テラーノベルの小説コンテスト第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

一覧ページ

元愛犬の僕が、今世ではご主人様をお世話します

第25話 - 元愛犬の僕が、今世ではご主人様をお世話します　第25話

115

2024年06月01日

#青春恋愛

#BL

#年の差

狗嵜ネムリ

　9月29日、日曜日。夢が丘学園文化祭・２日目。
　昨日から行なわれている文化祭も今日が最終日。そして3年生にとってはやはり最後の文化祭。
「あっヒロさん！チュロス買ってって！」
「ヒロさん、たい焼きあるよ～！」
「アツアツたこ焼き！ヒロさん口開けて～」
「おぉ！美味そうだな…ていうかそんな大量に持ってこなくてい、…いや押し付けんなお前らっ、熱いだろ！甘いのとしょっぱいのを同時に食わせようとすんなっ！」
　生徒達のテンションも高く、校内は昨日に引き続き賑わっている。
　お陰で3-Aの教室に辿り着く頃には、俺の両手はたい焼きだのたこ焼きだの、ドーナツだの焼きとうもろこしだので完全に塞がれてしまった。
「ヒロさん、これもオマケしてあげる。お尻出して」
「…おう、…ありがと…」
　両手が動かせないのをいいことに、ジャ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

＊＊＊＊＊＊＊

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊