4時間目数学。連立方程式をやっているのだが懐かしい気がする…
ぐ〜………あ〜お腹すいた…はよ給食こい…
「今日は起きてるな花垣。何かあったか?」
先生に言われたのだが俺授業中寝てたの?
ヤバいね。内申点下がっちゃうじゃん
「しかも問題もあってるし…中々やるな」
あっ褒められた。久しぶりに褒められた気がするぞ。褒められても淫猥な事だったからな…ウッ思い出しただけでも気持ち悪い…
キーンコーンカーンコーン
「ホイ、今日はここまで来週ワーク提出だからやって来いよー」
(えーだる〜 ワーク写させて めんど〜…)
凄い嫌がってるな皆、俺は今日やろう な?10ページから23だよね……?
「パク…モグモグ……」
今日の給食はパン!めっちゃ美味しい!あっでも大おかずあんま好きじゃない…まぁそんな日もあるよね〜……あっ今日の夜ご飯何にしよう?たしか鶏肉があったから唐揚げにしようかな?だったらお味噌汁…材料豆腐とネギ位しか無かったけど…買い物行くか?カバンお金入ってるし…でもあの警察官と会う約束……急いで向かうか?でも俺スーパーの行き方知らなイ(((
キーンコーンカーンコーン
「……え?」
これ給食終わりの合図?えっやばいご飯食ってない急げ……!
「ガチャガチャ…」
なっ何とか間に合った…考え事してるからだ…何で色々と考えちゃうんだろう?
ガラガラ
「武道〜」「……?」
今日の朝いた人だ。確かタクヤだっけ?
「用事ない?校庭行こ」
「あっ…うん」はいコミ障発動〜泣きたい
「今日いい天気だね。最近雨だったのに」
「あっ今日彼奴ら居ないからさ」
「?」「どした?今日何時もと何か変」
変?何処が何だろう?
「何処が……?」「ん〜………」
「何時もより喋ってない…と言うか反応が薄い」「……………」
「しんどい?休む?」「いや…大丈夫」
反応が薄い…これでも反応してるんだけどな。やっぱりずっとあんな所にいたからかな?だって怖いもん。あの人達怖いもん
「ふぁ〜…◝(´◝ω◜`)◜」
「…………!がし」「っ!?」
タクヤが背中を伸ばしている時腕にうっすら傷跡が見えた。見た感じ痣で普通じゃつかない所に着いている。予想が正しかったら…
「ガバッ…」「わっちょ……」
腕以外にも打撲跡や傷がある。タイムリープする前の俺の体みたいだな…
「っ……!」「…なんで隠すの?」
この子は多分俺の友達であってこれからも関わりあう人だろう。だから聞きたい
「俺に隠すような傷なの?…」「!……」
相手は口を少し噛み締めてから…「喧嘩賭博…」と言った。どっかで聞いたことがある言葉…何処だ?いや、何時聴いたんだ?
「俺ら、お前に内緒で渋谷三中って所に乗り込んだんだよ。そしたら案の定殺られて…そっからその渋谷三中仕切ってる人の奴隷って感じで……」
言いたい事は沢山ある。しかし1番最初に言うべきことは……
「なんで俺には言ってないの…?」
「それは……困らせないため…」「………は?」
「武道はさ、バイトとかがあって大変でしょ?俺らは違う。こうやって馬鹿見たいな事できるじゃん。だからしたかった。馬鹿見たいな事をしている人を倒したかった」
「はぁ……何で馬鹿な事だと気づいてるのにするの?」 「それは…」
「馬鹿な事をするから馬鹿になるんだ。それがもう馬鹿な事だと分からなくなるから…」知ってるよ、貴方みたいな人の最後
「………渋谷三中だよね」「…!まさか……」
「乗り込んでその頭の奴やってやるよ」
「はっ駄目だ!、勝てっこない! 」「馬鹿にせんといて…」
「俺は傍観者じゃない。友達が苦しんでいるのを見てあっそう、で済ます様な人ではない…俺は………」
もう失いたくない………
最後の言葉は言えなかった。もうって何?俺は何か失っちゃったの?
「………ごめん」「…良いよ」
「放課後、絶対にソイツ殺るから…待っててね」
勿論あの警察官の事は忘れていない。但し、それよりもっと大事な事が今あるんだ許してね……なお………ん?
「…今誰を言おうとしてたんだ?」
ヘイヘーイ!オラもっとヤれや!
外野のヤジが何時ものように飛んでいた此処喧嘩賭博は今静寂の時を迎えていた。と言うより外野は青ざめている。まるでこの世にいてはいけないモノを見ているかのように…
バキっ!痛苦しい音が響いた。時を少し遡ればあの男から始まる。いつも通り金を賭博したり愛用のサンドバッグに殴ったりとしていたら急にあの男が入ってきたのだ。そしてここをバン張ってる人は?と言い喧嘩賭博を始めさせた男「清正」が前に出るとまたもや急に殴りを入れたのだ。これには清正も驚き一瞬思考を停止したが男は見逃さない。蹴りは殴り殴りは蹴るなどとして清正をボロ雑巾の様にする。
「ピク……ピク………」
「……ふぅ結構頑丈だったな…」
男はそう言い殴るのを辞めた。そして周りを鋭い目で見て
「もしまた喧嘩賭博でもしたら俺と喧嘩しよう…フルボッコにしてあげるよ」 と言った。アレは本当に喧嘩なのか?もうただの一方的な暴力にしか感じなかった。
怖くて足が動かないままで居ると男は帰った。……さぁこの後どうするか?帰る?でも清正どうする?何て考えてると
「おうおう、噂にしては静かだな」
後ろから聞き覚えのある声が聴こえた。この不良界に殆どの人は知っている男の声が
「ん〜コイツ?喧嘩賭博?してたの」
聴きたくない声も聴こえた。何故有名な人が此処にいて喧嘩賭博を知っているのだ?
ボコっ!最初の男が既に瀕死の清正に追い討ちをかけ行った
「コイツ伸ばしたの誰だ?」
此処に居る人一同は声を合わせて言った
「俺達じゃないです。青眼で金髪の人がやりました」
それは恐怖を帯びた声であった。誰に恐怖を覚えているのかは男二人には分からなかった
「ありがとうね。武道」
「うん…」
現在4時40分辺り、もうスーパーには寄れない時間になった。久しぶりに沢山動いた武道は少し眠気をもってタクヤと話す
「じゃ、明日は一緒に登校出来るから武道の所行くね。遅刻しないようにね」
「はーい……」
バイバイと言ってタクヤと別れる。
さぁ、あの警察官に会おうか。多分彼はもう居るだろう
「武道君」あぁやっぱり居た
「…やっほ。家上がって」
話そうか。何故未来で俺を知ってるのか
コメント
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凄すぎて言葉が出ない…兎に角 面白かったです!続き待ってます!