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真一と紗栄子は店長と別れ誰のかわからないセルシオで走り出していた。

「あぁっ、くそ、何が何なのかわかんねぇ」

「真ちゃんの車を探そう。。」

「祠に行くのが優先だ、お前は彼方に電話し続けろ、アイツは何かを知っているはずだ」

まずは、大輝と身投げなのか、何なのかわからないが、一緒にいた遺体が凛なのかを確かめるのが優先だ。

峠道の麓にたどり着くと、勢いよく駆け上がっていく、車窓からは、港町が見え最高の景色のはずだが、今は最低の気分で駆け上がっていく。

俺のセルシオはどこに行ったのか、店長が言うように上杉モータースに行くべきなのか。

昼間はあのバケトンも大正時代のレトロな建築物のようで観光や登山客の立ち寄りスポットになっている。

トンネル前で撮影していたり、沢や滝が多いのでハイキングとかで来てる奴らもかなりいた。

真一は昨夜と同じバリケードの前に車を止めた。

トンネルの前では男女5人が記念撮影をしていた。真一は顔を伏せながら車を降りてた。

「はいチーズ!」

「すみません!一枚撮っていただけませんか?」男女の輪から1人の女性がはみ出して来た。真一はそのまま無言で歩き出したが紗栄子がつかまった。

「あっ!じゃあ一枚だけ。。。」何やってんだ紗栄子のやつは。

「紗栄子いくぞ」

「ぎゃあーぁぁぁ」

祠の方角から男女が走ってくる。

「どうしたの?」男女2人は集団の前に倒れ込み何かを伝えようとしているが、言葉にならない。

ただならぬ雰囲気に真一も駆け寄って来た。

「この先の祠に死体が。。。」男の方がなんとか振り絞り、そういった。

「死体?見間違いじゃないのか?」リーダーぽい男が2人に問いただす。

「きっと熊に襲われたんだ、腹の辺りが食いちぎられていた。」

「多分、女の人だと思う」女の方もやっと息を整えてそう言った。

確かにこの山では、熊の目撃情報はあるが。

「お兄さんたち地元の人ですか?」リーダーらしき男が俺の車のナンバーをみてそう言った。

「もし本当に熊がいるなら、今この瞬間も狙われているかもしれない。」

「そうよ、ここは危険よ。街まで送ってもらえませんか?」

6人プラス、紗栄子と俺がいるのにセルシオに8人も乗るわけないだろ。

「真ちゃんどうしよう?」

「どう考えても8人同時は無理だ、助けを呼ぶしかない」俺はそう伝えた。

「じゃあ誰がのこって誰が助けを呼ぶんだよ」リーダーらしき男ももはやリーダーではなく取り乱していた。

「5人乗りの車に7人乗っててくれ、1人はトランクにも乗れるはずだ」俺はそう伝えた

「乗ってどうするですか?」

「俺が一人で本当に死体があって、それが熊の仕業か確かめてくる、取り敢えず早く乗れ」

真一がそう言うと7人が車に乗り込み寿司詰状態になった。

「鍵は俺が持っていくからな」

そう言って真一は祠の方に歩いて行った。振り返ると紗栄子の心配してる顔が見えた。

真一は軽く頷き、森の奥へと進んでいった。




「トランク」ある日突然愛車のトランク○体が積まれていた。誰が何のために。。。

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