テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
一歩走る度に呼吸が荒くなる
雨が降っていて寒くて肺が凍りそうだ
木の影に隠れる
ドサッと木にもたれ掛かると枯れた木には若葉が出て来て元気になっている
まずい…と思った時には遅く僕は神光教に捕えられた
『うーん』
なぁんだこの首無しの化け物…
幻覚だと見慣れてるけど何かなぁ…あ,なるほど現実だからか……現実だと判別出来るくらいには寝てたのか?………
何か自分で思って悲しくなって来た
溜息を付くが何も変わらない
目の前の化け物を見る
四つん這いで全身真っ黒だ.あ,立った
コチラを見るとついて来いとでも言うようにガン見してから来たので多、多分そうであろう
「いやぁーごめんごm
綺麗な右ストレートが入る
目の前の男はこの前の露出狂である
「…あの人の孫ってこんなに凶暴なんだ…」
と赤くなってすらない右頬を撫でる
「あらあら…でもこういう子は嫌いじゃないわよ♪」
とピンク髪の女が言う…露出度は高めである
何か腹立つな…
『黙れよアバズレ女クソ犯罪者共が』
あ,つい口が悪く
「口悪「誰がアバズレですってぇ!?!」
ドスの効いた声で女が怒鳴る
うるっさ
『アンタに言ってんだよピンク』
「あ”ぁ”!?」
「もぉー麗奈を煽らないでよーこの子切れたら面「あ?」…」
確かに面倒だ,だが最初に喧嘩を売った私が悪いし…謝罪か、次ら土下座で…えーと
『…すいません少し苛立って口が少々悪くなってしまいました…先程の非礼,申し訳ございません』
「ふんっ」
とピンクがそっぽを向く
今回は全面的に私が悪いが何で私拉致られてんだよ
「あ,ごめん言うの忘れてたわ」
『…?』
「コレ!」
『は?』
男が差し出したのは黒い…紙?
『真っ黒じゃないですか』
「うん」
『は?』
「触っ『嫌です無理です』ウ,ウェーン拒否サレタァ」
完全に棒読みだし何だコイツ
睨むとニコニコする…うわぁ
「え,何、何か誤解招「それよりアンタこの子何も知らないようだけど?」」
知らないけど?
「今日遮らてば『私は何も知りません,拉致られてた挙句意味の分からない場所に居ますので』
ピンクが絶句すると男の頭を鷲掴みにして怒鳴る
「教えてないし拉致したっとどういう事だぁぁぁぁぁぁぁあああ!???」
…何も知らなかったのかよ麗奈