桃「………………」
橙「まだなんかありそうやな?」
青「何?なんでもいいよ?」
桃「……あ……その」
赤「ん?なぁに?」
桃「…………命令……」
橙「命令は……出さんよ?」
桃「命令……ないと……頭が……回らなくて…」
黄「え、どうゆうことですか?」
桃「新しい支配者探すのは、本当なんだ……」
青「そう……なの?」
桃「脳を改造……されてるから。何も無いと動かない……」
黄「そう言う事ですか……」
桃「今、……何も無い。……けど少しだけ考えられてるんだけど……きつい……すごく疲れる」
橙「なるほどなぁ……」
橙「自分が支配者って思うのは駄目なん?」
桃「……相手を認識しないと無理だから、自分は無理」
青「なら!僕達を支配者兼、家族って認識は?」
桃「…………」
赤「そうだよ!桃ちゃんもう家族なんだし!」
黄「いいですね!」
橙「桃ちゃんできそ?」
桃「……やってみる」
桃「貴方達を支配者兼、家族と認知します。脳に上書きします」
青「…………」
赤「大丈夫かな」
桃「上書き、完了しました」
橙「よっしゃ!!」
桃「設定を決めてください」
青「え?」
黄「な、なんのですか?」
桃「貴方達との接し方や暮らし方、性格など設定出来ます」
赤「接し方は、今まで通りだよね?」
青「暮らし方は俺たち家族で幸せに暮らす事!だよね!」
橙「性格も今まで通りやな!」
桃「了解しました。設定が完了しました。設定通り動くまで少し時間がかかります。暫くお待ちください………………シュン」
(電源が落ちたみたいに眠る)
赤「桃ちゃん!?」
青「ね、寝た?」
黄「設定とか時間かかるとか聞いてません」
橙「驚いたなw」
青「起きるまで待ってよっか」
赤「うん」
黄「設定って嫌な感じしますね」
青「まぁね……」
橙「桃ちゃんはそれじゃないと生きていけないんや……しょうがないんとちゃう?」
赤「そうだね……人間が動けるのは脳のお陰だし、その脳を改造されたら機械みたいになっちゃうんだね…」
黄「はい、最新のロボットみたいでした」
青「どんな事を言おうがどんな姿であろうが桃くんは桃くんだよ」
黄「はい……」
橙「せや、あれが桃ちゃんの生き方やねん。人に命令されないと生きれない……」
赤「……桃ちゃんは人なのに……」
青「だからだ……」
黄「え?」
青「桃くん、猫好きって言ってたじゃん」
赤「うん」
青「それって……自由だからじゃないかな」
橙「猫って自由じゃんって言ってたな」
青「うん、自分が自由になれないから自由に動き回る猫が好きだった。」
黄「あ……」
赤「桃ちゃん……グスッ」
橙「自由になれんで、桃」
青「好きな物が無いってのも設定だったからじゃない?」
赤「確かに……グスッ」
黄「大丈夫です、これから見つけていけばいいんですから」
橙「せやな、みんなで桃ちゃんの好きを探そうや」
赤「う”ん……グスッ」
黄「みんなで支えましょう!桃くんを」
橙「せやな!」
黄「なら、最初の命令は自由に生きて……ですかね?」
赤「いいね!桃ちゃん自由に桃ちゃんのやりたいように生きて欲しい!」
橙「せやな」
青「困った事があれば僕らが支えるって事で!」
赤「賛成!」
黄「僕もです」
橙「笑えるとええな、桃」
青「そうだね、幸せそうな顔みてみたいね」
黄「橙くんと青ちゃん、桃くんに対して過保護になりそうですね」
赤「クスッ……確かに」
橙「俺なろうかな」
黄「うざがられますよ」
青「僕はなんないから!」
赤「そんなこと言ってなりそうー」
橙「今日はもうはよ寝るか」
青「起きそうにないしね」
赤「うん」
黄「明日から不安ですけど、楽しみですね」
橙「そうやな」
コメント
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もうすごすぎる!!!!