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同刻――

シンカは、寮の自室で横になっていた。


「うう……。今日はひどい目にあった」


彼女がそうつぶやく。

今日はダンジョンでの実戦テストがあった。

順調に攻略を進め、2階層を突破したところで切り上げた。

自分と同列で主席合格したフレア=バーンクロスと1位2位を争うだろうとは思っていた。


しかし蓋を開けてみれば、自分は4位。

ディノス=レアルノートとイリス=ノイシェルが1位と2位を独占していた。

結果に納得できず、レアルノートに勝負を仕掛けたのだが——


「まさか、この僕がああも一方的に負けるなんて……」


彼女は、ディノス=レアルノートの強さを思い出し、身震いする。

あれこそが本物の強さだ。

自分もいつか、あの領域まで登りつめたい。


「よし、明日からも頑張ろう。そして、ディノスをぶちのめすんだ」


彼からは屈辱を味合わせられた。

回復魔法を施してくれたのは感謝しているが、その後に散々辱められたのは我慢ならない。


「そ、それにしても……。人からされるのが、あんなに気持ちいいものだったなんてね……」


彼女は数年前から”流水の勇者”として各地で戦いに身を投じてきた。

色恋沙汰には無縁だ。

少しだけ自分で慰めてみた経験ぐらいはあるが、人からされた経験はなかった。


「あ……。いけない……」


あのときのことを思い出し、彼女の下着は濡れ始めていた。


「押さえつけられて無理やりされて……。あんな屈辱、忘れたいはずなのに……。でも……」


彼女は自分の指をあそこに這わせる。


「あいつの手を思い出すだけで……、濡れてきちゃってる……」


彼女は目を閉じ、再び思い出し始めた。


「ううん……。やっ! 離して! あああっ!!」


妄想の中でディノスに好き放題やられ、シンカはあえぎ声を上げる。


「もっと……、強く……! あっ! あっ! あっ! あっ! んっ!!」


絶頂に達する寸前、部屋のドアがノックされ、声がかかる。


「おーい。まだ起きてるのか? 早く寝ないと明日に響くぞ~」


寮の見回りをしている女教師……リーズ・ストムフィルの声だった。


「えっ! ちょ、待っ! 入ってこないで!!」


慌てて乱れた服を整えるが、時既に遅しである。


「なんだ、やっぱり起きてたか……。何をやっておるのじゃ」


リーズが呆れたように言う。


「違います!! これはその……違うんです!! ただ……」


シンカが必死に言い訳を絞り出そうとしている。

しかし、実際は何も違わないのである。

言い訳のしようがない。


「わかったわかった。もう夜遅いんじゃ。せめて静かにせい」


リーズが適当にあしらう。

年頃の少女が自分を慰めることぐらい、特に問題視する必要もない。

しかし、あまり大きな声を出していれば他の寮生の迷惑となる。


「は、はい……。わかりました……」


シンカは顔を真っ赤にして、消え入りそうな声でそう返事をした。

いくら同性の教師相手とはいえ、秘め事を見られて平然とはしていられない。

そんな彼女に同情したのか、リーズはさっさと出ていった。

部屋に残されたのは、落ち込んだ様子のシンカ。


「僕もまだまだ未熟だな……。自分の感情を制御できないなんて」


はぁ、とため息をつく。

その後、おとなしく眠ろうするが、なかなか寝付けない。

そして、再び彼女の指が動き始める。


「僕は一体何をしてるんだろう……?」


自問自答しながら、彼女は自慰を続けた——

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