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なべside
気持ち、伝えないと。
先生に伝えるんだ。
『先生が好き。大好き。』って。
nb 「先生」
fk 「ん?どうした?」
nb 「おれ、、、深澤先生が、、、」
fk 「おれが、?」
nb 「あ~、、、いや、やっぱ何でもないです、」
fk 「なんだよ~笑 言いたいことあったら言えよ。
バカにしたりしないよ?」
nb 「、、、です」
fk 「ん?」
nb 「先生の事が、深澤先生の事が好きです。」
fk 「それはぁ、、、先生としてってこと?」
nb 「違います。深澤辰哉さんが好きなんです。」
fk 「そ、っか、ありがとう。」
fk 「でも、」
nb 「付き合えないことはわかってます。
振られる覚悟して来たんですから。」
fk 「そうか。本気で付き合いたいと思ってるのか?」
nb 「はい。当たり前じゃないですか。
だから告白したんです。」
fk 「じゃあこうしよう。
なべが高校を卒業してもまだおれの事が好きだったら
おれと付き合おう。それでいい?」
nb 「はい。分かりました。覚えててくださいね?」
fk 「当たり前だろ笑」
あーあ、、、
やっぱ振られたわ、、、
でも、これでよかったのかも知れない。
卒業したら、か、
普通そうだよな、、、
やっぱり”叶わないはずの恋”だったな。
本当はこんなこと、あってはいけないことなんだ。
もし、深澤先生に会っていなければ、
好きになっていなければ、
こんなこと起こらなかったんだ。
神様は何でこんなに難しいことばかりを俺にまわすんだろう。
何でこんなに意地悪なことをしてくるんだろう。
この出会いがなければ、なければ、、、
nb 「グスッ」
失恋なんて、初めてだ。
おれが勇気を出した瞬間は初恋が砕け散る瞬間だった。
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