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episode.10「誘拐、??」
第2章すたーとだぞい
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side.刻和
人×し事件から数週間が経った。
えるはそれから変装なしで、
ばちくそかわええリボンをつけて登校している。
いつも学校に行く時に、
「えるるくんじゃん!!」「え、本当だぁっ!!」と騒がれる。
それがストレスすぎる。
俺が部外者って感じしかしないから(実際そう)。
そんな生活もやっと慣れてきたという頃。
「ねえ刻ちゃん」
「何。」
お前(星)が俺に話しかけるなんて珍し。
よっぽど重大なことなんか。
「放課後、ちょっと来て欲しいんだけどさ」
えるに心配をあまりかけたくないけど、
とりあえず指定された場所に来た。
「まじで何のょッ」
どんっ
、は…?
来た瞬間に蹴られた。
しかも、かなりの力で。
俺はその一撃で、失神したかのようにへなへなと座り込んだ。
いッ、たぁ…っ
殺意あるだろ絶対。
「君さ…えるちとど ~ ゆ ~ 関係、??」
想像とは違った。
嫉妬だとは思ったけど。
これ答えない方がいいな…。
えるは言いたくなさそうだし…。
よし、黙秘でいこう。
「あ、言わない感じ?じゃ ~ あ、これ言えば吐いてくれるかなっ?」
…?
そんな俺は誰かの適当な言葉で動くことはないけど?
まあ一応聞くだけ。
「僕えるちのこと誘拐したからね、っ♡」
、は…!?
流石の俺でも一瞬動きそうになった。
ていうか、動いた。
一瞬だけ。
「どうする?情報を吐いてえるちを解放するか、黙秘でえるちは僕の物かの2択だよ ~ ?」
…両方無理、っていう選択肢はないんか。
これ、どっちが正解なんだ…
こいつのことだし情報吐いても解放しないだろ。
じゃあ黙秘の方がいい…のか…?
「おっけ ~ 黙秘ねっ!!じゃあばいば ~ い☆」
「おい、ちょ…待ッ」
…くそが。
あいつ…やりやがったな…。
第2章は星刻メインかな
じゃあ
おつのら☆