どうも皆様、サカナです
幼児化ネタは鉄板ですよね?
させます
私だってたまにはご都合主義を使いたいんですよ
京都さんの子供時代は平安時代の数年だけなのかなと思うと短い
俺は都道府県近畿地方、大阪府。
恋人(予定)の京都と家でゴロゴロしていたら、怪しげな煙が蔓延した。
ス◯ラのランク上げに夢中になっていた俺は、 背後から近づいてくる変な煙に気づかなかった。 俺はその煙を吸い込み、目が覚めたら・・・
大阪「体が縮んでしまっていた」
京都「見た目も頭脳も子供」
大阪「なんやとコラ!!」
そんなわけで、京都と大阪は幼児化した。
奈良「かわええ〜!!わ〜、懐かしいなあ!京くんも阪くんもちっちゃなるなんて、こんなことあるんやねえ!」
和歌山「奈良めっちゃ楽しそうやな」
いつになくハイテンションの奈良は、床に座って京都と大阪を膝に乗せて抱っこしている。
2人の間に挟まってすりすりしており、とても幸せそうだ。
兵庫「兄貴も姉御もかわええっす!俺にも抱っこさしてください!」
奈良「ん〜…阪くんだけやで?京くんは僕の〜!」
京都「………」
大阪「俺ら物扱いやんけ…」
服は縮んでいないらしく、Tシャツ一枚になった大阪は兵庫に抱き上げられ、高い高いのような体勢になった。
大阪「なんかこれ怖いねんけど」
兵庫「あ、ごめんなさいっす。俺の背が高いばっかりに…」
大阪「煽ってんのか?あ?」
和歌山「いっつもちまいのにもっとちまくなっとるね」
落とさないように抱え直し、兵庫はちまっこい大阪を堪能する。
大阪はかなり不服そうな顔をしているが、かわいい弟分の為だと我慢した。
和歌山がつんつんと突いてちょっかいを出しているので、5分ほどでキレるだろう。
滋賀「くそ…こいつがかわええとかぜっったい認めへんぞ…くそぉ…」
奈良「このくらいの時やったら、まだ西暦が3桁の時やねえ。ほんまかわええなぁ」
京都「楽しそうでなによりやわー(棒」
大阪が弄ばれている隣で、奈良、滋賀、京都は戯れていた。
奈良「…なあ京くん」
京都「なん?」
奈良「…お、お兄ちゃんって呼んでくれん…?」
奈良は少しニヤけながらも、至って真面目な顔でそう言った。
奈良「にいにでもいいよ…!」
京都「…いや、にいにでもいいよやなくてさ…え???」
奈良「お願い!京くんってば「奈良」としか呼ばないんやもん、お兄ちゃんはお兄ちゃんて呼ばれたいんよ!」
京都「えぇ…」
奈良は京都の兄である。血のつながりに関しては昔すぎて怪しいが、本人たちが兄弟というので兄弟である。
しかし、京都は一度も兄と呼んだことはない。基本的に名前呼びだ。
どうやら、懐かしいにも程がある小さな京都を見て、兄心?が刺激されたらしい。
京都「もう…しょーがないな…これ戻るまでやで? 」
滋賀(こいつデレることあるんや…)
京都「…な、奈良お兄ちゃん」
奈良「今日まで生きたりてよかりき…!」
滋賀「くっっっっっっ…!!!」
京都「…なんで滋賀は悔しそうなんや…」
京都は知らないが、滋賀は京都に揶揄われるたびにナニカが歪んだらしい。
京都を可愛いと思う度に100円貯金を始め、一年で十万円ずつ貯まっている。
一体今日で何円突っ込むことになるだろうか。
ちなみに、今ので500円貯金できた。
和歌山「子供ってなんでもちもちしてるやろ。最高やわぁ」
京都が奈良と滋賀を悩殺している時、大阪は和歌山にキレていた。
大阪「💢…っだぁあー!!うざったいわ!!ほっぺ突くなー!」
兵庫「兄貴キレちゃった…」
和歌山「わわっ、そんな怒らんでよ〜。謝るって〜 」
ギャンギャン吠える大阪の手を一歩引いて避けながら、またーりとした和歌山は謝罪した。
大阪「謝っとらんやろそれぇ!!」
兵庫「うわっ!暴れんでくださいよ兄貴!落ちる落ちる!」
大阪「離せ兵庫!俺は和歌山に制裁をやな…!!」
兵庫「離したら怪我するでしょーが!!」
和歌山「落ちたら危ないよー?」
大阪「じゃあ近づいてこいや!!」
兵庫の腕に乗り上げ、懸命に手を伸ばしている大阪。
見た目は愛らしい少年だが、中身はいつもの大阪なので可愛げはあまりない。
ピンポーン
大阪「あ?」
ピタッと大阪の動きが静止した。
どうやら来客らしい。
兵庫「ハッ!今や!」
大阪「あっ!!」
隙ができた大阪を抱き込み、ソファに座る兵庫。
いくら大阪が強かろうと、子供ならば兵庫に負けるのも仕方ない。
和歌山「僕見てくるわ〜、大阪よろしく」
兵庫「任せとけ!」
和歌山「ただいま〜」
兵庫「誰やった?」
和歌山「三重やったよ。近畿入れてってお願いしに来たみたいや」
大阪「あいつは中部や。認めへんで」
兵庫「頑なっすねえ」
奈良【尊死】
滋賀【尊死】
京都「僕どないしたらええんや…」
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