コメント
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ん!?!?ぎゃんかわじゃんか!!!!!楽しんでるの好き😭😭😭もっと幸せになってくれ!!
えぇー好きすぎますって!こういう違う国にいたのに~って言うやつも大好きなんですよォ!
寝てました😭😭😭 ciくんが僕、俺って練習してるの可愛い🫶 tnさんのシチューは絶対おいしいですね笑 新旧詐欺師尊すぎますね…🫶🫶🫶
注意事項
・この作品はwrwrd様の二次創作です。
・本人様とは関係ありません。
・検索避けに協力してください。
・キャラ崩壊注意です。
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特になにも考えていない。
表せば、ロボットのような人間だと思う。
感情は、自分自身でも分からない。
悲しい。嬉しい。
全て俺は囚われている世界の中。
全て俺には鏡に反転された世界の中。
鏡よ。鏡。
俺は幸せになれるのでしょうか?
───────────
mb「ci、この書類の整理を頼む。」
ci「了解致しました。」
総統から書類を受け取り、彼は椅子に腰をかけた。
ホチキスを胸ポケットから取り出して、書類を、類事にひたすら分ける。
ぱちん、ぱちんとホチキスの音が響く。
面倒くさいなとか、お腹減ったなとか。
彼は文句1つ言うことは無い。
彼は、捨て子だった。
親は誰なのか。何処が生まれなのか。
そんなの誰一人知っている者は居ない。
そんな彼を保護したのが、このB国の総統だった。それから、今まで、ずっと育てられていた。
愛を受けたことは無い。全て〔躾〕に過ぎない。
彼はそんな事も知らずに、今日も総統の言いなりとなっている。
mb「ci、倉庫からこの機械を持ってきてくれ」
mb「ci、通信機の故障を直してくれ」
mb「ci、飲み物を注いでくれ」
度重なる命令に、彼はすんなりと動く。
彼は、何年間ものこの時間で、躾られたロボットなのだろう。
『敵襲!!敵襲!!』
ジリジリと警報音が鳴り響く。
彼は、総統の命令で書類を運んでいた。
初めて聞いたこの音に、耳を傾けていたものの、総統の命令では無いため、特に気にしたりはしなかった。
コツコツと、長い廊下を平然と歩く。
眼鏡に隠された瞳は、何処を捉えているのだろうか。
zm「動くな!!!!」
ガシリと身体を拘束される。
彼はハッとなって振り向こうとした。
その首に、ひやりと冷たい感触があり、見てみると、そこにはナイフが当てられていた。
zm「動いたらどうなるか…分かるな?」
ヒシヒシと圧力をかけられる。
…が、彼にはそんな事無意味なのだ。
ci「総統様の命令ですか?」
「我は、総統様に必要無くなったのですか?」
平然とそう尋ねる。
勿論、敵国の男はぽかんと呆然とした。
zm「…は、やから!!」
「総統室に連れてけ!!そうしないと切るぞ!!」
ナイフがじわっと首筋に触れ、血がたらりと垂れた。彼はそれを見て、呟いた。
ci「…総統様に従う者、あの御方の命令でこういう結末を歩むのならば、それも幸せに過ぎません。」
「だが、貴方様を存じません。何処のお方でありますか?」
zm「…お前、頭おかしいんか?」
どうも会話が成立しない彼に、疑問を覚えて、男は彼の首からナイフを離した。
ci「幹部様でしょうか?」
zm「…まあ、幹部っちゃ、幹部やけど、」
ci「そうでしたか、すみません。」
彼はぺこりと男に頭を下げて、1歩1歩進み始めた。男は、何が起きているのか理解出来ず、その場に留まっていた。
少し経ったところで彼は振り返った。
ci「総統室ならこちらです。」
zm「あ、おう!!」
コンコンコン。律儀にノックをして、扉を開ける。扉の前には大きな字で「総統室」と書いてあるのが見えた。
ここかと、男は銃を握り締めた。
ci「総統様、幹部様がお見えです。」
mb「あ?今はそれどころじゃ…」
zm「もらった!!」
パシュッと大きな銃声が響いた。
総統は横腹を抑えて、床に座り込んだ。
彼はと言うと、書類を棚に閉まっていた。
mb「はッ…てめぇ、!!」
zm「呑気な総統やなぁ~!!」
ケラケラと声を上げて笑う。
総統は掠れた声で叫んだ。
mb「お”い!!ciッ!!!!」
その声が響いた瞬間、今までの彼とはかけ離れたように、焦った彼がいた。
ci「は、はいッ!!」
mb「てめぇッ、裏切ったな!!」
「誰がお前をここまで育てた!!」
ci「そ、総統様です!!」
mb「てめぇはいつもぉッ!!」
ci「ひッ…す、すみません!!!!」
彼は頭でゴンと音を立てて土下座をした。
そんな状況を、男はぽかんと見ていた。
mb「このクソロボットが!!」
「用無し!!ゴミ!!消えろクズ!!!!!!」
怒声を上げていた総統も、等々力尽きて倒れた。
zm「…、だいじょぶそ?」
男は声をかけた。彼は土下座から元に戻らない。
ci「総統様総統様総統様…」
ゾワッと背筋が凍る。
完全に狂っているのではないか?
そう思い、男は通信機で仲間を呼んだ。
zm「コイツ…どうしよ?」
sho「敵なんやろ?殺れば?」
zm「で、でもさ…、なんか、」
そんなこんなで相談していると、彼は勢いよく男の足に飛びついた。
復讐かと思い、仲間は銃を彼に向けた。
ci「わ、我を殺してください!!!!」
「総統様と離れては…ッ、我、生きていけないのです!!!!」
ボロボロと涙を零して泣いている。
そんな彼はまるで操り人形のように惨めだ。
zm「いや、絶対殺さん」
ci「…ぇ、」
gr「……ふははははははは!!!!」
いきなり、男の仲間が大声を上げて笑い出した。
gr「お前、おもろいなあ!!気に入った!!」
彼をぐんと持ち上げ、帰るぞと一言。
皆は唖然としつつも、帰って行った。
──────────
gr「…ということで、ciだ!!」
grはニコニコと笑いながら彼の背中をべしべし叩いていた。
ci「…ぁ、え、?」
gr「まあ、独りだと心細いだろう」
「世話役…監視役をつけたい訳だが、」
grはぐるりと1周を見渡す。
そんな時、1人が手を挙げた。
ut「grちゃん!!僕にやらせて〜!!」
tn「お前は書類があるやろがい」
ut「えぇ〜!?別にええやんか〜…」
gr「…ひとまず、世話役はutに頼むゾ」
ut「やったあ〜!!ci、僕やで」
手を取って握手をする。
ciはオドオドしながらも握手に答えていた。
あとは監視役。
gr「私の意見だが、rbに任せたい。」
突然、自分の名が出るものだから、驚いた。
rb「…え?僕ですか?」
gr「ああ、出来るな?」
これは断れないやつですやん。
ヒシヒシと圧をかけられて、仕方なく頷く。
rb「ci、rbや。よろしく」
ci「ぁ…ぇ、は、ぃ、」
ciにGPSと盗聴器が着いているピアスを耳につける。橙色の丸い綺麗なピアスだ。
rb「よし…、じゃ、あとはut先生頼んだで」
ut「任せとけ!!」
ut先生に連れられて、ciは去っていった。
端末に表示されている橙色のマークがゆっくりと動いていて、マークをタップすれば、彼の声が流れた。
正常だな。
───────────
ut「ここがciの部屋や!!」
扉を開けて、彼に見せる。
彼はうんともすんとも言わない。
ut「君、どこ生まれなん?」
沈黙は苦手だ。適当に振りかけた。
ci「…存じません。捨て子ですので。」
ut「そーなんや、僕も元は捨て子やったわ」
ci「…そうなんですか、?」
ut「そー、桃太郎みたいな話やで」
「川に流されていた…というか、溺れてた所を、ここの総統様に救ってもらったんや」
君は?と尋ねる。
ci「…我も、そうです。」
「だから我は、総統様に尽くしていました。」
「あの御方の為ならば、死ぬのだって躊躇いません。あの御方の命令は、全て我の幸福なのです。」
ciはぽつぽつと言い放った。
なんだか切なくて胸が痛む。
確かに、俺も総統様に尽くしたい。
でも、死ねと言われたら、それは躊躇う。
だって、生きたいから。
欲で溢れた人間だと、自分でも思う。
痛いのは嫌い。面倒くさいのも嫌い。
ci「…あの御方は、最期我に怒っていた。」
「それはきっと、我が命令に従わなかったからでしょう。」
「でも、我にはその命令が何か分からなかったんです。」
「我は、あの御方に尽くせなかったということです。」
俯いたまま、震えた声でそう呟くci。
まあ、俺は他人の人生なんかどうでもいいんだが。
ut「その、我って一人称古いわ」
ci「…ぇ、?」
ut「僕!!ほら、言うてみ」
ci「ぼ、ぼく…、」
ut「そー」
ci「…ぼ、く、?」
何度も口に出して練習している。
なんだ、可愛いところもあるじゃないか。
──────────
ci「utさん…」
ciの自室にて、書類の仕方を教えていた時。
彼は俺の手を止めた。
ut「ん?」
ci「わ…じゃなくて、ぼく、書類ならやったこと、あります。」
ut「B国とW国じゃ、やり方がちょーっとちゃうねん」
ci「…そ、うなんですか。」
ut「おん、例えば内ゲバの時とかー…」
彼は真剣に聞いていて、うんうんと頷いている。真面目な後輩が出来て嬉しい。
shpくんが真面目じゃないと否定している訳では無いぞ。
ci「…、」
胸ポケットのメモ帳にひたすらメモを取っている。こんな真面目な子、そうそういないぞ。
ut「…ってこと、おけ?」
ci「はい。」
すらすりと書類を言われた通りに書く。
カリカリとペンと紙の擦れる音が耳をくすぐった。
時計を見る。時刻は9時。
そろそろ夜食だといい、ciを連れて食堂に向かう。
ut「ciは何が好き?」
ci「…食べれるのなら、何でも好きです。」
ut「へえ、僕とは真逆や」
ci「…強いて言えば、ペペロンチーノが大好きです。」
ut「ほぉん?頼んでみっか。」
ci「いえ、迷惑ですよ。」
ut「んなことないに?osちゃんとか、めっちゃ美味いもん作ってくれるんちゃう?」
ci「…楽しみにしてますね。」
ut「おう!!」
肩に腕を回して、廊下を歩く。
後ろから大きな声と共に、knがやってきた。
kn「ういーす!!ut先生に、ci!!」
ci「おわッ!?」
kn「おっと…すまん!!」
人間味のある声と表情を出した彼に目を向ける。もっと、そんな彼がみたいと、心の中で呟く。
ut「knぁ…はらへったよぉぉ、」
kn「せやね〜、ciも腹減ったやろ?」
ci「…まぁ、多少は空いてます。」
ut「俺、腹と背中がくっつきそうや〜…」
kn「それは大変やな!!あーっはっはっは!!!!」
knはくっくっと笑いながら去っていった。
くるりと横を見るとciがこちらを見ていた。
ut「ん?どうした?」
ci「お、おれ…?」
ut「ん?…ああ、」
「一人称は、僕の他にも俺っちゅーのがある」
「まっ、ちょっと偉い子ぶってただけや」
本音は、俺が1番心地よい一人称。
僕 の方が偉い子っぽくない?
知らんけど。
ci「おれ…おれ…、」
ut「ふふっ、オレオレ詐欺みたいやな」
ci「…?」
皆の姿と、美味しそうな香りが近付いてきた。
俺の隣にciを座らせて、手を合わせる。
ut「いただきます」
ci「ぁ…いただき、ます。」
ut「うまっ!!!!」
「やっぱtnは才能あるな…?」
tn「まあな、シチューは得意やねん」
今日の飯担当のtnがふふんと鼻で笑った。
じゃがいもがふかふかと浮かぶシチュー。
舌がやけどしないように気をつけて食べている。
そんな時。
ci「はふッ…、」
隣から、以下にも熱そうな声が聞こえた。
ut「やけどした?」
ci「ぁ、いえッ…」
眼鏡がふんわりと曇っている。
そのせいで表情が伺えない。
gr「ん。美味いだろう。私の好物でもあるゾ。」
総統様が立ち上がって、ciの眼鏡を拭いた。
綺麗な橙色の瞳が輝いていた。
ci「美味しいです。こんなにも暖かい料理は初めてです。」
平然としているようにも見えたが、ciは身体が少し動いていた。例えば、リズムに乗っているかのように。
嬉しいのだろう。暖かい料理を食べれて。
ciがどんな生活を送ってきたのかは知らない。
でも、確実に今の方が幸せじゃない?
ciが自分で理解するまで、俺はお前を引っ張ってやるよ。
ごめんなさい方向性失った🐮
中途半端だけど切ります😭
思いついたら続き書きます(多分書けない)
まっ…じで最近スランプなので、最後まで物語が書けないンゴ