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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
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ト「怪盗、黒猫?あなたが??」



ク「うん、そう」ニコニコ


黒猫は最近やけに事件を起こしている怪盗の名前。

美術館の絵画や宝石などを盗むうえ、どんなセキュリティも突破している。


ある日、とある美術館から予告状が来たという話があったから俺はそこの警備をしていた。

・・・正直全く自信なかったよ。どれだけ警備をしてもだめならだめでしょ。

なんかやけに警備任されてるし。最近予告状もちょっと変わったんだよなぁ。

昔はたまにだったし、何を盗むかも詳しく書いてた。

なのに最近は頻繁に盗むようになったし、何盗むか書いてない!書け!


なんか、なにが目的かわからないんだよな〜。

こう、適当にやってる気がする。


そんなことよりも何でここにいるの?俺。



ク「・・・なんでここにいるか気になる?」


ト「・・・まあ、そりゃあ気になりますよ」


ク「ふふ、警察なのに怪盗に向かって敬語使ってくれるんだw

やっぱりいいね君!」


ト「・・・」


ク「ここは俺のアジトだよ」


ト「なんで警察をアジトに連れてくるんだ?人質か何かか?」


ク「人質?違うよ。ここは俺のアジト。今まで気に入った物を置いてきた場所だよ」


ト「・・・?」


ク「ひらたく言えば、俺は君が気に入った!だからここに連れてきた!以上だよ」


ト「気に入った?俺を?」


ク「そう!1週間ぐらい前だったかなぁ?

盗みに行った時警備中の君がいてさ、一目で気に入った。だから最近は頻繁に予告状出して君が来るの待ってたんだよ」


ト「つまり、目的は俺だったってことですか?」


ク「うん!」ニコッ


なんか、徐々に対応の仕方変わってきてないか?

子供っぽいというかなんか、、例えるなら、可愛い?//

いいや!だめだ!相手は俺を誘拐してるしいっぱい事件を起こしてる怪盗だ!


ク「まあ、紅茶とか飲んでお話しない?」


ト「、、それぐらいなら、いいですよ」


ク「じゃあ淹れてくるから!待っててね〜」


バタン


・・・さて、状況を整理しよう。

まず俺は美術館で警備をしていた。で、いつの間にか誘拐されて、ここに来た。


うん、情報が少ないな。

この部屋、普通の寝室かスッキリとしてて綺麗だなー。

窓があって、外は快晴!、、というかなんか林が前にある。

・・・森、か?可能性は無くはない。アジトって言うぐらいだし。

棚の上に置かれてる入れ物の中は宝石か。

エメラルド?確かなんか、エメラルドって愛の成就とかの意味があるって言ってたなぁ。

そういえば、あの人の瞳もエメラルドの色してたな〜。


ガチャ


ク「ただいま〜」


ト「!」ビクッ


ク「そんなに驚かなくともwはい、どうぞ。毒とかは入ってないよ」


ト「どうも」


なんか、紅茶持ってる姿様になってるな〜。

着てる服猫耳が付いてるパーカーなのに一体感があるっていうか。


ク「トラゾーはさ、俺のことどう思ってる?」


ト「どうって、、なんか、可愛いところがあるなとは思いましたね」


ト「仕草とか、話し方とか物腰柔らかでおっとりしてて怪盗だけど優しいな、って」


ク「・・・」


ト「・・・え、あれ!w待ってください!今の無し!別にそんな可愛いとか思ってません!//」


ク「・・・」


ト「、、黒猫さん?」


ク「いや//そう思って貰えてたとは思わなかったなぁ、て。ね///」


ト「ッ!//」


ク「嬉しいね、なんか//」




ト「黒猫さん」


ク「クロノアでいいよ?//」


ト「クロノアさん」


ク「うん」



ト「好きです」






ク「・・・はい?!///」





次回予告!


トラゾーが連れてこられたのは、クロノアのアジト。

最近頻繁に予告状を出していたのはトラゾーに会うため?!

思った事を思わず口に出してしまい急展開?!


次回!「急に言われても!」






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