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梅宮side
in朝
あれから1悶着あったが気付けば寝てしまっていた……。
俺夜遅くまで起きれねぇんだよなぁ…、ま!その分朝早く起きれるけど!
隣を見るとスヤスヤと眠る皐月……。
可愛いなぁ、頬に触ろうとしたら
猫「に”ゃあ!」
やっぱりコイツ…敵意剥き出しじゃん!?
梅宮「あ、あのなぁ?皐月が心配だからちょっと確認取りたいだけなんだよ…。」
それでも尚
猫「ふしゃぁあッ!」
さ、皐月ぃ!俺メンタルやられてるよぉ……。
それから数時間後
皐月side
皐月『ふぁ〜!あー、良く寝た…。あれ?梅宮居ねぇ…、猫ちゃんも!?』
こうしちゃ居られないッ!
急いでリビングへ向かって
皐月『梅宮!たいへ……え?』
そこには梅宮と猫ちゃんが大乱闘していた。
皐月『……、お前ら何してんの?』
梅宮「さ!皐月!!助かった!!猫が俺を敵対してくるんだよぉ!助けてくれ!」
まぁ、確かに猫パンチしてたり梅宮の顔を見るなり暴れてるなぁ…。
皐月『ほら、暴れんな?こっちおいで?』
俺が話すと猫はにゃーん♡と可愛らしい声で俺の元に来てくれる。
皐月『可愛いなぁ、偉い偉い。』
梅宮「えぇ、俺はァ?」
しょげてる梅宮にも
皐月『俺が寝てる間に面倒見てくれてありがとうなぁ、この子もきっと運動したかったんだろ、なぁ?』
にゃーん!
梅宮side
こ、コイツ……。皐月に気に入られたいからって……、でも皐月は猫ちゃんにデレデレだし……俺入る隙ねぇじゃん……。
皐月side
皐月『このこの名前どうしようか……。』
俺の膝の上でぐるぐる甘えてる様子を見るとふと笑顔になる。
梅宮「……皐月が決めればいいだろ…。」
梅宮は素っ気なく返事をして……
皐月『んだよ、猫に対して嫉妬なんてお前らしくねぇぞ?』
俺のその一言に梅宮は
梅宮「確かにそうだよな…自分だって変だと思ってる…。それでも皐月が戻って来た…、俺のそばにいてくれる、同じ屋根の下で…暮らしてくれてる…、嬉しいはずなのに…傍に居れない…。それが、苦しい…。」
梅宮の顔を見て俺は苦しくなった。
だから
皐月『あ!そうだった!設楽さんのとこに猫ちゃん預けて慣らしたいって言ったんだった!!たはー!忘れてたわァ!今から施設行ってくるわ!!』
俺は準備を一瞬にしてからドアノブを掴むと…
梅宮「…、俺も一緒に行きたいって行ったら…怒るか?」
梅宮は不安でしょうがない顔をしていて……。
そんな梅宮を放っておくことなんて出来ねぇよ…。
皐月『うん、一緒に行こう!』
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