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深澤side


うぉー、頭いてぇ、



ここ最近ろくに睡眠ができてなくて体調が優れない日が続いている


頭も痛いし、体もだるい


立ってるのも結構辛い


でも照のために料理作んなきゃだし……


いけるいける。俺ならいける



岩本「__か??」



深澤「大丈夫、いける、」



岩本「_っか??」



深澤「ふー、深呼吸、」



岩本「ふっか!!!!!!!!!」



深澤「ビクッ」



深澤「あ、…おかえり、」



深澤「出迎えもしなくて、…ごめん、」



岩本「別に。」



岩本「__ふっか、なんで、」



岩本side


いつもなら俺が扉を開けた瞬間、俺の方に飛びついてくるふっかが今日はいなかった


+俺が名前を呼んでもふっかは返事をしないどころか気づいてさえもいなかった



深澤「ん…??」



岩本「ふっかの仕事はさぞ大変なんだろな」



深澤「いや、…そんなことは_」



岩本「ならなんで??」



苛立って食い気味に詰問してしまう


自分がどうしてこれほど苛立っているのか分からない。


気がつけばふっかの腕を掴んでいた



深澤「ひか、…?俺は、」



岩本「なんでこんなに痩せてんの?なんで俺が帰ってきても分かんないほど上の空だったの?」



深澤「えっと、それ、は、…」



おろおろと目を泳がす姿にますます不満が募る



岩本「それだけじゃない。お前が夜、あんま眠れてないのを俺が知らないと思ってんの?」



こんなふうに話したかった訳では無い


けれど、1度口をついて出た思いは止まらない



岩本「俺は言ったはず。なんでも話せって。もっと頼れって。甘えろって。でもお前はいつまで経っても打ち明けてくれなかった」



深澤「……………………」



岩本「俺が信用ならない?だからお前は自分からなんにも言ってくれなかったの?」



深澤「違うっ…違うんだっ…」



ふっかの声は酷く震えて、こっちを見上げた瞳には大粒の涙が溜まっている



深澤「照を、困らせたくなかったんだっ、ただでさえ忙しくて疲れてんのに、さらに俺の事で困らせたくなかった、」



岩本「俺は疲れてなんてない。決めつけんな」



深澤「っ!」



疲れてないなんて嘘もいいところ


ふっかの不調を見逃し、あまつさえ責め立てるなど、

疲れで判断力が落ち、箍が外れていたとしか考えられない


けれど、その勢いのまま俺は口にしてしまった



岩本「こんなことになんなら、お前に家事を任せるんじゃなかった」



深澤「_______」



呆然としたふっかの目からは涙がこぼれ落ちて、ようやく俺は自分の失言を悟る



ふっかが自分からやりたいと言ってやっていた家事。


最初は大変なこともあったけどふっかなりにがんばっていた姿はいつでも楽しそうだった



それを今、全て否定してしまった



深澤「照っ、ひどいよっ、」



あとからあとから涙が流れ、床を濡らす


俺は大いに後悔した。自分でも訳が分からないまま動揺し、言葉が出てこない



深澤「おれは、ただ…っ」



不自然に声が途切れて、はっとする


ぐらり、とふっかの体が揺れ、咄嗟に手を伸ばした俺の腕の中に倒れ込んだ。


その重さが比喩ではなく、羽のように軽くて、ぞく、と背筋が凍った


岩本「(、あぁ、俺はだめだ_)」



ふっかを傷つけた


そんなつもりはなかった。感情的になって口走っただけなんて言い訳は、なんの意味もない。


意識を失っているふっかを抱えあげる。



俺は何をしているんだ。彼女をこんなにさせて。


頭が湧いてんのか。



そんな思いを抱えながらふっかを寝室へ連れていった



_______________________




このお話、続き欲しい方いますかね、、?



いたらコメントお願いします!

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コメント

16

ユーザー

続きが欲しいです

ユーザー

続き書いて😭

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