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第二次世界大戦の終盤、アメリカの元にナチスと日帝が来た。彼らの目的は、アメリカ侵略……当のアメリカは、この事態を予想していなかったが強い兵力と高い技術力で、彼らに勝てるだろうと油断していた……
だが、そんな世界の大国も枢軸国の二人に破られてしまった。そして、彼はある地下牢に連れ込まれて、ナチスに起こされた。
「おい……起きろ、元世界の大国よ」
まるで、彼を煽るような言葉を掛けた瞬間、彼は徐々に目開いて、辺りを見渡した。そこは、天井が暗い闇のように黒く、床と壁は黒い色の塗料に赤い塗料が撒かれたような異様な部屋だった。
🇺🇸「っ……ここは、何処なんだ?」と問いかけ、その場から立ち上がろうとした瞬間、ガラガラと鈍く重い何かが彼の腕に巻き付いていて、身動きが取れない状態になっていた。
🇺🇸(?!……鎖?)
🇺🇸「なぁ、ナチス……なんで鎖で縛ってるんだ?」
そう言った瞬間、彼はずっと自身が思いを寄せていた人物が目の前までやってきた。
日帝「……それは、ちょっとした「施し」をこれからする為だ。」
日帝「こうでもしないと、逃げられるからな。」
🇺🇸「ふーん、そういう事か。」
🇺🇸「それで、その「施し」ってのは?」
その瞬間、ナチスは刀よりも刃が大きく鋭い武器を持ってきた。そして……二人はアメリカに何も言わず、まるでケーキを半分に切るように彼は左右半分を分断された。
その時のアメリカの断末魔が部屋中に響き渡っていても、ナチスはまるでその状況を楽しんでいるかのように徐々にゆっくりゆっくりと、切って行った……
それから、数十年経ち今はアメリカの領土問題でナチスと日帝は対立し、冷戦が真っ向から起きていた。
そんな、冷戦真っ最中であるビルの最上階で、かつてあったフランスから送られた自由の女神像の方向を見ていた人物がいた。
その人物の容姿としては、アメリカと瓜二つのようにも思えるが、一つ違う所がある……
そのアメリカらしき人物が、その景色を見ている最中に、今までから感じられない圧迫感の雰囲気を漂わせているナチスが彼の元へとやってきた。
卐「こんな所にいたのか、アメリカ……いや、今はアメリカじゃないな、今は┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈」
🇺🇸(卐側)「いや、それで大丈夫です。その名前で呼んで頂けるだけで充分です。」
卐「そうか……これから、作戦会議を開く。時間になったら必ず来い。」
🇺🇸(卐側)「わかりました……」
卐「…………でも、本当にこの景色が好きなんだな、君と言う人は」
🇺🇸(卐側)「ええ、それが?」
卐「いいや、不思議にそう思っただけだ……」
そう言った瞬間、彼はアメリカの頬を優しく触った
卐「……やっぱり、君には星条旗より私の印がお似合いだ……」
🇺🇸(卐側)「や、やめて……ください……」
卐「すまないな、それじゃ時間通りにな」
🇺🇸(卐側)「はい……」
そう、そのアメリカらしき人物にはかつて星条旗だった部分がハーケンクロイツになっていたのだ。こうしてみると、彼はナチスに従ってる身と思われているが、実際はそうでは無い。
彼は、このめっちゃくちゃになった世界を変えるために、動き続けている。そして、いつか必ず自身の家族や仲間達を救うために┈┈┈┈┈┈┈┈
その一方、一時戦場になっていた場所にかつてナチスの仲間だった日帝がその景色を眺めている時……
???「日帝さん?」
続く
コメント
22件
ふぅ、なんとか2000まで上げれた、、、! 続きがめっちゃ気になります!!
めちゃ続きが楽しみ!
雑➕めっちゃくちゃになってしまい、すみません🙇♀️ (まあ……500や1000までは行かないだろうなって思ってます😭)