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すみれさん、第2話「日常(前編)」読みました。 寝坊して慌てるタイナと、それを見守るスンクの幼馴染コンビ、いいですね。東の魔女さんが髪をとかしてあげるシーンがすごく優しくて、心が温かくなりました。雷雨の日に助けてもらったエピソードもじんわりきます。「マイニさん」って呼ぶのを照れる二人の反応も可愛い。 時計修理のお出かけ、後編が楽しみです!
「ピピピ、ピピピ」
カーテンの隙間を朝の太陽の光がさしこむ部屋に規則正しいアラーム音が鳴り響く
「んーっ、、、うるさいなあ、、」
布団にくるまった少女が時計をちらちと見る
「えーーーー!」
少女の慌ただしい音が小さく立派な赤い屋根の家の二階から聞こえてくる
「お母さん!なんで起こしてくれなかったの!?
今日は魔女さんのところに行くから 早く起こしてね!っていったじゃんか!」
「起こしたわよ!起きなかったのあんたでしょ う?さっさと行ってきな!」
「う、いってきます!」
そして少女は勢いよく家を飛び出した
(こんにちは!私はタイナ!自分で言うのもあれだけど好奇心旺盛な15歳です!私は東王国に住んでいます!つまり今から私が会いに行く魔女さんっていうのは、、)
「あ!スンク~!(ハアハアと息を切らしながら)」
「ん、タイナ!どうしたんだよそんな息切らして」
「だってだって、今日の約束してたのに寝坊しちゃって、」
(彼は幼馴染みのスンク。今日一緒に魔女さんのところに行くんです!)
「まだ時間あるし大丈夫だろ。
てかお前時計つけてないのか?前魔女さんにも
らってたろ」
「急ぎすぎてて忘れてた、!」
「お前まじでしっかりしろよな~ 来年は自立の年
なんだかろよ」
「あー、そうだね」
この星では16歳から自立の年と言われており親元から離れて暮らすのが義務となっています
「おっ!タイナ!見えてきたぞ」
少し町から離れたところに三階建ての全体的に暗い一軒家が見えてくる
「ほんとだ!ねえ、スンクこっから魔女さんの家までどっちの方が早いか勝負しない?」
「いいぜ!負けた方がまた今度で市場でなんかおごりな」
「わかった!じゃあ行くよ、よーい、、、どん!」
二人が一斉に駆け出し、生えている雑草が踏まれ足跡がつく。二人が魔女の家についたのは同時だった
「(二人)ハア,ハア,」
「この勝負は引き分けな」
「くっそ~、、次は勝つからね」
そんなことをいいながらタイナが少し重たげなドアをノックする。すると少し長身な女性がぬっと出てきて落ち着いたトーンで言う
「いらっしゃい」
「(二人)東の魔女さん!お邪魔します!」
二人は家に入りなれた手つきで中庭にある井戸に手をあらいにいく。二人はこの大きくて静かな家の常連なのである
「二人ともいつもの紅茶でいいかい?」
「私は全然大丈夫です!」
「俺も大丈夫です」
東の魔女がやかんに水を入れ火にかける
「ところでタイナ、君はどうしてそんなに髪の毛がぼさぼさなんだい?」
「えーっと、今日寝坊しちゃってそれとさっきスンクとかけっこしたから、」
「ははっ、君らしいね。おいで髪の毛をとかしてあげよう」
「いやいや、自分でときますよ!」
「いいからおいで」
「じゃあ、、(すこし照れ臭そうにしながら)」
(私は、私たちは知っている。世間ではすこし恐れられている東の魔女さんはとても優しい人なのだと)
タイナ達と東の魔女が知りあったきっかけは、二年ほど前、その日は午後から激しい雷と雨と風が降り注いだ。30年に一度程くる日だった。この星はあまり発達していないので勿論天気予報などは無い。そのため二人は午前中一緒に市場へ買い物に行っていたが帰りに雷雨に見舞われ動くことができなかった。街の人たちはみんな家に入り込んでしまい誰もいなかった。そのとき二人の後ろから竜巻が迫ってきた。竜巻は住宅をなぎ倒していく。二人は走ったが竜巻はその倍の速度で二人に迫った。もう無理だと思ったその時竜巻が止まった。東の魔女が竜巻の時を止めたのである。
その後も雷雨は続いたため 東の魔女は北の魔女が天候を直しにくるまでの間二人をかくまってくれたのであった。
スンクが紅茶用のカップを出しながら言う
「あ、そういえばよ東の魔女さん。街の大時計が止まっちゃてましたよ」
「それは大変だな早く修理しに行かないと」
「今からいくんですか?私もついていきたいです」
「俺もいきたい!」
「そうだね、すこしをお茶をしたらみんなで行こうか」
「(二人)やったー!」
タイナの髪の毛をとかしおわり紅茶をいれて、パウンドケーキと一緒に机にだす
「これって東の魔女さんの手作りですか?」
「いいや、これはこの前南の魔女が遊びにきたときにくれたものだよ」
のんのん
546
#仮面ライダー斬月
ジオウ
205
#魔法使い
239
「そうなんだ!おいしそ~!」
「東の魔女さん、食べてもいい?(スンクが待ちきれないように言う)」
「ああ、おたべ」
「うんま~!」
「じゃあ私も、んー!めっちゃおいしい!!」
「大絶賛のようだね南の魔女も喜ぶよ。
ところでだよ、ふたりとも」
「なんですか?」
「いつも東の魔女さんって呼ぶけどどうして名前で呼ばないんだい?」
「えー、、、」
タイナとスンクが顔を見合わせる
「わたしは名前で呼んだら失礼な気がするし、、」
「俺は、恥ずかしいから、」
「ふたりともかわいいねえ、でも私は二人に名前で呼んでほしいな」
「え、、じゃあ、、マイニ、、さん?(照れ臭そうにタイナが言う)」
「マ、マイニさん、!!(スンクも顔をすこし赤くして言う)」
「ははっ、本当にかわいいねえ。さて、そろそろ行こうか」
「あ、はい!(タイナが残っていたパウンドケーキを紅茶で流し込む)」