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えっありがとうございますえっありがとうございます後半楽しみにしてます
『ドリさん、そこ犯人いるよ』
『了解』
いつも通り、サーマルを見て犯人を追う。
ん、あそこいるな…、だけどブレードは無理か…どうするか。
あの人れむさんか?じゃあ頼むか。
『れむさん、そこ犯人います』
『了解~!』
お、倒してくれた。さすが強い。
…おれも頑張るか。てかヘリいるな、アタックするか。
「………ッ、」ガガガッ…
相手、かなり上手いな。煙吹いたかぁ…
修理してこようかな。
『らだお、ヘリ修理_』ガッ
「っべ…!」
青井らだおダウン
通知が鳴り響いた。…あー、やっちゃったかなぁ…。犯人逃がすかもなぁ。
『らだおダウン、ヘリアタックされたかも』
『オルカヘリやるぞ!』
『りょーかい、じゃあ僕らだおくん回収するね!』
…迷惑、かけたなぁ。オルカにも、れむさんにも。…みんな、にも。
少し目を瞑ろう。疲れた。
「らだおく~ん!!」
「れむさぁーん…」
「大丈夫ー!?」
「んまぁ、やられちゃいました」
…れむさん、優しいな。おれにも優しくしてくれて。
「病院連れていくね!」
「はい、お願いします」
れむさんがパトカーで病院までつれていってくれた。パトカーに乗っているときもおれに、「らだおくん惜しかったね!」「相手強いね~、僕でも勝てないかも!」なんて、おれを励ましてくれた。
…優しいな、ほんとに。あ、病院着いた。
「れむさんありがとうございます…」
「ぜ~んぜんいいよー!逆に迷惑かけてほしいくらいだし…」
「え?」
「あ、いやなんでも!」
なんで迷惑かけた方がいいんだ?まぁいいや。
「がみともさん、お願いしまーす」
「はーい!…ねぇ、最近どう?」
「…なんでです?」
「いや、疲れてそうだから」
「…いや?」
「…そう。はい、治療終わったよ!はい、請求書」
「…はい、ありがとうございましたー」
_はい、請求書です
「ッ、」
おれ、の声…
100年前の、おれの、
_らっだぁさん!ここです!
「…大丈夫?」
「…ごめんなさい、ありがとうございましたッ、」
「えちょっ」
_さささーん!
なんで、いま、思い出して
_らっだぁさん
ちがう、ちがう
_…つかれて、ますか?
疲れてなんか、
_ぇ、いや…
_…たまには、休んだらいいじゃないですか?
ッ違う!!!
「おれ、おれッ」
…嗚呼、もう無理だ。