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71
椥守 蕊月
78
#近未来
鳳蓮荘
307
教室
大爆笑が落ち着いた頃
直政
「じゃあ」
忠勝
「ん?」
直政
「ここの学園では人気」
康政
「うん」
直政
「他人からは不人気ってことぉ?」
教室
シーン……
忠次
「極端だな」
康政
「そうなるの?」
忠勝
「知らん!」
男子A
「いや違うだろ」
直政
「違うの?」
男子A
「お前らは」
男子A
「第一印象が怖い」
女子A
「でも話聞くと面白い」
女子B
「ギャップがすごい」
直政
「なるほど」
直政
「第一印象ヤンキー」
忠勝
「うん」
直政
「中身は?」
教室全員
「「「うるさい人たち」」」
直政
「ひどい!!」
忠次
「合ってる」
康政
「でも嫌われてはないよ」
直政
「ほんと?」
女子A
「うん」
男子B
「むしろ名物」
男子A
「朝」
男子A
「お前ら来ると教室がうるさくなる」
忠勝
「おう!」
男子A
「褒めてない」
女子B
「井伊くんなんて特に」
直政
「俺?」
女子B
「毎日何かやらかすから」
男子A
「昨日は22点」
女子A
「先週は廊下で転んだ」
男子B
「その前は机に頭ぶつけてた」
直政
「なんで全部覚えてるの!?」
忠次
「有名人だからな」
康政
「後輩ちゃんは学園のマスコット枠だよ」
直政
「やったー!」
忠次
「喜ぶな」
忠勝
「つまり」
忠勝、立ち上がる
忠勝
「俺らは人気者!!」
男子A
「違う」
女子A
「違う」
忠次
「違う」
忠勝
「え?」
康政
「正しくは」
康政
「面白いから見られてる」
忠勝
「人気者じゃん!」
康政
「ちょっと違う」
直政
「じゃあ俺は?」
男子B
「学園の珍獣」
直政
「なんでぇぇぇぇ!!」
女子A
「だって昨日も」
女子B
「知らない人来た瞬間」
二人
「忠勝の後ろに隠れたし」
直政
「だって知らない人だったもん!」
忠次
「その直後に教室中に聞こえる声で叫んでたけどな」
男子A
「人見知りなのに目立つ」
女子A
「不思議な生き物」
女子B
「珍しい」
直政
「だから珍獣扱いやめろぉぉぉ!!」
その時
先生
「井伊」
直政
「はい!」
先生
「廊下まで声聞こえたぞ」
教室
大爆笑
忠勝
「人気者だな!」
康政
「有名人だね」
忠次
「騒音源だな」
直政
「扱いが全部違うんだけどぉぉぉぉ!!」
コメント
1件
うわ、この話めっちゃ好きです!会話だけでここまでテンポ良くキャラ立ちさせるの、本当に上手いですね。直政くんの「なんでぇぇぇぇ!!」が耳に残るし、珍獣認定されてるのに本人は人気者と思いたがってるギャップが面白すぎる。先生の「廊下まで声聞こえたぞ」のカットインでさらに笑いが加速するところ、完全に日常コメディのお手本だと思います。続きが気になります!