕…Knさんと喧嘩した』
sh「…会ったんだ それで?」
『うん…色々聞かれてさ…』
僕は友達のShにあったことを話した
Sh「え…お前、そのままでいいの?」
『え…でもさ…』
Sh「そのまま放っておいていいのかよ、絶対お前のことだから後悔する
、絶対」
「悪いと少しでも思ってるなら探して謝りにいったほうがいいと思う、俺はな」
僕…今会っていいのかな
きっと…彼は僕に…
いや、……絶対だめな気がする
彼を……探さないと…!
『shッ!ありがと 探してくる!』
sh「おう!」
どこにいるかな…
もう…家に帰ってるかもしれない…
それか彼の行きそうな場所を…
無我夢中で走った まだ走っちゃだめと言われてたけどそんなことを気にしてる暇なんてなかった
彼が好きな場所…彼が…好きな…
「桜好きなの?」
「うん…大好き 満開に咲いてるのも綺麗だけど、それが散って舞ってるのも綺麗じゃん だからかな!」
「よくここ来るよね Knさん」
「ここに来ると落ち着くんだよね なぜか」
「あとあれじゃん 散歩で歩くのもここちょうどいいし」
きっと…きっと彼は…あそこにいる
『はぁ…はぁ…』
み…みつけた
彼はやっぱり
河川敷の近くの桜の木の下に…
『はぁ…はぁ……Knさん!!』
彼は少し驚いていた
『キ…Knさん! ぼっ僕が…悪かった』
『僕が勝手に決めて、Knさんの気持ちも何も考えずに自分ばっかり考えて、ちゃ…ちゃんと話し合って決めるべきだったのに……』
『僕がそのへんまで考えていなかったせいで…Knさんに悲しい思いさせたし、申し訳ないことした』
『かっ…簡単に許されるとは思ってないし…も…もう会いたくもないと思うけど…』
『これだけは言わせてほしい』
『本当にごめんなさい』
深く頭を下げる
言えた…
走ったのと早口で喋ったせいで体が震えてるし
今にも倒れそう…
Knさんは何も返して来ない
いきなりあんなこと言われても何返せばかわからないよな…
あとそろそろ顔をあげないと倒れるから…
僕から話しかけて終わらせよう
『…本当にごめんね、Knさん』
『ただ謝りたかった……これも自分勝手な行動だけど…』
『謝らずにこれから過ごしていくことは僕にはできなかった…』
『……じゃー、行くね』
きっともう彼とは会って話すことはないだろうな…
来た道を向いて歩こうとした瞬間
意識が………
お久しぶりです。
少し忙しかったのというのもあり
更新が遅くなりました(_ _)
一旦、この話はすべて終わらせるつもりです。
ただこの話を書き終わったあとは、予告していたものとは変わる可能性がございます。
すみません。
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