テラーノベル
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※ご本人様とは関係ありません。
※全て妄想です。
※激しいセンシティブ表現はなしですが、念の為センシティブ設定です。
※片想い🦍さん
※🦍さんの気持ちを知ってか知らずかの少し酷い人🍆さん。
※なんでも許せる方向け。
※何も考えずお読みください。
🦍→「」
🍆→『』
『ドズさん…あの…お願いがあるんだけど…』
「お願い…ですか?」
『うん…』
「なんですか?」
真面目な顔をして言ってきた。
ぼんさんが言ってくる事だから、そんなに難しいお願いじゃないだろうと思った。
ご飯奢ってくださいとか、給料上げてくださいとか、そういうこと…いつものことだと思った。
『えっと…き、キスの練習がしたい』
「…えっ?」
『だから…キスの練習がしたいんだよね』
キス…?って…あの…?
この男は何を言っているのだろうか?
練習?どういうことだ??
どんなに考えを巡らせても、疑問しか浮かばない。
「…どういうことですか?」
今はこの疑問を解決する為の答えだけを聞きたかった。
『俺ね…好きな人がいるんだけど…もしその人と付き合って、そういうことになった時、下手だと嫌だなって思ったの…』
「は、はぁ…」
理由が理由なだけに、呆れたような返事しかできない。
それと同時に、違う感情が僕を邪魔していた。
僕は、ぼんさんが好きだ。
でも、ぼんさんは別の人が好きらしい…。
僕の恋は終わってしまったと思った。
その好きな人にキスが下手だと思われたくないなんて…なんでそんな奴の為に、何故、僕が練習の相手にならなきゃいけないんだ…。
そいつと付き合えるかも分からないのに…。
絶対、僕の方がぼんさんの事が好きなのに…。
「…お断りします」
『えっ…?』
なんで?と言う顔をされる。
何故そんな顔ができるのか「?」なのは、僕の方だ。
「そんな顔されても困ります…なんで僕なんですか?別に僕じゃなくったって…それに、練習なんてしなくてもいいじゃないですか…」
『…う〜ん、それもそうなんだけど…本当に駄目?』
首を傾げて聞いてくる。
断ってるはずなのに、引いてくれない。
何故だ?どうして引かない?
でも僕は、きっぱりと断りたかった。
「…駄目です」
『…そう…だよね…』
何故か悲しい顔をされる。
2人の間に沈黙が流れ、気まずい雰囲気。
『…ドズさん』
「…!」
急に名前を呼ばれ、ビクリとしてしまう。
『さっきの…本当に駄目かな?』
「はぁ…駄目って言いましたよね」
『うん…そうだよね…』
また悲しそうな顔をする。
僕の気持ちなんてどうでもいいのかな?
なんで僕に頼むの?
僕がぼんさんに甘いから?
なんでも許してしまうから?
「好き」という気持ちを気づかれてしまっているのか…?
だから、お願いを聞いてくれると思っている…?
分からない…もう何も分からない…。
『ねぇ…一生のお願い…』
そんなことで一生のお願いなんて言葉を使ってしまうのか…この男は…。
なんだか可哀想になってきた。
ぼんさんの気持ちを無下にできなくなっていた。
たとえ僕が練習だけの存在だとしても…。
やっぱり僕は、ぼんさんに甘い。
「分かりました…」
僕は、承諾することにした。
ぼんさんが好きとか、本当は諦めがつかないとか、色んな感情が入り混じり複雑な気分だ。
『本当に…?ありがとう』
笑顔でお礼を言われて悪い気はしなかった。
けど、今からする事を考えると少し緊張してくる。
もう、なるようになれだ…。
僕は、これは何かの役だと思ってなりきろうと思った。
そうだ…これは何かのロールプレイだ。
なりきってしまえば、どうにかなる。
そう思うしかなかった。
「じゃあ…」
少しずつ距離を詰める。
太腿の側面がぴたりとくっつく。
いつもとは違う距離感にドキドキしながら、ぼんさんの方を見ると、頬が少し赤くなっている。
「可愛い…」
手をぎゅっと握ると、少し驚いた様子で僕を見る。
予想していたこととは違うことが起きているのか、戸惑っていた。
視線が合ったけど、すぐに逸らされた。
僕は、もう後には引けない…引くことができない。
続けるしかなかった。
「どんなキスがお好みですか?」
『…えっ…あ…えっと』
「僕からしますか?それとも、ぼんさんから?」
『…んぅ…ぃや…あの…えっと』
「どうしたんですか?練習がしたいと言ったのは、ぼんさんですよ?」
今更、恥ずかしがられても困る。
『好きな人に嫌われたくないから』と頼み込まれて、僕は覚悟を決めたのに、
このままでは埒があかない。
「…こっち向いて」
『….』
なかなか向いてくれない。
ぼんさんの両頬を手で包み、僕の方を向かせた。
『….////』
「顔…赤いですね」
ぼんさんの顔をじっくり見る。
整った綺麗な顔…紫色の目…薄く開いた唇…その全てが美しい。
『…見ないでよ…恥ずかしいから』
目を逸らし恥ずかしがるぼんさんを見て、抑えていた何かが溢れ出した。
顔を近づけ唇を重ねる。
『んっ…///』
唇を何度も何度も喰む。
このまま食べてしまおうかと思った。
ゆっくりと押し倒して、キスを続ける。
唇を舌でこじ開けて、ぼんさんの舌と絡める。
『んッ…んぅ…ふぁ…』
少し苦しくなってきたのか、僕の胸をとんとんと叩いてきたけど、もう止められなかった。
ぼんさんが悪い。
僕を相手に選んだことを後悔させたくなった。
唇を離すと潤んだ目で見つめ、『苦しかった…』と息を整えながら言う。
その顔ですら唆る。
「これは練習ですから…」
『…うん…練習』
優しく頬を撫でると、微笑んでくれた。
「続き…しますよ…」
頷く貴方に、
僕はもう一度、
唇を重ねた。
コメント
2件
🦍さんの気持ちを考えると…胸が痛く話ですね😢 でも、やりきる🦍さん……漢でカッコイイ‼️(〃∇〃)