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34 - ○フレに本命ができたので潔く身をひこうと思います!

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2025年08月30日

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「りょーくん聞いてよ」「ん?どうした?」

「俺のセフレくん2号に本命ができたみたいなんだよ」

「いいじゃん」

「なんでよ。また一から竿見つけるの大変なんだよ〜2号は顔も良くてあそこの具合も良かったし……はぁ、萎える。」

「俺がいるじゃーん!」

「……。」

「ええ!?無視?」


本当に本命なのかということでハッキリさせるために2号を張ることに。

「そんで、どれが2号?」

「あれ」

俺が指差した先には金髪で少し垂れ目の茶眼こと二郷 綾斗(にごう あやと)くん。通称2号。

「へぇ〜イケメンじゃん」

「俺の面喰い力舐めないでよ」

「それで尾行ってどうやるの?」

「2号のメッセに本命らしき人物から『明日、〇〇駅の〇〇でランチしましょう!』って見たから俺らもそこに行って盗み聞きするって魂胆」

「なるほどね〜。で、なんでそんな可愛い格好?俺に喰われたいの?」

「それもいいけど今から行くお店はカップルが多いらしい。男2人で行ったら流石に怪しいだろ?だから、俺は女装してるんだよ。あ、設定も考えてるよ。」

「え、設定も?」

「りょうくん♡今からわたしのことはみーちゃんって呼んでね♡」こてんっ

「ぐはっ!!」

「どう?小悪魔な女の子に見えるよね♡」

「待って、他の奴に見せたくない……今からホテル行こう。」

「後でなんでも言うこと聞いてやるから……今だけはみーちゃんのりょうくんでいて?♡」

「やったあ!じゃあ約束のちゅうしよ♡」

「成功したら考えてあげる」


『あやくん、会えて嬉しいです。えへへ』

『うん、俺も嬉しいよ』


「りょうくん何食べる?わたしはDXいちごパフェが食べたいな♡」

「みーちゃんはホントに甘党だね〜♡じゃあ、俺はDXチョコパフェにしようかな。」


『わぁ!あやくん今の聞いた!?DXパフェ頼む人初めて見たよ!!』

『DX?なにそれでかいってこと?』

『そう!でっかいの!』

『へぇ〜』


「なんか注目されちゃったね」

「チラチラ見てるけどパフェが見たいだけでしょ。」

「DXいちごパフェ一つ、DXチョコパフェ一つお持たせしました!ごゆっくりどうぞ〜!!」


『でっっっか』

『ねー!すごくでっかいね!私も食べたいけどすぐ太っちゃうから無理なんだー!』


「あいつにはこのDXパフェは完食できないだろ」

「そうそう。俺らは鍛えてんの!」

俺らはパフェを食い終わり、食後のコーヒーを堪能していた。


『あやくん……一つ聞いていいかな?』

『え、うん、いいよ何?』

『あやくんって彼女いるの?』

『……ううん!いないよ!』


「“彼女”は、な。」

「セフレならごまんといますよ〜」


『本当に?』

『うん!本当だよ!』

『じゃあさ……レイン見せて。』

『え゛っ』

『ダメなの?やっぱりいるんだ彼女……。』

『い、いい、いないいない!』

『じゃあ、見せられるよね?』

『…………ど、どうぞ。』


「これ終わり?」

「あの反応完全に黒だろ。」


『ふーん。』

『…………。』

『……ねぇ。』

『はいっ!』

『このミユキって誰?』

『……ごめん。』

『は?何それ?』

『その人は俺のセフレです……。』

『は、はぁ!?下品!ありえない!!』

『ごめん!ごめん!セフレだからすぐに関係とか切れるから!』

『だから何なのよ!あんたが下品なのは変わりないわよ!!』

『ごめん……。でも、俺。本当にヒメのこと本気で好きなんだ。付き合ってくれるなら俺変わる!下品なやつの関係は切る!だから見捨てないで!!』

『っ……!そ、そこまで言うなら今からこのミユキに電話かけて関係切ってよ!!』

『わかった。一度外に出よう……。』


プルルルルル

「「あっ。」」


「え?」

「もしかして!DXカップルがミユキ!?」

「あ〜、ぐ、偶然〜♡」

「あそこに居たなら話は聞こえてたわよね!」

「なんだよその格好……。かわi」

「ああ〜セフレのことですかぁ?いいですよ2号の連絡先消しますよ。」

「えっ……。」

「は?」

「ナンデモナイデス」

「わたしも足を洗う予定なので♡この人と付き合うつもりなので♡」

「マジ!?やったあ〜♡」

「ソウナノカオメデトウ」

「お似合いです!」


「ねぇ、あれ本気だよね?」

「……りょーくんとなら楽しいかなって思って」

「っ〜〜!!嬉しい好き大好き愛してる♡」

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