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第2話「最前線部隊」
朝日が冷たい空気を切り裂き、セツナは配属先の部隊名を告げられた。
第九特別戦闘隊“突撃隊”——そこは国の最前線を担う精鋭たちの集まりだった。
「黒瀬セツナ、君はここでやっていけるか?」
指揮官のシャオロンは無骨だが、鋭い眼差しで見つめる。
その隣に立つコネシマが、柔らかく声をかけた。
「よろしくな、新入り。死にたくなければスコップで先にやれ」
笑みを浮かべる副官の言葉に、緊張が少し和らいだ。
「……はい!」
⸻
訓練と実戦はまったく異なった。
爆発音、銃声、仲間の叫び声——すべてが現実だった。
セツナの手は震えた。だが、覚悟を決めて敵を狙う。
「セツナ!右だ、撃て!」
命令が飛び、弾丸が飛び交う。
敵が倒れ、仲間が救われる瞬間。
コネシマが笑顔で言った。
「やるじゃねえか、新入り」
⸻
その夜、倒れ込むようにベッドに戻ったセツナの前に現れたのは、情報部隊の幹部、ショッピだった。
「君、今日機密ネットワークに少し触れたよな?」
「えっ……?」
「この国には“見ちゃいけない情報”がある。知らなかったのか?」
不安が胸をよぎる。だがショッピは続ける。
「心配すんな。俺は嫌いじゃない。生き残れればな」
メンバーの口調などがおかしいかもです
すみません。