※少し長いです。
<!注意!>例えにより気分を害されてしまうかもしれません。ご自身の判断でお読みください。
いじめや家庭内暴力について書かれています。注意して下さい。
私は父の怒った時、ムカついた時に出す大きな音が苦手だ。父が酔っ払って兄と私の部屋を空け私を叩き起こす時のドアの音、怒っている時に発せられる父の声、私を見る父の嫌いなモノを見る時の目、家を出て普段のように振る舞う事はせず、世間体を気にして良い父親のように見せる父の姿、お酒臭いにおい、殴る時に振りかざす腕の動き、香水臭く派手な洋服を着る母、私のことを風景としてしか見ない目、兄にデレデレな母の姿、長く尖ったつけ爪、外では体制をよく見せる母、何も知らないふうに振る舞う隣人、周りのことを考えない大音量で音楽を流す隣人、家賃を払えと父には言わず、私に伝えてくる大家、兄の事を大事にしているように見せている父、長男だからという昭和臭い考えの父、兄に自分を良いように見せている母、兄のことを見下すように見ている兄の元クラスメイト達、私たちがDVを受けている事を知っていてもなお、めんどくさい事には関わりたくないからと言い誰も助けてくれない大人たち、全てが私のキライナモノだ。
なぜ嫌なら助けを求めないのか??と考えるものだろう私達は大人に助けを求めた。だが、大人の方が私達を見捨てたんだ。兄が中学3年、私が中学1年の時、兄の担任のもうすぐ定年になるであろう先生に助けを求めたことがある。それまで私達は助けを求めることが出来なかったのだ。
それらの理由は3つある。
1つ目はほかの大人に言いふらしたら、、、と兄が父に脅しを受けていたからである。毎回父が脅しをかけられた。あの父のことだ何が起こるかさえわからない以上助けなんて言えるわけがなかったからだ。
2つ目は先生たちの反応だ。先生達全員にそのことを共有され、哀れみの目で見られるのが嫌だったからだ。私達はなりたくてなったわけじゃない、生まれたくて、好き好んであの両親から生まれたわけじゃないのに、そんな目をされるなんてまっぴらだ、
3つ目はあいつらに負けたと思いたくなかったからだ。ポスターや年に何回かに行われるいじめや家庭内暴力を受けていないか、などのアンケートには、あなたたちを救いたい。ちゃんと真摯に受け止めます。大人を頼ることは全然カッコ悪くないよ。と薄っぺらい言葉を並べて、子供たちが食いつくように仕向けていた。それは、あいつらに負けを認めるのと同義の私たちにとっては侮辱 に等しかったからである。
兄の担任に助けを求めようと考えたのは、歳をとっているので、経験があるだろうという事と、段々と最近の暴力を振るう回数が増えていたり、過激なものにかわっていたからである。それに、私の担任は父の同級生で父に相談したことがバレれば私たちはどうなる事やらと思ったからだ。
だから、兄の担任に相談した。
兄と共に先生に今までのことを話した。だが、先生は『そんなの家庭内の躾でしょ』よくあるじゃんか、こんなことで相談してきたの??と。
そうだ、この兄の担任は
つまり、私たちの父親と近い考えを持っていたのだ、何度伝えてもほぉー、そんなことで??という態度だった。今では最初にこの先生に相談してしまったことで、ほかの先生も同じ考えを持っているのかもしれない。と考え私たち二人の今まで耐えてきた出来事は、考えすぎて2人ともおかしくなってしまった。つまり、妄想の話をさせられた。という位置付けになってしまったのだ。
この教師の態度が問題なのでは無いこの教師の態度は、私たちがそういう考えを想定していなかったから起きた問題だ。
次の日
蓮目線
「おはよー、ん??あれ?みんなおはよう。」
[コソコソ] [ヒソヒソ]
「え???あれ、、、」
[あいつ、あんなことで先生に相談したらしいぜ、ダサくね??だったら俺の方が暴力振るわれてますぅー。www」]
[じゃあ、お前ん家の方が重大じゃんw]
[中野くん自分のことが可哀想だと思って生きてそーうけるwwwww]
[この世界のこと悲観してそーじゃね?wこの世界はつまんなーい。みたいなwww]
「は????」
キーンコーンカーンコーン
「お前ら席に着け、ああそうだ、中野あの件のこと大丈夫か??なんかあれば俺に言えよ、まぁあの件以外についてな」
[www][先生wサイコーwww]
「、、、、、え????」
(まさか、、、先生が言いふらしたのか、?)
この先生は、口が軽い人だったんだ、テストの問題や、重大な件については言わないが、コイツは私たちの家庭内暴力について相談したことが、次の日にはクラス中に広まってしまうほどに、私達の相談をどれほど軽く考えていたのかが分かる。こいつにとって私達の相談はその程度だと思われていたんだ。
<これからが兄に対しての陰湿なイジメが始まったのだ。>
※次回はいじめに関することを書く予定。苦手な人は自主規制して下さい。
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