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――書き出し――
記録物語-R.s.༗《レェズ》メリーさんの執事
《紅糸の裁決編》の続きでございます…
では、続きをご覧下さい。作者より
…( 𓁹 )→ on the other hand 、
――獣人の国 アラニア――
瀧奈とティファレット&ミュルル達は、
西の国、法王国プロキシアとは別の近くにある国、アラニアに到着していたが、
瀧奈「……困ったな」
…とても困っていた。
……少し前……
羊の事務員「すみません、プロキシア行きの車は運行していません…国が通行を制限している様でして…誠にすみません。」
瀧奈「そ…そうですか……」
…困りながら外に出る、
ティファレット「ア〜!!助けて〜!」ロープに拘束されてぶら下げられている。
瀧奈「なんだこの状況……」戸惑う
ミュルル「あ…ああ……」困っている
目の前の光景には、
痴漢で晒し者にされているティファレットと、
何か怒ってるケモノが6匹?いた。
ティファレット「助けて…」こちらを見る、
瀧奈&ミュルル「・・・」困る、
ティファレット「たすけ…て、」キラキラな目をする
瀧奈&ミュルル「・・・」「ムゥ……」困る、
ティファレット「助けてぇぇぇ!」…
…ケモノ達の肉球にポゴスカ叩かれる。
ティファレット「グホ…ちょっクマの嬢、ガッ……」
ミュルル「あ……あ……」心配する
瀧奈「・・・」困る、
ティファレット「ま…ま…たす……」(大変そう。)
瀧奈「はぁ…不運の時のアレフみたいだな」
瀧奈「全く、αメリー達はもう着いてしまっていると言うのに…どうしよう……」。
……そして現在……
ティファレット「たす……けて…?」泣きそうになる、
瀧奈「あ〜…ほら、コレやるから許してあげてくれないか?」
ケモノ達「わあぁ〜」
…ケモノ達は喜んで何処かへ行く。
ミュルル「あの…大丈夫?」
ティファレット「大丈夫じゃないかも……もっと近くに」
ミュルル「は…はい?、ん!?」
…近寄ったらティファレットに引っ張られる
ティファレット「フゴフゴ……あぁ良い、パラダイス!」
瀧奈「フン……」ティファレットに1発叩く、
ティファレット「イギャ〜!ァァァァ…」
(イギャ!ァァァァ…イギャ!ァァァァ……)鳴り響く。
瀧奈『マジで使命感皆無だな〜』
そう思い、何だか不安になる。
瀧奈「なんで そんな事をしたんだ?」
ティファレット「だって、服着てるの居るのに、ほら、毛皮に覆われてたって…裸じゃない……だから、」
瀧奈「オマ喋るな………何か、危ない」
ミュルル「うぅ……退いてください」ティファレットに下敷きされたまま。
瀧奈「ハァ……どうやって行くんだよ!法王国のプロキシアすら行けないし、これじゃあ王都アルスランディアにつけないぞ。」
…ピョコっと誰かが聞き耳を立てて、こちらにくる。
ガラの悪い獣人「あんたら、困ってる様だね〜」
瀧奈「はい、アルスランディアに行くはずだったんですが、出が無くて」
ガラの悪い獣人「あんたから…金の匂いがする、ち〜と高いが、乗せてって行けるぜ」
瀧奈「行けるのか?」
ミュルル「ダメですよ、何か怪しいです」
瀧奈「これで足りるかな?」スペーストレージから、いきなり大金を取り出す
ティファレット「ワァ〜オ!ゴールデン デリシャス」
…瀧奈の手元には金貨や銀貨などあった
ガラの悪い獣人「アハハハ……足りるも足りる十分さ!お釣りが出るくらい」
ブレイザー(獣人)「俺の名はブレイザー!、その身なりで大金持ちって事は訳ありだな…護衛付きのお得なセットにしてやるよ。」
瀧奈&ミュルル「おおぉ!」
……数分後……
瀧奈&ミュルル「おおぉ↓…マジか」
ブレイザー「すまない、資金が無くてな修理してなかったんだ!…ガハハハァ……」
ブレイザー「まぁ…紹介しよう、我ら危ない運び屋のイカれた仲間だ。運転担当のグッドフ、確認担当のモッコ、前線担当のリカ、支援担当のシュリーナ」
シュリーナ「お茶です」
ティファレット「ウホ、ケモ耳が2人も」
ブレイザー「何や、お前も…あの変態共みたいにケモノか獣人の変な区別するんか?」
ミュルル「モッコさんって蟲人なんですね」
モッコ「えぇ…半分が蚕って言うね」
グッドフ「リカ!点検するからハンマー持って手伝え」
リカ「はいよ、どこ叩けばいい」
……ドンパチと叩きハジける音がする。
ブレイザー「そんじゃ、準備していくぞ!モッコ、ブツを運ぶの手伝いな」
モッコ「あ、はいぃ」
瀧奈「ブツって…」お茶を飲みながら見ていると、
…箱からは大量の粉がチラリと見えた。
瀧奈「ブツって、その白い粉なのか」
ブレイザー「いいだろう……コレはな」
ブレイザー「嗅ぐだけでもイっちまう様な」
瀧奈『あ、薬物だなコレ』そう思った瞬間、
ブレイザー「最高級のマタタビや…」
瀧奈「・・・」『そっちのですか…』何と紛らわしい言いかただと思った。
モッコ「あの、コレはマルーラの実ですよね…」
ブレイザー「あ、それは…と、届ける奴だぁぁ」
瀧奈「マルーラの実?」
グッドフ「点検終わった、行くなら行くぞ!」
ブレイザー「気にすんな、客だろ、ほら乗ったら」
そう言い瀧奈達を乗せる、
ブレイザー「モッコ、昨月も厳しいからいいだろ」
モッコ「次バレたら出禁されますよ」
ブレイザー「( ´꒪꒫꒪)ソレハコマル 」
……荷車内では、
瀧奈「自然にアルコール作り出す実…って……」
ミュルル「密輸入ですね…」
ティファレット「密入国で密輸入てか…」
↑別次元で別国から来た人。
瀧奈「お前……いや、人の事言えないか」
↑同じく別次元で別国から来た人。
グッドフ「賑やかで良いな!」
突然〈ガタン〉と屋根が揺れる
ブレイザー「行くぞぉぉ、いざ!プロキシア」
機械仕掛けの荷車が動き出す。
〈ガタン〉〈ガタン〉と機械特有の音がなる。
ミュルル「す、すごい」
瀧奈「本当に大丈夫なのか?めっちゃ音するが」
ティファレット「オォ…吐きそう」
そのまま瀧奈達は、プロキシアの道のりへ進む。
ブレイザー「さぁ…仕事だ!」
グッドフ&リカ「我らは、」
モッコ&シュリーナ「蒲輸送団!」
……ブレイザーは〈ニヒィ〉と笑顔を作る。
続く→