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主の勝手なお話です。通報❌
何でも大丈夫な方だけどうぞ~
jo「ラウ、まいと、落ち着け、相手に
すんな!さっきも言うたやんか?」
ra「くそ!わかってる!わかってるよ!
え?」
-じょう君、僕が言い合いしてるのわかって
るんだ…じょうは感が良いからな
「ええ~じょう?やきもち?かわいい♡」
jo「ちゃうわ、ほざいとけ、ハッ」
i「…まあさ?」
「ん?ひかる?」
i「あのさ?……」
「なに?早く言ってよ!」
s「うわ」
-あいつ誰
i「…お揃いで買ったピアス…修理から
戻って来たよ?綺麗に直ってた…」
「へえ~そうなんだ、でもさあ、新しく
買った方が早かったんじゃないの?
大して高くもないんだから」
f「ふう…」
-ノイズきた~
i「ああ…わかった…やっぱり、そう
なんだな…」
-主様、愛してる、ごめんなさい…
m「まあさ…俺…2人のブランド…やめるわ」
s-りょうた…そんな冷たい顔…
ka-りょうた…そんな顔…するんだな
「ああ…大変だもんね?私…ぜっんぜん
服にも、色にも興味ないし、ましてや
忙しいのにさあーでもない、こーでも
ないって…ああ、良かった!」
m「りょーかい…」
-主様!俺はあなたを愛しています!
w「まあさ?…YouTube…残念だったな?」
「ええ~ああ…仕方ないよね?でもさあ
どーせ、紅白なんて無理なんだから
早めにわかってよかったんじゃない?
ほぼ、毎日さあ?その話しなきゃならない
しさあ、面倒!」
w「もう…動画…削除しても良いよな?」
「良いよ!良かったあ!」
w-主様…早く出てきて…俺を抱きしめて…
こえーよ…
s「まあさ…俺達、お別れしよっか?」
「うん!だよね!あわないもんね!
身体の相性も悪いし…騎士団も人数
増えて大変だしね!さよなら!」
s「さよなら」
-ああ~良かった、しつこくされなくて
しっかし、主様、早く出てこないかなあ
ka「なあ…まあさ?…騎士団て…人数が
多くて大変なのか?」
「…かずやも女装?…ハハハ…なに?変
なの~うん、そうだね…そもそもさあ
キチンとお付き合いしなくてもいい
んじゃないかと思うんだよね…騎士団
って誰がつけたんだっけ?ちょっと
ダサくない?…今どきさ…」
ka「ハハ…そうか…じゃあさ…解散…俺達
騎士団…ひであきもだけど…お前と別れて
も構わないよな?」
-変…か…渾身の出来なのに、ハハハ…
「うん!まあね、じょうがいるし
ふじいさんとも、やまだ君とも会えるから
良いよ!さよなら!」
ka-ああ~良かった~主様、早く
出てきてくんないかな
jo「俺を頭数にいれるなや!くそが!」
「わあ~ひど~い笑
でも、治安悪いじょうもカッコいい♡」
ka「ハハ…さよなら…」
-しつけーな、こんな茶番早くおわろーぜ
「あっそうだ!こうじ?だいすけ?」
s「なに?」
k「ん…」
「写真!今まで撮った写真、消したり
捨ててね?変なとこに出したり
しないでよね?お願いね?」
s「ああ…」
m-思い出より、自分の保身か…ハハ
人間不信なとこは…まあ…そうだよな…
k「わかっとるわ…わかっとる」
-しんど…なんやねん、ホンマ…
別人やわ…やっぱり俺が好きなんは主様や
「後は…よし、お揃いのものとかは…全部
捨ててっと、思い切って新しいマンション
に…ああ…そうだ、りょうへい?」
a「…なに?…」
-主様はどこいっちゃたんだ…
「私さ、やっぱり、学校行かない!
何より面倒だし、学歴とか、たろうが
いるから関係ないし…勉強もしても
楽しいと思わないしね」
a「ハハハ…そっか…学校行くの…辛いしね」
「ハハハ…違うし…私…なにもしてないのに
なんでよ…勉強だって…大嫌い!
かあさまも、中学までしか、行ってな
かったし…お仕事もかわいきゃ大丈夫
でしょ!」
a「うん…そうだね」
-本気でそんなこと、思ってんのかな
だったら、明らかに自惚れてる
「同情なんていらないからね!」
a-してないけどね
jo「……」
「じょう♡慰めて♡」
jo「いやや!離れろ!」
ta「…まあさ?」
「……」
ta「…なあ?…まあさ…あの…俺達のさ?」
「………ああ……えっと…ゆうだい?…なに?」
ta「……なんでもねーよ」
-ハハ…やっぱりな…俺を愛してくれてる
のは主様だ…
「はあ?」
f「…あの…まあさ…?」
「…ん?…ん?…たつや?…ごめん、私
たつやの声、なんでかわかんないけど
聞き取りづらくて…で、何?」
f「…現場で会っても話しかけて来ない
でね?」
ka-よく言った!
「……ああ…もちろん…お互いに迷惑
だもんね」
f「そうなんだよ…はあ…スッキリした!」
-主様、愛してるよ…
「もおさあ、なに?私さ、じょうと
チュウしたいの!邪魔しないでよ!」
jo「…いやや…くんな…俺はるうのもん
じゃい」
「ええ?冷めちゃったの?じゃあ、家に
帰ろ?大丈夫、私、スッゴいスタイル
良いんだよお?…るうのこと、見たこと
ないんだけど、どうなの?私より、かわ
いいなんてあり得ないでしょ?本人も
大したことないって言ってるし」
m-見たことないんだ…ずいぶん、調子
づかせちゃってるな
jo「なに言うとんの?そんなわけあるかい!
俺のるうをけなすなや!お前より何万倍も
かわいいわい!ハッ!」
m-こんな乱暴なじょう、初めて見た
でも、優しくしたらもっと調子づかせ
ちゃうもんな
「フフ、かわいい♡照れちゃって♡
私が好みじゃないって言ったこと、怒って
るの?あれは、照れ隠しだって、大丈夫♡
シャワー浴びながらすればいいよ♡ひであき
だって、スッゴいよろこんでたんだから!
じょうって…初めて?…痛くしないでね♡」
i-うわ…ひであき…言われちゃってるぞ
本人は手玉に取ってたつもりなんだろうな
ra「ハハハ…まいと…お前…ヤバイな…
パニックだろ?…僕もだよ…でも、わかって
良かっただろ…まあな…うん」
「はあ?まいとって誰?…別にどうでも
いいけど…じゃあ、私達先に帰るか…」
?「もしもし…お取り込み中のところ…悪い
んじゃが…そこのかわいいお嬢さん…ちと
道を訪ねたいん…」
m「え?おとう…いや…」
「………」
m「…ご主人?私でよければ…どちらに
お出掛けですか?」
?「おお、有難いが…わしはな、そこの
かわいいお嬢さんに聞きたいのじゃ…」
「…私…この辺のものじゃないんで…」
?「まあまあ、そう言わず…スマホで調べて
くれんかのお…」
「はあ?急いでますから!そんな高そうな
スーツ来て…まだ若そうなんだから…
タクシー呼べば?ラウ!調べてあげてよ!
じょう、もう行こ!」
?「わしのお気に入りのスーツなのに…
好感度駄々下がりじゃのお…」
「はあ?いきなり声かけてきて…警察
呼びますよ!」
ra「まあまあ…あの…ご主人?…僕もその
ブランド好きですよ?ほら…このロゴ
お揃いですね笑…あの…僕で良ければ…
調べます…どこまで行かれますか?」
「…相変わらず、2人とも優しいのお…
お前は調べんでもわかるじゃろ?そうか
まいとは知らんのか…ラウール?わしの顔…
忘れてしまったか?」
ra「…ヒッ…創造主様…あっ…皆!頭を…」
so「頭なぞ下げなくても良い…」
「…創造主って?…なに?私を驚かそうと
してるの?」
a「え?」
-忘れてる?忘れさせられてる?
m「…創造主様…発言をお許しいただけ
ますか?」
so「ああ…構わぬ」
m「お初にお目にかかります、わたくし
みやだて りょうた と申します
ご存知かとは思いますがかねてより
サタン様とお付き合いをさせて
いただいております」
「え?サタンと…るうとりょうたが付き
合ってるってどういうこと?」
so「ほおお…わしに…臆面もなく…
話しかけるとは大したものじゃのう…
そんなやつは…今までに2人しか
おらなんだ…」
m「左様ですか…」
so「ルシファーとお前だけだ…
これをやろう…対価は…そうじゃな…
あやつの側に居続け、守ることじゃ…
永遠にな…ほれ…」
m「……有難き幸せ……」
so「綺麗じゃろ?…あやつがわしのところ
に羽を置いて行った時のものじゃ…
…ちと大き過ぎるが…あやつしか手におえん
のじゃ…あやつ以外…鞘も抜けん…お前達が
好きな色の石が散りばめてある…あやつは
…いつも、これを背に差しとった…お前から
離れないようにしてあるから…特典はな?
わしへの直通フリーパスじゃ…願えば何度
でも往復できる…いいじゃろお?考えたぞ!
真剣に!」
m「ハハハ…」
-うわ~綺麗…一面にルビーがびっしり
こんな大太刀…おも…日本刀とは違う…なん
だ、エクスカリバー的な…ラウが言ってた
剣か…主様が誂えたのかな…いや違うな
so「笑いの趣味も合うのお!」
m「…左様ですね…」
-こんな贅沢なこと、するわけない
献上品とかだな…駄目だ、考えるな
読まれちゃうぞ
so「パートナーの趣味も合うと言うこと
じゃぞ!負けんからな?」
m「…はい」
「ねえ?りょうた!るうと付き合って
るの?いつから?」
jo「もう、別れてんからええやんか」
「うるさい!りょうた!こたえてよ!」
jo「勝手なもんやな…」
m「…もう俺達別れてるだろ?関係ない
でしょ?」
「なによ!私のこと、あんなに愛してる
って!どうして裏切ったのよ!」
m「どの口が言うのさ?俺のこと、ウザ
かったんだろ?たいして興味もなかった
くせに…離れると惜しくなるんだ?」
「ハハハ…違うし…別に…じょうが…」
jo「お前のことなんか、これっぽっちも
思うとりゃせん!」
m「勝手なもんだな…」
「あ!これって…夢?ハハハ…
りょうたが私にこんなこと、言うわけ
ないもん…りょうたは、私のことだけ
思ってればいいの!」
jo「甘やかし過ぎや」
m「…そりゃね…」
so「…小娘…お前はもう…良かろう…わしの
大事な宝を…散々泣かせよって…」
「はあ?」
バンッ))
バタン))
ma「痛たっあああ…なにすんのよ!」
ra「ええ?…るうと…まあさ…が分かれた…
はっ、まあさ、怪我…」
r「…はあ?お前!何しに来たんだよ!
私をまあさの中に閉じ込めて!……は?
まあさ!大丈夫か?怪我は?」
ma「…あなた…誰?」
r「ああ…こうやって対面するのは初めて
だな、私は…サタン…あなたに居候させ
ていただいているものだ」
ma「へえ~こんな感じなんだ…なんて綺麗
それに…スタイルだって…におい…ハハハ
ホントだね、自分で言ってた通り、大した
ことないじゃん!」
r「ああ、その通りだ、お前に敵うもの
などいないからな…まあさ?怪我は?
どこか打ったんじゃないのか?」
ma「はあ?こんな時だけ…いつも何にも
してくれないのに…ああ…じょうの前で
良いとこ見せたいんだ?」
r「…お前…もしかして…ずっと…彼らと
おしゃべりしたのか?」
ma「もちろん!当たり前でしょ?ああ
そうだ、報告だけしとくね?騎士団は
解散、ひであきもだけど、皆と別れた
から!はあ…せいせいした…もう、とっく
に飽きちゃってたし…誰かさんは、役立た
ずだし…せっかく着物、着せてあげたり
じょうと2人だけにしてあげたのに…お礼も
ないし」
m「やっぱり惜しんでるだけじゃんヒソ))」
r「なんてことを…いや…そうか…それは…
すまなかったな…ありがとうございました」
ma「…まあ…いいけど…今度から気を
つけてね…ああ…もういいんだ…」
r「え?」
ma「ハハハ…分かれてるから!私、自由
じゃん!やった!るう!さよなら!じょう
行こ!」
r「え…じょう?」
m-状況がわかってない…完全に閉じ込め
られてたんだ…不意打ちだったからかな
jo「俺がお前意外と行くわけなかろう!」
ma「ええ~さっき、チュウしようとした
くせに、私のことかわいいって思ってるん
でしょ?ねえ、主様?じょうは、私のこと
が好きなんだって!良いでしょ?いつも私を
優先してくれるんだよね?それに、るうは
りょうたとお付き合いしてるんでしょ?私の
りょうたを盗ったんだよね!尚更、良い
よね!」
r「あっ…そっ…」
m「最初から、あなたのものじゃないよ
出来るなら、過去のお付き合いも無かった
ことにしたいくらい」
ka-だよな
s-だよね~
r「r…みやだて君!」
ma「え?もしかして…りょうたの妄想?
お付き合いしてるのに…みやだて君なんて
アハハハハ、りょうた、かわいそう!」
a「ポンコツ翻訳機がこんな時に役立つ
んだコソ))」
ma「じょう…」
jo「アホ!誰がお前なんか!近寄んな」
-なんや、主様と別れた瞬間からつばき
やまさんから、なんのにおいもしなく
なった…やっぱり、るうが中にいるから
においがしてるんや
so「…小娘…お前は、わしと行くのじゃ」
ma「はあ?援交?冗談は顔だけにしてよ?
りょうたに似てるけど…私…ホントは
タイプじゃないんだよね…何でかお付き
合いしてるけど…まあ…付き合ってもいい
けど…まずは買い物してからだよ?
触んないでよ?」
r「なんだと?」
ra「ハハハ…純度100%…濃いキャラだな
あんなに貶してるのに、盗られると怒る
んだ…」
m「本人は、いたって真剣なんでしょ」
ma「もお~馬鹿馬鹿し…もういいわ…冷めた
から、おじさんについていくわ…はい…
じょう?後から惜しんでも知らないからね」
a「これか…これをるうは防ぐためにずっと
添ってたんだな」
ka「だな…」
jo「惜しむか!」
r「なっ!まあさ!なにを言ってるんだ!
ダメだろ?知らない…知ってても簡単に
男女が一緒に出掛けるのは好ましくない
ダメだ!」
ma「主様には関係ないでしょ!私に指図
しないでよ!居候でしょ!」
so「ハハ…りょうたよ…私は父君に似て
おるか?」
m「…はい、先ほどは大変失礼いたしま
した」
so「父君もイケメンなんじゃのお…」
m「…おそれいります」
r「…創造主様…発言をお許しいただけ
ますか?」
so「ほお~そんな口もきけるのか」
r「うるさい…」
so「かわいいな…相変わらず」
ma「おじさんも大概じゃん…私のこと
ほしいくせに」
r「黙れ!…お許しいただけますか!」
ma「私に指図しないでよ!」
so「いいぞ」
r「申し上げます、このつばきやま まあさは
私と一心同体、どうぞ、無礼をお見逃し
ください!私が責任をもって、守ります
ので、どうぞご容赦を」
ma「なによ、無礼って、おじさんの方が
よっぽど無礼…だって、犯罪だよ?私まだ
15才なんだし…どんなチュウするか、知り
たいからついていくだけだけど…お付き合い
とかしないからね?りょうた達みたいに
勘違いしないでよ?まあ、気持ち良かった
らお付き合いしても良いけど?ないと
思うけどね!」
s「うわ!あんなにハッキリ勘違い
つったヒソ」
m「まあ、ある意味勘違いではある
でしょヒソ」
s「まあねヒソ」
so「…わしはうまいぞ~?誰よりも立派
だし…試してみるか?」
ma「え?ホントに?…おじさん、何才
なの?」
r「まあさ!やめろ!」
so「…いくつにみえる?」
ma「…40手前くらいかな…きっと、全然
元気だよね?」
r「まあさ!そんなはしたないことを
言ってはならん!」
so「そうだな…無限に出来る」
ma「そうなの?…じゃあ…でもどう
しよっかな…お腹空いてるし…」
so「お前が好きなものを食べに行こう?」
ma「え?良いの?」
so「ああ、何が良いんだ?」
ma「え?すき焼きとか!お寿司とか!
ポテトとか……でも…お腹出ちゃうな…」
so「…お前が気にしなければ、わしは構わ
んが?その分、わしの上で鳴けば良か
ろう?」
r「お前もいい加減にしろ!もう、まあさを
からかうのはよせ!」
ma「う~ん…私、騎…位好きじゃないんだ
よね…まあ、どの体位も好きじゃないけど…」
ka-へええ…じゃあ、あんなにガシガシして
くれたのは主様か…かずやは疲れてる
からってずっと自分で、動いてくれてたの
に…ハハハ、ホント、わかってよかった
so「…こいつらが下手なんだろうよ?」
r「やめろ!」
ma「そうなの?」
ta-あんなにアンアンしてるのに、気持ち
良くねーなんて…演技…いや、キュウキュウ
痙攣してイッてるんだから、やっぱり主様
なんだな、あれは…
so「わしなら、お前の気持ち良いところが
探せるかもなあ…」
ma「…チュウだけ、ずっとしてくれる?」
so「ああ…お前が望めばな?」
ma「急に舌、入れない?」
ta「へえ…」
-くそっ…初めからるうと出会いたかった
so「そんな無粋なことはせんさ」
ma「急におっぱい触らない?」
f「フハ…」
-まあさはよっぽど嫌だったのか…まあ…
どうでも良いけど…主様がいてくれれば
so「触らん」
ma「イヤだったら、帰っても良いんだ
よね?」
ra「ヤバい」
so「もちろん」
ma「急に押し倒したり、好きだよって言わ
ない?」
w-だから、主様にとばされたのか…
ほんっと、後悔してる!くそっ!
so「せんよ」
ma「じゃあ…映画みたい…肩とか抱かない
でよ?私から、触るからね?絶対だよ?」
ka-自分からは触るんだ…誰でも良いん
じゃん…ハハハ…俺があんなに焦がれてた
のは全部、主様へだったんだな…
じゃなきゃ…こんな…
so「わかった」
ma「…バーカ!そんな都合の良いやつが
いるか!やることしか、考えてない
クセに!くそじじい!」
r「まあさ!なんてことを!」
so「ハハハ…なかなかに厄介者じゃのう…
それでは…その代わりにお前が来い
わしのところへ…元の属性に戻し、羽も
元通りだ…わしをパートナーとして覚悟を
決めろ…もう離さぬからな」
r「あ”…そ…れは…できません…」
ma「はあ?私の方がかわいいでしょ!
一緒に行くって言ってるじゃないの!」
ra「え?言ってた?」
m「るうを誘ったから、惜しくなったん
でしょ」
ra「ああ…」
r「やめろ!まあさ!」
m「創造主様!ルシファー様をお連れに
なるなら、どうぞ私達もお連れください!」
ma「なっ!」
so「なんと?お前達も?」
m「はい!先ほど、あなた様がルシファー
様の側に居続けろと…」
so「言うたな…」
m「有難き幸せ!私達、13体、ベール様も
含め、25体、深紅の騎士団として…
今度こそ…あなた様を…」
r「みやだて!」
so「ハハハ…冗談の趣味も合うなあ…
りょうた?」
m「はい!」
so「この娘の寿命はとうに、終わっとる…
あやつが…離れれば…即座に…りょうた…
お前はどうしたら良いと思う?」
ma「え…ウソ…まあ…いいか…それでも…
面倒だもん…」
r「まあさ!そんなこと言ってはダメだ!
まだ、まだ、これからだろう?楽しい
ことが沢山あるだろ?彼らとのお付き合い
だって…早まったらダメだろう?皆、あなた
のことを大事に思ってくれてるんだぞ?」
ma「…だって…このお仕事してたら
ずっと食事制限しなきゃならないし…
楽しいことなんて…お付き合いだって飽き
ちゃったし、皆と相性良くないと思うん
だよね…いつも、いつもエッチばっかり…
ホントさあ…特にりょうた?なにが楽しい
の?毎日、毎日」
m「…あなたを満足させたかったわけじゃ
ないからボソ))」
s「りょうた笑」
ma「え?」
me「なんにも言ってない」
ma「ハア…気持ちよくもないし…寝たくて
も眠れないし…お腹空いてるの我慢してる
んだからさ…鬱陶しい…それにかずやだって
さあ?もっと、カッコいいかと思ってたら
…てんで…ハハハ、なんか全然頼りないし
TVと違うし…逆にひであきなんか、息が
詰まりそう!イケメンのクセにいつもいつ
も細かいことばっかり!自分がそうだか
らって押し付けないでほしいのに…あの
表情は良くなかったとか、あそこでは
もっと笑ったら良かったとか…何様
なのよ!ホントになにがかあさまよ!私の
かあさまは、さくやなの!私に意見しない
でよ!かわいかったらチヤホヤしてくれる
んだし…そもそもさあ?もっとカッコいい
さあ?男のこと、お付き合いしたいわけ!
やまだ君とか、おかだ君とか!だからさあ
皆、真剣に好きになってもらわなくても
良かったのに!チュウしたら、終わりで
良かったの!」
a「うわあ」
m「ほらね?」
jo「…はあ…」
ka「ハハハ、おかだ君かあ…カッコいい
もんなあ~俺とは全然違うタイプじゃん
王道が好きなんだなあ~」
r「かっかめなし君!」
ra「無理でしょ…ああ…タッキーだって
王道じゃん…」
ma「私、かずやもひであきも好みの
タイプだなんて言ったことないから!」
ka「アハハハ、ああ~おっかし…つばき
やまさんのタイプはさ?どんな感じなの?」
ma「…小柄で、細マッチョな感じの人…」
m-ふじいさんだ…
ra-ふじいさんか…
ka「…へえ~やっぱり、やまだや
おかだ君かあ~」
ma「…スタイルだけで、言ったらやら君が
どストライク、ダンスも抜群だし、意外と
面白いし、顔はささらないけど」
ta「うわ、しぇんぱいかよ…確かに小柄で
細マッチョだよな~ダンス抜群だし」
m-やっぱり、小柄な人がいいんだ
ちねんとか、しょうりとか…それこそ
まつくらとか…彼女は、別に良いけど
主様が影響されるとやだな
ka「え?やら君?やら君か…タッキーと
同期だ…へええ…」
jo-やまだ君が、好みにピッタリやんなあ
f-おかだ君…みやけ君は違うのか…
ma「…でも会ってみないとわかんない」
ra-結局、誰でも良いんだな
r「まあさ!なんてことを…皆、お前のこと
を愛してやまない方々なんだぞ?…そうか…
照れ隠しか?そんなこと…しなくても…
大丈夫だ…ほら、ちょっとお腹が空いて
気が立ってるだけだろ?「ごめんね、皆
愛してる♡」って?皆、優しいから許して
くれるさ…」
ma「ホントに見当違いもいいとこ…まあ
もういいよ…なにもかも面倒…疲れ
ちゃった、るうが全部やってよ…ハハハ…」
r「まあさ!せっかく、この世に生を受け
たんだ!なにか…自分のやるべきことを
見つけねばなるまい?」
ma「…そんな…面倒なこと…いいじゃない
かあさまだって、毎日、毎日、ぼんやり
暮らしてたじゃないの!なにしてた?
大して面倒もみてもらえてなかったし…
どこかに出掛けたり、ましてや手を
つないで、散歩したり、公園で遊んだり
遊園地行ったり、映画みたり、そんなこと
一切したことないじゃない!たまにさぶ
ろうが、自転車に乗せてくれて、しろうと
有料の遠くの大きい公園にお弁当持って
連れて行ってくれて、ポップコーンとか
買ってくれたけど…風船は、高いからごめ
んねって言われた…楽しかったけど、皆に
言うと羨ましいってなっちゃうから、言わ
ないでねって約束したんだった…かあさま
が寝てるとボール遊びしたり、トランプし
たり、絵描いたり…お稽古はしてたけど
あんまり遊べなかったな…」
m-風船は、行ったことがバレちゃうから
ダメだったんだ…ささもりの方々は基本
的に、両親と遊ぶってことがほとんどない
んだな…
jo-ザリガニ釣りやて、したことあらへん
やもんな…
s「…つばきやまさん?」
ma「なに?」
s「近所の子とかとは、遊ばなかったの?」
ma「…男の子達はすぐに触ってくるし
女の子達は…変な顔って言って…遊んで
くれなかった…皆が知ってるゴム飛びとか
手遊びとか知らなかったから…つまんない
って言われたし…」
s「教えてくれなかったの?」
ma「…同じ幼稚園じゃないからイヤ
だって」
s「そっか…」
m-触る…だから、保護者と一緒にしか
入れない有料の遠い公園なんだ…
たろうさんは、遊ぶって発想がないのか…
それか、さくやさんの側を離れたくないか
ん~…後は…さぶろうさんが、さくやさん
を眠らせたりしてたのかな…でもあんまり
やり過ぎると、たろうさんが不自然に思う
から…
r「っさくやさんは、さくやさんなりに
大変なことがあったんだ…決してあなたを
無下にしてた訳じゃないさ…ただ
ちょっと子育てに慣れてなかっただけ
だよ?」
ma「どーだか」
a「…つばきやまさん?さくやさんと一緒
にお風呂に入ったことある?」
ma「え?…ない…ハハ、ないね、あさぎりか
ゆうぎり…たまにさぶろうがちゃんと水着
着て、入れてくれてたな…」
a「水着…そこまで、考えたんだ…そっか…
ないと思うんだけどさぶろうさんと一緒に
お風呂に入っててさくやさんに、叱られ
たってことはないよね?」
ma「…当たり前でしょ、よく覚えてない
けど」
a「そっか、さぶろうさん、優しいんだね」
ma「うん、そうだね、私さあ…ずっと
黙ってたけどさぶろうが大好きなんだよね
兄妹だから、仕方ないけど、それに私に
全然興味無さそうだし…」
a「え?そう…なの?」
ma「ふじいさんに、そっくりだし、1回
さくやに言ったら…そうだ…それは兄妹
なのにって怒鳴られたけど…忘れちゃって
た…それ以来、誰にも言ってないな…主様?
さぶろうさ?あなた一筋だって、言って
たけど、構わないよね?私が、アタック
しても?」
r「あ”…」
m「彼が主様の、他に目をむけるわけない」
ma「私には、スッゴく優しくしてくれる
もん」
jo「そりゃ、主様が居候してるからや」
ra「ハハ、誰でもいいんじゃん」
ma「うるさい!あんた達になにがわかる
のよ!私はね!自分を満たしてくれる
人を探してるの!フラフラしてるわけ
じゃないの!エッチだって、きっと
もっと相性が良ければ気持ちいいはず
なのに!あなた達としてても全然!
気持ち良くないの!ウザいのよ!」
s「おング」
k「だいすけ、耐ええヒソ」
s「……」
k「わかっちょるから…そないもう
優しくせんでもええんや」
s「……うん、そうだね」
so「だから、わしなら気持ち良くなれる
と言ったじゃろう?」
ma「…おじさん…きっと、誰にでも優しい
んでしょ?私じゃなくても良いんでしょ?」
so「…お前もじゃろ?わしのことだけ、愛し
てはくれんじゃろ?」
ma「満たしてくれれば、あなただけを
好きでいるよ…」
so「ほおお…でも、急には抱けんな…」
ma「え?どうしてよ!気持ち良く
するって言ったじゃない!」
so「恋愛はな?キスまでが楽しいんじゃ…
そうじゃろ?」
ka-へええ…恋愛する気でいらっしゃる
のか…それじゃ…るうには、振り向いて
もらえるわけねー
m-…彼の本意はなんだ…あえてこの言い
回しな気がするな…主様のため?…心労を
失くすためかな…
ma「うん」
ra-え?え?ちょっとおお…いつの間にか
創造主様の手中にハマってる…こわああ
so「長く楽しみたいからな…すぐには
せんよ」
ma「えええ~やあだあ~してよおお~」
ka-うわああ~堕としたあ~
so「…わしのこと、なんか興味ないん
じゃろ?優しくしてくれまい?」
ma「するよお~するからあ~」
so「そうか、そうか…」
r「うっ…」
ギュッ))
s「主様?気持ち悪いの?悪阻?もしか
したら、赤ちゃん来てくれたのかな?
抱っこしよう?」
ka「え?マジ?」
r「バッ…ゴホ…だ…さくま君…何ともないさ…
すまない…ダメだぞ…離れて…」
ma「はああ?だいすけ!どういうこと?
悪阻って?え?赤ちゃん?どうして、主様
を抱っこするの?私の彼氏でしょ!」
jo「別れたやんか」
ma「うるさい!だいすけから離れてよ!」
ka「あっ!」
グイッ))
バシッ))
ma「なっ」
s「俺の主様に触るな!俺のことなんか
理解しようともしなかったくせに!」
r「だいすけ!」
ma「はあ~?あなたのことなんか、理解
出来る人がいるわけないでしょ?ハハ…
なにが「皆、1番大好き!」よ?訳わかる
わけないでしょ!恋人を最優先しない彼氏
なんて意味あるの?エッチした後だって
すぐにソワソワし始めてゲームしに行くし
一晩中、側に居てくれたことなんて
あった?」
i「だいすけ…」
s「そっそれは、解決したじゃんか!」
ma「はあ?するわけないでしょ?私が
我慢しただけ!」
s「……ハハ」
ma「それにあんなこと、誰だって嫌がる
に決まってるでしょ?不衛生だし、痛そう
だし、咥えるのだってホントは嫌なのに!」
ka「へええ…」
-そうなのか……逆に、るうは俺達を気持ち
良くさせることに注力してくれてる…慣れ
とかじゃねーよな
s「るうは、嫌がらなかった!お前なんか
好きになるもんか!」
k「だいすけ!やめえ!」
ma「…はあ…ホント、馬鹿馬鹿し…なに?
そういうこと?私の彼氏達…るうが盗った
んだ?偉そうなこといつもいつも、言って
るくせに…私のこと、眠らせて…自分が
楽しんでるんだ?主様?もうさ?私に
かまわないでね?私…あなたのこと
大嫌いだから!」
r「あっ…」
m「主様は、悪くない!俺達が無理に
関係をせまっただけだ!」
r「みやだて!」
ma「へええ…そうなんだ?私にあんなに
愛してるって言ってたのに?」
m「…言ってない」
ma「はあ?惚けるつもり?」
m「あなたには1度だって言ってない!俺の
愛してるは、あなたの中の主様にむけてだ
あなたのことは1度だって愛おしいと思った
ことはないよ」
ma「なっ!」
w-りょうたのこんな冷たい顔…初めて
みた…もう、つばきやまさんには無関心
なんだな…
r「みやだて!なんてことを!」
ka「俺も…ずっと恋い焦がれてたのは
主様だ…あなたじゃない」
i-まあさは、全然動じねーな…あんなに
かずやを想ってたのも、やっぱりるう
なのかな…いや…かずやに興味がない
だけか…
f「フハ、つばきやまさん?俺達、全員
そうだからね?変に彼女面しないでね?」
r「やめろ…やめて…」
s「主様」
ma「ハハハ…清々した…りょうた達はどう
でも良いけど、意見されるのが鬱陶しくて…
これで、私、自由だ!」
i「結局、どうでもいいんじゃねーか…」
so「小娘…ルシファーを…恩人をも裏切る
のか?」
ma「はあ?どこが?どこが恩人なのよ!
ただ、私の中にいるだけで、かあさまが
消える時だって…え…そうだ!創造主って…
あいつ…かあさまを消したやつ…だよね?
そうでしょ?あいつなの?」
ra「気づくの遅くない?他人の顔も
興味がないんだ…え?違うの?わざと?」
a-やっぱり…
jo-創造主様が意図的に忘れさせて
たんか?
m-主様が忘れさせてた?
so「…私がお前の母親を連れていったの
じゃ…ルシファーはなにも悪くない」
r「なっなにを!お前のことをわからな
かった私の責任だ…私がこの世界にきて
しまったせいだ!」
me-こんな時でも相手を庇うんだ
k-こないな時に…
ma「別に…もうさあ、どうでもいいわ…
面倒…るうの好きなようにしてよ…」
r「まあさ!ダメだ!そんなこと、言わ
ないでくれ…」
ma「だってさ?もう結構生きたし…自分の
思い通りに食べたらかわいくなく
なっちゃうし…もういいわ!面倒!」
r「まあさ!」
so「…りょうた?どう思う?」
m「端的に言えば…わかりません…が…2人
に…任せたらよろしいのかと思います」
so「…その優しさが…仇とならぬといいな
よし…それでは…」
ma「やめて!」
so「ん?」
ma「…おじさんと一緒に行くって言ってる
じゃん、連れて行ってよ」
r「まあさ!ダメだ!」
ma「…これから、主様と一緒なんて
まっぴらごめんだから…それに…もうさ
面倒なの!」
ra「主様の好きにしてよって言ったのに…
ホント…言ってることがバラバラ…」
r「やめろ!…まあさ?お前が私から離れて
も生きられる方法を考えるから…
お願いだ…どうか…」
ma「…私に生きててほしいんだ?」
r「もちろん、決まってるだろ!」
ma「じゃあ、2人になったら、このおじ
さんとお付き合いするからね?」
r「え…なん…だと?」
ma「このおじさんに興味があるの!良いで
しょ?」
r「え…でも…」
ma「それなら、生きてても良いよ」
r「…そうか…でも…」
so「それは、わしらのことだからお前
には無関係じゃ」
r「承知…いたしました」
バン))
r「え…あ…戻ったのか…まあさ…なんて
ことを…」
so「…ルシファー…」
r「なに?」
so「お礼はどうした?」
r「…ありがと」
so「チュウは?」
r「はあ?オジジのくせに!寝言は寝て
言え!したことないだろ!」
so「寂しいのお…頬っぺたにはあるじゃろ?
何度も、わしの胸に抱かれてたじゃろう」
m「え?」
r「誤解を招くようなことを言うな!幼い頃
のことだろう!他のやつにしてもらえ!
はっ!」
so「わしを愛しておるのじゃろ?」
r「愛してるわけないだろ!…大嫌いでも
ないさ…お前は敵だ!」
so「傷つくのう…」
r「うるさいっ」
so「1番のくせに…」
m「1番は私です!」
so「ハハハ…りょうた…わしはお前が
大好きじゃ…困ったことがあれば…
必ずわしのところへ、来るのじゃぞ」
r「私がいるから、大丈夫だよ!それに
なんだよ!大好きって!許さないぞ!」
so「ハハハ、相変わらずじゃな…ピチピチ…」
「「触るな!」」
so「…寂しいのう…わし…帰る…いや
…この姿なら、構わぬのか?………」
r「バッ…」
ra「うわ~創造主様の若い頃って…」
ka「りょうたに、さらにそっくり…」
r「いい加減にしろ!」
so「ハハハ、お前が生まれた頃はこの
姿だったな…やっぱり…白銀が似合う…」
r「…ウイッグのこと?ハハハ、お前が
やったんだろ!で、なんだよ?」
w「だから、りょうたのシルバーカラー
のウイッグに感動したのかよ!」
r「違う!」
k「しょうた、やめい」
i「しょうた、変なところでやきもち妬く
なよ」
w「だって!」
s「しょうた、今じゃなくない?」
w「だってぇ~」
so「ハハハ…お前を皆の手前…選ぶわけには
いかなかったからな…均衡が崩れてしまう
から…差をつけられぬ…お前が望んでくれ
ればよかったのに、俺はよろんで…しかし
今度戻ったら2度と離さぬ…パートナーと
して、皆に知らしめる…いいだろ?」
m「え…」
r「いいわけないだろ!弟の手を離す
つもりか!やめてくれ!」
so「…素直になれないのかよ」
r「勘違いするな!」
so「また…ディナって呼んでくれよ…」
m「なっ呼び名まで…」
r「う…ほっほかのやつに呼んでもらえ!」
so「お前がつけたのに、他のやつに呼ばせ
るわけないだろう?」
r「え…」
グイ))
ギュッ))
チュッ♡))
r「ぎゃあああああああああ~
お前!…なっなにを…」
バシッ))
so「ハハハ、りょうた…やはり強いな…」
m「俺の主様をお離しください…
ルシファー様と一緒でお言葉使いに
気をつけていられるのですね笑
フフ…誰より…強いのですか?」
so「わしの息子より…その剣…お前の言う
ことも聞くんだな、まさか鞘が抜ける
とは…ハハハ」
m「おほめくださって、光栄です」
r「ああ!私の…どうして?」
m「創造主様より、賜りました!」
so「特典はな、私への直通フリーパスだ!
ハハ、いいだろ?し…」
r「真剣に考えた!って、オジジギャグ
もいい加減にしろ!アハハハハ…真剣
だって…」
f「…るうの笑いのツボって、オジジ
ギャグか…ハハ」
w「夢であってほしい…いや…まあさと
別れて、よかった…」
s「なあ…そうだよな…」
r「おい!離せ!早く帰れ!二度と来る
なよ!」
m「待て!キスしやがって!俺のものに!
許さない!」
ガシッ))
ra「りっりょうた!やめろ、やめろ!」
so「ハハハ…今も昔も私のものだ!…以前は
あんなに会いたがってくせに」
r「違う!うるさい!帰れよ!」
so「あいつらと仲直りしたからか?」
r「そうだよ!」
so「俺を散々、振り回して…」
r「う…それは悪かったと思ってる…
すまない…」
so「…じゃあ、りょうた達と一緒にいても
良いか?」
r「なっ…ふざけるもいい加減にしろよ!」
so「…本気だ」
r「バカも休み休み言えよ?弟は?今さら
手を離すつもりなのか?」
so「元々、取ってないだろ?わかってる
じゃないか」
r「ウソだ!だって…ミカエルは…お前が
ウソをついているんだ!」
so「俺がウソをつかないのは、お前が1番
良く知っている」
r「っお前なんか知るもんか!この大嘘つき
め!離せ!」
so「チュッ♡…俺のこと、まだ愛してるだろ?
俺がこの地に来ても構わないんだぞ?
…チュッ♡」
r「やめろ!離せ!ビリン))」
so「へえ~放電か…お前が使っているところ
は、久しぶりにみたな…」
r「ビリン))離せ!」
m「……」
-くそ、くそ!どうすればいいんだ
るうを連れていかれるかも…こんな時…
さぶろうさん達が俺ら側に居てくれれば…
いやかな…どうだろう…でも、るうが危険
な目にあうよりも良いだろうしな…
ra-…結局、力の弱い僕はなにも
できないのかよ!くそ!
r「…まあさのことは、どうするんだ!」
so「お前には、関係ない」
r「…せめて、2人になった時には会いに
来てもらえないだろうか?」
jo-また…こないな時に…まあ、そこに
惚れたんやけど
k-ホンマにけったいやわ…こないな時に
so「それは、わかってる…お前も一緒に
迎えにくるぞ?」
ガガガガガ))
r「この~いい加減にしろ!ベリアル!
バアル!」
so「ハハハ…そうきたか」
m-そうか!呼べば来てくれるんだ…
よかった…来た!こんなに早く…さすが…
ra-こんな強固な結界も、破れちゃうんだ
スゴいな…やっぱり…くそおお…僕はお役に
立てないのか…
r「信じない!信じない!信じない!あの
時、ミカエルを庇ったお前など!私を
選ばなかったお前など!さては、ミカエル
に飽きたんだな?身体を許し合ったものに
飽きるなど、あり得ない!」
バリバリバリバリバリ))
so「お前の信じているまあさだって、あんな
に愛されたのに飽きたなどと宣ってたじゃ
ないか」
jo-あない、火花が立ってる程放電しとる
のに…離さへん…創造主様も必死なんやな
哀しいくらい…必死…なんか…せやな…
離しとうない…俺はただ、運が良かった
だけや…
r「そっそれは…ちょっと照れてただけだ!
こんなに愛してくれている彼らに飽きた
などとあり得ない!」
sa「呼ぶのおせーよ!ああ?じじいが相変わ
らず、俺の女にちょっかいだしてんのか?」
si「ええ~やめてください~創造主様でも
許さないよおお?」
so「ハハハ、青二才が…ほざいとけ!
ルシファー?俺のことも信じてくれよ?
天の創造主が、パートナーにそれも、他の
奴らを想っていても構わないと言ってるん
だぞ?」
sa「りょうた!下がれ!」
si「ラウも!」
m「はい」
ra「はい」
r「アハハハハ、自惚れるな!お前のこと
を崇拝してるものだけ、側に置けば
いいじゃないか!」
so「俺はお前だけのものになりたいんだ…」
sa「愚かなじじい…選ばれて頂点に
立ってるのにボソ))」
si「叶わぬ願いだね…皆、俺らの後ろに…
あれ?それは…」
ka「自分の愛してる女も手に入らない
立場なんていらねーけどな…」
ta「だよな…気の毒だけど」
r「馬鹿者!何てことを!自分の私利私欲の
ために、動くなど!お前は、そんな立場に
あるものじゃないだろ!」
so「わかってるんなら、お前が添って
くれよ…まだ、俺のこと愛してるんだろ?
あの時はちょっと、怒っちゃただけなん
だろ?そうなんだろ?」
r「う…あ…違うもん…あの時は…だ…うわ~
違うから!お前なんか!お前なんか!」
sa「るう!お仕置きするからな!」
r「あっ…う…やあだあ!」
si「じゃあ、ちゃんと早く帰れって言い
なよ?」
r「う…もう、早く帰れよ!」
so「…こいつらより、俺の方が上手なのに…
試してみればわかるぞ?」
sa「んなわけねーだろ!」
si「そーだよ!」
r「わっ私は!気持ちが良いから、交わって
るだけじゃない!愛してるから抱かれてる
んだ!勘違いするな!いや、凄く気持ち
良いけどもね?」
so「それなら、なおさら俺としよう?」
r「ふざけるな!」
so「…よし、よし、じゃあ、またな!
これから、じっくり口説くからな?
りょうた?私の宝を任せたぞ!」
m「…ぐうう…」
si「口説かせるわけないでしょ?
早く帰りなよ?」
sa「じじい!早く帰らねーと、上で
また、暴れるぞ?ラファエルは息災なん
だろ?」
so「ハハハ、じゃあな!」
「…………」
a「…なんの前触れも…なかったね…
2人とも……タプタプ……録音は…
されてるな……よし……え?でも…送れない
……そうか……」
「……………」
m「…るう?」
「…くそっ、くそ!くそ!
がああああああ~」
ブブブブブ))
sa「あ!くそおお!わかったよ!今から
行くから、待ってろ!…るう、すまんな
仕事だ…でも、また、なにかあったら
呼ぶんだぞ?消毒♡チュッ♡」
m「あっ!」
「ああ、ありがとう♡」
♪♪♪♪♪~
si「ああ~はい……え?……わかりました
確認しに伺います……るう?俺もだ…
行かなきゃ…」
「うん、しろうもありがとう、いって
らっしゃい♡」
「「じゃあな!」」
m「うわ…ホントに瞬間だ…スゴいな
よかった…来てくださって…るう?」
「ん?」
m「お二人がいてくれて助かったよ
呼んでくれてありがとうね」
「…そんなこと…」
ra「僕達だけじゃ…どうなってたか…」
「うん…いや…お前達に、なにかされる
ようなことにはしないさ…皆、本当に
すまなかった…私が不甲斐ないせいで…」
m「主様?気にしないで?なんともないよ?
ねえ?ラウ?」
ra「うん、そうだよ?気にしないで?」
「ありがとう…」
a「るう…もう…行こっか?」
「ああ…そうだな…」
ra「りょうた?ダメだよ?行かないよ?
消されちゃうよ?」
m「だから!消されないの!…一発
いれなきゃ気がおさまらない!」
jo「…ええ度胸やな…」
「…剣殿…ング…んー!」
・・・
jo-なんやの…話が違い過ぎへんか…
まあ…3体の中で1番色気があるけど
底知れん少年みたいやもんな…
ぼおっと魅せられてんのにだっれも
声かけへん…こわあ…まあ…今、声
掛けたら…消されかねへんもんな
ka「ラウ!」
ra「なに?」
ka「お前!創造主様が、りょうたにそっくり
だって、どうして言わなかったんだよ!」
ra「…悔しいから…」
ka「ああ…ごめん」
「……………」
m「…主様?……」
「なんだ!…腰を抱くな!」
m「…良いでしょ?…せめて…放電しないで
…いたっ…」
「え?…ごめん…え…どうしたら…
止むんだ……」
m「…わかんないんだ…そうか…
…主様…チュッ♡…チュッ♡……ルシファー
愛してる…」
「……ぎいいいい~りょうた!
わざとだろおお!」
m「…なんで…黙ってたんだよ?」
「なにが?」
m「お前もわざとだろ笑」
「…なんて説明するんだよ?
創造主ってさあ?りょうたにそっくり
なんだよ!って?わざわざ、そんなこと
言う必要あるか?」
jo「…あるやろ!」
me「…あるでしょ!」
~人間は相変わらず、愚かだな
「…え?」
~愛する俺様の声も忘れたのかよ?
悲しいなあ~永遠の愛まで誓ったのに
m「え?え?誰?」
~相変わらず…優し過ぎるんだ!キスまで
されやがって!
「…サン?まだ…しゃべれたんだ?
私と離れてしまったから…ダメかと
思ってた…」
m「え?え?剣殿?」
~…俺を置いていきやがって!…
その上…最後の仕事が、お前の羽を
落とすなどと…
「すまん…」
jo「るう?」
~…あいつが…置いていけと指図した
のだから…仕方な…
「サン?」
?「もしもし?」
「…はい?…警察?」
ke「…失礼ですが…こちらは?」
「あっ…はい…模造刀…舞台の小道具です…」
ke「…確認しますね……ん?抜けない……
わかりました、剥き出しにならない
様に…こう…袋に入れるとか、風呂敷に
包むとかしてください…立場上、注意
しなければならないので…念のため
ご住所とお名前をお聞き…」
m「…注意なのに…名前っていりますか?
念のため…タプタプ…警察署へ聞いて…」
ke「ああっとお…私の勘違いですね!
これからは気をつけてください…
それでは…」
jo「なにが勘違いじゃい…」
~りょうた?やっぱり、ルシファーは
この世でも、モテモテだろお?
m「剣殿…サン殿?…よろしいのですか?
そんな気軽に私達に言葉をかけて」
~ハハハ…お前…さすがだな…ああ、俺に
殿なんていらない!ただの火の龍神だから
サンでいいよ!敬語も面倒だからな
いらないぞ!まあ…俺は気に入った相手に
しか、添わないけど…お前が2体目だ…
それとルシファーのパートナー達なら
丁寧なことはいらないぞ!
all「ありがとうございます!」
s「興奮しすぎて頭がパンクしそう…
火の龍神だって!ちょおーカッコいい!」
ra「…火の龍神様が入ってたんだ…装飾も
高価な宝石が散りばめられて、とても
美しく気高き佇まい…それに、あんな大勢
と立ち向かっても…刃こぼれ、1つしない
剣…主様にずっと遣えていらっしゃったけど
あの後は……創造主様のお側に置かれていた…
いつも磨かれていたけど…鞘も抜けなかった
んだ…」
「……いつも…だから…しゃべっていられた
のか…あいつ…」
jo「好感度あげとるで…」
~ハハハ……そう…大したものでもないさ…
お前…ルシファーの周りをチョロチョロ
してた天使だな!立派になったよな~
…下界へ行くのを志願した時は、見所が
あるなあって思ってたけど…無事に
添える様になってよかったな!
ra「うわ~僕のこと、知ってくださって
いるんですか!ありがとうございます!」
~知ってると言うか…ルシファーに
添っている時は、いつもこいつが
またいる、またいるとブツブツと
してたからな…
「ぎいいいい~サン!余計なことを
言うな!そりゃあんなに、いつもいつも
チョロチョロしてたら、気にもなる
だろう!こいつの顔を見ろ!この美し…
ハハ…なんでもない…」
ra「チュッ♡…チュッ♡…主様♡…僕がなん
だって?」
「…しらん、しらん!」
ra「ええ~聞きたいのに~」
「うるさい!」
ra「ちぇ~、2人の時にじっくり聞く
からね♡」
「聞こえない…」
ギュッ))
「れん…歩きづらい…」
me「いいでしょ…パニックだよ…」
「……そうだろうな…」
a「早くカラオケに行って話をしようよ」
i「そうだな…目立っても良くなしな」
「れん…ほら…」
me「やあだあ」
「もおお…」
タッ))
me「え…」
jo「はあ?飛び越えよった…」
「早く!どこだっけ?あっち?なあ~
どうしてホテルになったの~」
i「目立つなよ…」
me「どこも一杯だから、あべちゃんが
ささもりのホテルに問い合わせたら
カラオケが入ってるって言われたから
そこにしたって~」
「ふ~ん…大人数だしな…」
~りょうたよ…お前ら、いつも盛ん
だな~笑
me「え?…サン…どうして…覗き?」
ka「りょうた!失礼だぞ」
~ハハハ、創造主がな…いつも立鏡に
映しているからな…さすがに行為は
映してないからな?その手前までだぞ?
jo「ハハ、だから俺ん方が上手、言うたん
やな」
m「はあ?やっぱり、一発いれなきゃ!
サン!連れていってよ!」
f「殴りたいのは…創造主様の方だよな…」
w「だよな…よく連れて行かなかったよな
怖かった…さぶろうさん達が来てくれて
ホントに良かったよ」
jo「ホンマや…まあ、りょうたが行くんなら
俺も行くけどな」
me「俺も!」
続く